E・HERO(エレメンタルヒーロー) ネオス・ナイト》

融合・効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守1000
「E・HERO ネオス」+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、このカードの融合素材とした
「E・HERO ネオス」以外のモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
このカードが戦闘を行う場合、相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる。

 Vジャンプ(2010年4月号) 付属カードで登場する光属性戦士族融合モンスター
 E・HEROの1体であり融合召喚でしか特殊召喚できない効果
 さらに融合素材とした《E・HERO ネオス》以外のモンスター攻撃力の半分を自身に加算する効果2回攻撃できる効果、さらに戦闘ダメージを与えられない効果を持つ。

 融合素材の指定が緩く、【E・HERO】ならば戦士族が主体となるため、融合召喚は比較的容易。
 《E・HERO エアーマン》召喚し、《E・HERO ネオス》手札加えることで簡単に融合召喚できる。
 【E・HERO】ならば必須カードとされる《沼地の魔神王》《E・HERO ネオス》の代用として使用できるため、わざわざデッキをいじる必要もなく、融合を狙える。
 モンスターによっては非常に高い攻撃力を得られ、さらに2回攻撃も可能なためモンスター同士での戦闘能力はかなり高い。

 ただ、戦闘に関しては強力な効果を持っているものの相手プレイヤーダメージを与えられないデメリットをも持つため、このカード相手ライフを大幅に削るということはできない。
 高い攻撃力2回攻撃を活かしたいのであれば、《ジャンク・アタック》《アームズ・エイド》等を使ってひと手間かける必要がある。
 更にE・HEROには、効果相手モンスターを全滅させることができる《E・HERO アブソルートZero》や、全体攻撃効果を持ち戦闘ダメージも与えられる《E・HERO ワイルドジャギーマン》がいる事から、それらを融合召喚できる状況で敢えてこのカードを優先する場面は少ない。
 また、対モンスター性能では《E・HERO Great TORNADO》《E・HERO ガイア》を使用した方が有効となる場面がほとんどである。
 ただし、上記のカードたちに比べ、補助や連携が無くともこのカード1枚で複数の強敵を処理できる攻撃力2回攻撃を生み出せる点などがこのカードを優先する理由になる。

 このカードの最大の利点は、やはりその融合素材の条件の緩さであろう。
 【ネオスビート】【コンタクト融合】等、メインデッキ《E・HERO ネオス》が入っているデッキでは《未来融合−フューチャー・フュージョン》によって《E・HERO ネオス》《クロス・ポーター》《ネクロ・ガードナー》《D−HERO ディアボリックガイ》《不死武士》等、墓地に送る?メリットのあるモンスター落とすことで大きなアドバンテージが得られる。
 《D−HERO ディアボリックガイ》以外の上記のモンスターは他の融合モンスターでは墓地に送る?ことができないため、このカードを用いる大きな意義になりうる。
 《クロス・ポーター》に至っては墓地《E・HERO ネオス》手札ネオスペーシアンコンタクト融合には非常にベストな状況を作り出せるため相性は抜群と言える。
 融合召喚のしやすさを活かして、《ミラクル・フュージョン》《平行世界融合》から突如現れて相手の場を荒らしていくだけでも十分強力。
 《超融合》相手戦士族モンスターを巻き込み易くなったのも便利であり、採用率の高い《ゴヨウ・ガーディアン》《ギガンテック・ファイター》吸収しつつ攻撃力が4000近くにまで上昇したこのカードで2回攻撃を行えば、相手の場をがら空きにすることも難しくはないだろう。

関連カード

収録パック等