*《&ruby(エレメンタルヒーロー){E・HERO}; アナザー・ネオス/Elemental HERO Neos Alius》 [#l8b05603]
 デュアルモンスター
 星4/光属性/戦士族/攻1900/守1300
 このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
 通常モンスターとして扱う。
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
 このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
 ●このカードのカード名は、フィールド上に表側表示で存在する限り、
 「E・HERO ネオス」として扱う。
//テキストはDE02より

 [[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[下級]][[デュアル]][[モンスター]]。~
 [[E・HERO]]の一体であり、[[再度召喚]]する事で[[《E・HERO ネオス》]]として扱う[[ルール効果]]を得る。

 この[[カード]]単独ではただの[[アタッカー]]にしかならないが、非常に多くのサポートに恵まれており[[汎用性]]は高い。

-[[光属性]]サポート~
[[《オネスト》]]による[[戦闘]]補助、[[《カオス・ソーサラー》]]や[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]を[[特殊召喚]]するための[[コスト]]。~

-[[戦士族]]サポート~
[[《増援》]]による[[サーチ]]、[[《戦士の生還》]]による[[サルベージ]]。~
[[アタッカー]]として強力な[[《コアキメイル・ベルグザーク》]]の維持[[コスト]]。~
[[《不死武士》]]と共存。~

-[[E・HERO]]サポート~
[[《E−エマージェンシーコール》]]・[[《E・HERO エアーマン》]]による[[サーチ]]。~
[[《ヒーロー・シグナル》]]や[[《ヒーローアライブ》]]による[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]。~
[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]で[[攻撃力]]2900まで[[戦闘破壊]]圏内に。~
[[《E・HERO アブソルートZero》]]などの素材指定の緩い[[E・HERO]][[融合モンスター]]の[[融合素材]]。~
[[融合]]手段として[[《ミラクル・フュージョン》]]・[[《平行世界融合》]]・[[《超融合》]]に対応。~
[[墓地]]から[[《O−オーバーソウル》]]による[[特殊召喚]]、[[《ヒーロー・ブラスト》]]による[[除去]]・[[サルベージ]]。~

-[[ネオス]]サポート([[再度召喚]]後)~
[[ネオスペーシアン>N]]と[[コンタクト融合]]。~
[[《ラス・オブ・ネオス》]]による[[全体除去]]。~
[[フィールド魔法]][[《ネオスペース》]]による[[強化]]。~
[[《ネオス・ワイズマン》]]や[[《E・HERO ネオス・ナイト》]]・[[《レインボー・ネオス》]]の[[特殊召喚]]のための素材。~
[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]の場合は[[再度召喚]]する必要もない。

-[[デュアル]]サポート~
[[《デュアルスパーク》]]を利用した[[サクリファイス・エスケープ]]と[[除去]]。~
[[《デュアル・ブースター》]]での[[戦闘]]補助。~
[[《スーペルヴィス》]]の装備。~
[[《ブラック・ブルドラゴ》]]の[[シンクロ素材]]、[[《超合魔獣ラプテノス》]]の[[融合素材]]。~
[[《フェデライザー》]]で[[墓地]]へ直接[[サーチ]]。~

-[[通常モンスター]]サポート([[再度召喚]]前・[[墓地]])~
[[《思い出のブランコ》]]での[[蘇生]]。~
[[《ジャスティブレイク》]]で[[全体除去]]。~
4枚目以降の[[《デュアルスパーク》]]として使える[[《突撃指令》]]。~
[[《義賊の極意書》]]を使って[[ハンデス]]。~
[[《馬の骨の対価》]]で[[ドロー]]。~
他には[[《戦線復活の代償》]]・[[《ナチュラル・チューン》]]・[[《闇の量産工場》]]など。~

 [[ステータス]]も[[下級モンスター]]としては最高クラスであり、[[【E・HEROビート】]]や[[【ネオスビート】]]における主力[[アタッカー]]として活躍させる事ができる。~
 強力な[[《E・HERO エアーマン》]]による[[サーチ]]が可能なため、[[【スタンダード】]]にも採用される。~
 [[サーチ]]手段の多い[[光属性]][[アタッカー]]なので、[[【メタビート】]]でも人気が高い。~
 また、[[《スキルドレイン》]]が出ていても[[ネオス]]関連のサポートが受けられなくなる程度で、運用自体に影響は少ない。~
 そのため[[光属性]]軸の[[【スキルドレイン】]]として組み込むことも可能。~

 [[モンスター効果]]を使うには[[通常召喚]]の権利を消費し[[再度召喚]]する必要がある。~
 [[《E・HERO ネオス》]]とは違い、[[蘇生]][[カード]]で[[特殊召喚]]した後、さらに[[ネオスペーシアン>N]]を[[通常召喚]]し1[[ターン]]で[[コンタクト融合]]を行うという事ができない。~
 [[【コンタクト融合】]]では主に[[アタッカー]]として用いながら、「状況によっては[[《E・HERO ネオス》]]として扱う事ができる」程度に考えた方が良い。~
 また、[[《コンタクト・アウト》]]に対応していない点にも注意。~
 この[[モンスター効果]]を活かすなら[[《スーペルヴィス》]]・[[《血の代償》]]・[[《フォース・リリース》]]を使うと良い。~

 [[《デュアルスパーク》]]と[[《ヒーロー・ブラスト》]]を併用する事で強力な[[除去]]が行える。~
 [[相手]]がこの[[カード]]を[[破壊]]してこようものなら[[《デュアルスパーク》]]で[[サクリファイス・エスケープ]]を仕掛ける。~
 [[リリース]]したことで[[フィールド]]が空になったのをいいことに[[相手]]が仕掛けてこようものなら、直前に[[墓地]]に送ったのを利用し[[《ヒーロー・ブラスト》]]で[[破壊]]する。~
 ほとんどの[[下級モンスター]]を[[フリーチェーン]]で[[除去]]可能な点は大きく、相手の戦術を大きく妨害可能となる。~

-この[[カード]]を[[融合素材]]として[[融合召喚]]を行う場合、その[[融合召喚]]先がとても多い。~
指名するものは存在しないが、[[E・HERO]]・[[光属性]]・[[戦士族]]・[[ネオス]]・[[デュアル]]にはそれぞれ[[融合モンスター]]が存在する。~
また、[[再度召喚]]して[[《E・HERO ネオス》]]として扱えればさらに選択肢は増え、[[コンタクト融合]]の素材にもできる。~
[[コンタクト融合]]も含むと合計25種類の[[融合モンスター]]になれるので、その[[汎用性]]は非常に高い。~
また、この[[モンスター]]2体だけでも4種類の[[融合モンスター]]になることができる。~

-単に[[召喚]]しただけでは[[《ネオスペース》]]の恩恵を受けられない。~
[[《ネオスペース》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]をアップさせるには、[[再度召喚]]する必要がある。~

-[[デッキ]]の中や[[手札]]にある時は「[[効果モンスター]]」扱いである点に注意。~
[[《ヒーローフラッシュ!!》]]による[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]や、[[《高等儀式術》]]で[[墓地へ送る]]事はできない。~

-[[デメリット]]のない[[下級]][[戦士族]]で[[攻撃力]]が1800を超えたのは、[[下級モンスター]]が充実している[[戦士族]]にしては意外だが、この[[カード]]が初である。~

-[[イラスト]]は、[[ネオス>《E・HERO ネオス》]]に憧れている子供のような姿、もしくは[[ネオス>《E・HERO ネオス》]]の幼少期であろう姿をしている。~
英語名の「Alius」は、「another(アナザー/もう一つ、別の)」の語源となったラテン語で、意味も同じである。~

-アニメ出身でも漫画出身でもないOCGオリジナルの[[E・HERO]]。~
同一の立場には[[《E・HERO キャプテン・ゴールド》]]・[[《E・HERO ノヴァマスター》]]が存在する。

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では対戦相手として登場。~
[[【ネオスビート】]]を使用する。~
[[デュエル]]に負けた時に「次は本気で行くからな」と[[HERO]]らしからぬ潔くない台詞を発する。~
まだ子供であることの表れだろうか。~

--[[DUEL TERMINAL]]では十代が使用。~
専用ボイスは特に設けられていない。~
[[再度召喚]]し、[[《ラス・オブ・ネオス》]]の[[発動]]に利用されることがある。

**関連カード [#s1c604bc]
-[[デュアル]]

-[[E・HERO]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#x0335ed0]
-[[【ネオスビート】]]
-[[【E・HERO】]]
-[[【E・HEROビート】]]
-[[【コンタクト融合】]]

**収録パック等 [#v3261a46]
-[[TACTICAL EVOLUTION]] TAEV-JP018 &size(10){[[Super]]};
-[[デュエリストパック−十代編3−]] DP06-JP006 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]] DT12-JP002 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP008 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#lf887ea0]
Q:[[《光と闇の竜》]]がいる時に[[再度召喚]]した場合、[[無効]]化されますか?~
A:[[再度召喚]]は[[通常召喚]]扱いのため[[《光と闇の竜》]]によって[[無効]]化されません。~