*《&ruby(ナンバーズ){No.};100 ヌメロン・ドラゴン》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク1/光属性/ドラゴン族/攻   0/守   0
 同じランクの同名「No.」Xモンスター×2
 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、
 フィールドのXモンスターのランクの合計×1000アップする。
 (2):このカードが効果で破壊された時に発動できる。
 フィールドのモンスターを全て破壊する。
 その後、お互いは自身の墓地の魔法・罠カードを1枚選んでフィールドにセットする。
 (3):このカードが墓地に存在し、自分の手札・フィールドにカードが無い場合、
 相手の直接攻撃宣言時に発動できる。
 このカードを特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:3/19発売のVJより

 [[コレクターズパック−閃光の決闘者編−]]で登場する[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[ランク]]の合計に比例した[[自己強化]]を行う[[効果]]、[[効果]]で[[破壊された]]場合に[[フィールド]]の[[モンスター]]を全て[[破壊]]して[[お互い]]に[[墓地]]の[[魔法・罠カード]]1枚を[[セット]]する[[効果]]、[[相手]]の[[直接攻撃]]の際に[[自己再生]]する[[効果]]を持つ。~

 同[[ランク]]の[[同名>同名カード]][[No.]]2体を[[エクシーズ素材]]に要求するので、単純に考えて同じ[[レベル]]の[[モンスター]]4体を展開する必要がある。~
 一つの[[ランク]]に特化し、[[エクストラデッキ]]に[[同名>同名カード]][[No.]]を複数枚投入する[[デッキ]]で出すのが基本となる。~
 [[ランク]]4中心で[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[キーカード]]とする[[【希望皇ホープ】]]、[[ランク]]10中心で場持ちの良い[[《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》]]を採用する[[【列車】]]などが例として挙げられる。~
 前者は[[墓地]]に[[《No.39 希望皇ホープ》]]が溜まり易く、後者は[[耐性]]により[[墓地]]に行きやすいので、[[蘇生]][[カード]]を多めに入れておけば[[エクシーズ召喚]]しやすくなる。~
 ちなみに、[[エクシーズ素材]]がある状態なら[[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]も出せるので、状況に応じて使い分けたい。~

 (1)の[[自己強化]]は[[フィールド]]の全ての[[ランク]]の合計値に比例する。~
 単独では1000ポイントの[[強化]]にしかならないので、複数の[[エクシーズモンスター]]がいる状況か、高[[ランク]][[エクシーズモンスター]]がいる状況で出したい。~
 [[強化]]値そのものの比率は高く、[[ランク]]4[[モンスター]]が1体存在するだけで[[攻撃力]]は5000にもなる。~
 [[相手]][[フィールド]]の[[ランク]]もカウントされるので、状況次第ではこの[[カード]]の[[攻撃]]1回で[[1ターンキル]]にもなり得るだろう。~
 高[[ランク]][[エクシーズモンスター]]と共に並べるのが理想だが、この[[カード]]を出すために消費が増えやすいのが難点。~
 [[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《リビングデッドの呼び声》]]を使い、[[コスト]]として取り除かれた[[エクシーズモンスター]]を[[蘇生]]、[[効果解決時]]の[[ランク]]を増やすという技もある。~

 [[RUM軸【金華猫】>【金華猫】#RUM]]のような[[デッキ]]なら[[《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》]]を出しやすく、[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]も[[No.]][[蘇生]][[効果]]を持つため出しやすい。~
 [[《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》]]を並べて[[エクシーズ召喚]]し、[[ランク]]10の[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]と並べば[[攻撃力]]11000にまで跳ね上がる。~
 [[《クリボルト》]]は[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]の[[エクシーズ素材]]を取り除きつつ、自身が[[《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》]]の[[エクシーズ素材]]にもなれるため特に相性が良い。~
 (手順は[[《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》]]のページを参照。)~

 変わったところでは[[《CX 冀望皇バリアン》]]とも相性が良く、この[[カードの効果]]をコピーすれば即座に7000以上の[[攻撃力]]を得られる。~
 [[エクシーズ素材]]が少ない状態でも問題ないため、[[RUM]]を[[使用]]する[[デッキ]]であれば、[[《CX 冀望皇バリアン》]]を出すこと自体は比較的容易である。~
 一方で、コピー[[対象]]にするためのこの[[カード]]をどうやって[[墓地へ送る]]かが大きな問題となる。~

 (2)は[[フィールド]]の[[モンスター]]を全て[[破壊]]し[[魔法・罠カード]]を[[お互い]]に[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[効果]][[破壊]]の[[トリガー]]は[[自分]]の[[カード]]でも[[発動]]するため、[[全体除去]]として使うこともできる。~
 [[《激流葬》]]などだと意味がなくなるため、基本は[[《天空の虹彩》]]などの[[単体除去]]を使うのが良いだろう。~
 [[破壊]]される場所はどこでも良いので、[[《甲虫装機 エクサビートル》]]等で[[装備カード]]とした後の[[効果]][[破壊]]でも[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[魔法・罠カード]]は[[自分]]の[[ターン]]であれば、[[速攻魔法]]以外の[[魔法カード]]を[[セット]]して、即座に[[発動]]できる。~
 [[相手]]も[[セット]]できてしまうのが難点だが、[[セット]]された[[罠カード]]、[[速攻魔法]]はその[[ターン]]は[[発動]]できないため、[[《サイクロン》]]などで安全に処理はできる。~
 [[《リミット・リバース》]]であれば[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に使いこの[[カード]]を[[蘇生]]、[[自分]]の[[ターン]]に[[守備表示]]にして[[全体除去]]、[[魔法・罠カード]][[セット]]という流れが可能。~
 逆に[[相手]][[ターン]]では、[[相手]]に[[魔法・罠カード]]の再利用機会を与えてしまうので[[発動]]は避けたい。~

 (3)の[[効果]]は[[発動]]回数の制限がないので、[[発動条件]]さえ満たしていれば[[相手]]の[[攻撃]]をこの[[モンスター]]1体で止め続ける事ができる。~
 ただし、[[自分]]の[[手札]]と[[フィールド]]に[[カード]]がないという[[発動条件]]が非常に厳しく、(2)の[[効果]]との相性も悪い。~
 よっぽど追いつめられた時にしか使えない上、[[除外]]などであっさり突破されるため、運が良ければ緊急時の[[壁]]になる事もある、程度に認識しておいた方が良い。~
 素材の関係上併用は難しいが、一応[[フィールド]]を空けつつ[[除外]]されたこの[[カード]]を[[墓地]]に戻せる[[《PSYフレームロード・Ω》]]とは相性が良い。~

 基本的に(2)や(3)の[[効果]]はオマケとして見た方が良く、やはり(1)の[[効果]]で[[攻撃力]]を莫大に上げての[[1ターンキル]]向けの[[モンスター]]と言える。~
 上記の[[RUM軸【金華猫】>【金華猫】#RUM]]の様に[[自分]]から布陣を作ることを目的にしても良いが、[[相手]][[フィールド]]の状況次第で[[1ターンキル]]を仕掛けられる[[アタッカー]]として採用してみるのも良い。~
 数が少ない[[ランク]]2を中心とする[[【マリスボラス】]]の様な[[デッキ]]では[[エクストラデッキ]]の枠も用意しやすいので[[ピン挿し]]も考えられる。~

//-変わったところでは[[《CX 冀望皇バリアン》]]とも相性が良く、この[[カードの効果]]をコピーすれば即座に7000以上の[[攻撃力]]を得られる。~
//[[エクシーズ素材]]が少ない状態でも問題ないため、[[RUM]]を[[使用]]する[[デッキ]]であれば、[[《CX 冀望皇バリアン》]]を出すこと自体は比較的容易である。~
//一方で、コピー[[対象]]にするためのこの[[カード]]をどうやって[[墓地へ送る]]かが大きな問題となる。~
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-[[エクシーズ素材]]に同じ[[ランク]]を必要とするのは、恐らくアニメで3体の[[ランク]]8の[[No.]]の共鳴によりこの[[カード]]が誕生したという下記の経緯を再現したものだろう。~
ただし、アニメ・漫画の設定では[[No.]]は1枚ずつしか存在しないため、[[同名カード]]を求める点にはやや違和感が残る。~
現に作中では同[[ランク]]だが別の[[カード]]で誕生しており、素材に必要な数も異なるため、この辺りの違いは[[カード]]パワーの調整という面が大きいと思われる。~

-[[イラスト]]では、左肩に自身のナンバーである「100」が描かれている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALシリーズに登場する[[No.]]の1枚。~
「ヌメロン・コード」を機能させるために必要な鍵にして、作中では「[[ギャラクシーアイズ]]の真の姿」とも言われている。~
ZEXAL&ruby(セカンド){II};の「カイトvsミザエル」(3戦目)が決着した直後に[[《No.46 神影龍ドラッグルーオン》]]・[[《No.62 銀河眼の光子竜皇》]]・[[《No.107 銀河眼の時空竜》]]の共鳴によって誕生し、カイトの手に渡った。~
そしてミザエルを経由して遊馬に託され、「遊馬&ナッシュvsドン・サウザンド」戦で[[デュエル]]に登場。~
[[《CNo.1000 夢幻虚しんヌメロニアス》>《ドン・サウザンド/モンスターB》]]の[[直接攻撃]]時に[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]され、[[《CNo.1000 夢幻虚しんヌメロニアス》>《ドン・サウザンド/モンスターB》]]の[[攻撃力]]を0にして[[攻撃]]を防いだ。~
直後に[[《CNo.1000 夢幻虚しんヌメロニアス》>《ドン・サウザンド/モンスターB》]]の[[効果]]で[[破壊された]]が、自身の[[効果]]で[[モンスター]]を一掃し、[[通常魔法]]《ヌメロン・ストーム》で[[破壊]]されていた遊馬達の[[魔法・罠カード]]を元の状態に[[戻した>戻す]]。~
その後、[[通常罠]]《希望の絆》で[[蘇生]]され、[[通常罠]]《ライジング・ホープ》で[[《No.39 希望皇ホープ》]]に自身の[[自己強化]][[効果]]を与え、[[攻撃力]]を25500まで上げた。~

--アニメでの[[テキスト]]は以下の通り。~
「モンスターアカデミー」では、当初[[エクシーズ素材]]を使う[[効果]]が隠されていた。~
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク1/光属性/ドラゴン族/攻   0/守   0
 レベル1モンスター×2
 このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。 
 自分の手札が0枚で自分フィールド上にカードが存在しない場合、 
 相手モンスターエクシーズの直接攻撃宣言時、 
 このカードはエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。 
 このカードと戦闘を行うモンスターの攻撃力はバトルフェイズの間だけ0になる。 
 このカードが破壊された時、フィールド上に存在するモンスターを全て破壊し、 
 このターンにフィールド上で破壊された全ての魔法・罠カードを破壊された前の状態に戻す。 
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。 
 このカードの攻撃力はバトルフェイズの間だけ、 
 フィールド上に存在するモンスターエクシーズのランクの合計×1000ポイントアップする。
[[エクシーズ召喚]]に必要な素材、[[強化]]の期間、[[特殊召喚]]条件、[[魔法・罠カード]]の[[戻し>戻す]]直しなど相違点があり、[[弱体化]][[効果]]が削除された。~
特に[[エクシーズ素材]]については厳しい素材指定がなされてしまい、総合的にはアニメ版より[[弱体化]]している。~

---[[ギャラクシーアイズ]]の真の姿のためか、[[自己強化]][[効果]]は[[《No.62 銀河眼の光子竜皇》]]、[[フィールド]]の[[カード]]を元に戻す[[効果]]は[[《No.107 銀河眼の時空竜》]]をある程度意識したものとなっている。~

---上述の[[テキスト]]は、「遊馬&ナッシュvsドン・サウザンド」戦の最中に覚醒して浮かび上がったものである。~
それまでの[[テキスト]]欄は白地であり、[[イラスト]]も白地で、[[ランク]]も表示されていなかった。~
--覚醒時には[[フィールド]]が光で包まれ、光の中から月で命を落としたはずのカイトの幻影が声と共に現れる演出がなされた。~
この際、[[エクストラデッキ]]からいきなり[[特殊召喚]]されるという前例のなかった点に関しては、数々の[[パワーカード]]を使うドン・サウザンドですら唖然としていた。~

--[[特殊召喚]]時の口上は「宇宙創造の鍵、今こそ闇の扉を開き、未来を、その咆哮とともに導け!降臨せよ、《No.100 ヌメロン・ドラゴン》!」。~

---「闇の扉を開き」という口上の割には[[光属性]]である。~
[[《CNo.1000 夢幻虚しんヌメロニアス》>《ドン・サウザンド/モンスターB》]]等も「光に鉄槌を」といいつつ[[光属性]]だったが、あちらは光に鉄槌を下すのに対し、こちらは闇の扉を開くという点で対になっている。~

--この[[カード]]の元になった1匹のドラゴンは作中世界の全ての始まりとされており、万物を作り変えるヌメロン・コードを創造した存在でもある。~
そのため、この[[カード]]の存在そのものがヌメロン・コードの鍵となっていた。~
//それ以前に説明された設定と相反する後付け設定であるため記述する必要なし
//後付だと判断するのは勝手な話だな。というかたとえ後付だろうと、このカードの特異性に関わるほど重要な設定なのに記述しないほうが不自然。ほかのカードを見てもね。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[No.]]

//―《No.100 ヌメロン・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[コレクターズパック−閃光の決闘者編−]] CPF1-JP021 &size(10){[[Ultra]],[[Collectors]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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