E・HERO(エレメンタルヒーロー) アイスエッジ/Elemental Hero Ice Edge》

効果モンスター
星3/水属性/戦士族/攻 800/守 900
1ターンに1度、自分のメインフェイズ1で手札を1枚捨てて発動する。
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
また、このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手の魔法&罠ゾーンにセットされたカード1枚を破壊する事ができる。

 LIMITED EDITION 14で登場した水属性戦士族下級モンスター
 E・HEROの一体であり、直接攻撃ができるようになる起動効果と、直接攻撃によって戦闘ダメージを与えた時、セットされた魔法・罠カード破壊できる誘発効果を持つ。

 この手のカードにはよく言われることだが、攻撃を通して魔法・罠カード破壊するのは簡単ではない。
 セットされたカードしか破壊できないため、既に発動している《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》などを破壊ロックを解除することもできない。
 それでも、セットされた《神の宣告》破壊《サイクロン》を通すなど、対ロックでは優秀な働きを見せる。
 また、攻撃力の低さ故に現在多くのデッキで採用されている《奈落の落とし穴》にかからず、そのまま効果破壊してしまう事が可能である。
 もちろん、《次元幽閉》《くず鉄のかかし》などに引っかかる可能性も十分考えられるのだが。

 似たような効果を持ったモンスターには、同じ種族レベルで、このカードよりも能力が高い《黒蠍−罠はずしのクリフ》が存在している。
 あちらは、《収縮》などで迎撃した場合も効果発動し、表側表示魔法・罠カード破壊出来る点で勝る。
 対して、手札1枚というコストが必要だが、直接攻撃することが出来る分こちらの方が効果の発動自体は容易と言える。
 【ネオスビート】では《E・HERO ネオス》墓地に送ったり?《E−エマージェンシーコール》の選択肢を増やすなど、このカードならではの運用法を考えていこう。
 HEROであり、同時に水属性であるため、《E・HERO アブソルートZero》の素材としては優秀。
 しかしそれならば既に優秀な効果を持つ《E・HERO オーシャン》がいるため優先度は下がる。
 4枚目以降の水属性E・HEROの座を《E・HERO バブルマン》と争う、と考えるべきか。
 《カースド・フィグ》《心鎮壷》と組み合わせるとかなり嫌らしい使い方が出来るだろう。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカード起動効果適用された後に《スキルドレイン》発動された場合、相手フィールド上にモンスターがいる時に直接攻撃できますか?
A:はい、直接攻撃を行うことができます。(10/12/24)