*《&ruby(ナンバーズ){No.};46 &ruby(しんえいりゅう){神影龍};ドラッグルーオン/Number 46: Dragluon》 [#u0916886]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
 ドラゴン族レベル8モンスター×2
 自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
 以下の効果から1つを選択して発動できる。
 ●手札からドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
 ●相手フィールド上のドラゴン族モンスター1体を選択してコントロールを得る。
 ●相手ターン終了時まで、相手フィールド上のドラゴン族モンスターは効果を発動できない。

 [[SHADOW SPECTERS]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[自分]][[フィールド]]上に他の[[モンスター]]が存在しない場合、3種類の[[効果]]うち1つを選んで[[発動]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[重い]][[ランク]]8[[エクシーズモンスター]]にも関わらず、[[エクシーズ素材]]も指定されている。~
 [[モンスター効果]]の[[発動条件]]として、他の[[モンスター]]が存在していてはならず、活用するためには出し方自体から工夫する必要がある。~
 [[【聖刻】]]で[[《神龍の聖刻印》]]等を用いれば出すこと自体は容易であり、[[《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》]]で[[リリース]]の基点とした[[モンスター]]を[[レベル]]8にすれば[[エクシーズ素材]]にして活用できる。~
 [[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]・[[《Sin 青眼の白龍》]]は[[特殊召喚]]しやすいが、[[Sin]][[モンスター]]は[[フィールド]]に1体しか存在できないため、[[《星間竜パーセク》]]など別種の[[モンスター]]を用意する必要がある。~
 [[ランク]]8で[[ドラゴン族]]では展開手段が豊富な[[《銀河眼の光子竜》]]が上げられるが、[[《銀河騎士》]]が使えないためここでも出しにくい。~
 この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]には[[《限界竜シュヴァルツシルト》]]等の単体で呼びやすいものを使うのが理想的。~
 [[《ダークストーム・ドラゴン》]]で[[《スーペルヴィス》]]を[[墓地]]へ送り、[[魔法・罠カード]]を[[除去]]しつつ[[レベル]]8の[[ドラゴン族]]を[[蘇生]]させてもいい。~
 他、アニメ通り[[《幻木龍》]]と[[《幻水龍》]]を用いてもいい。~

 第1の[[効果]]は[[手札]]から[[ドラゴン族]]を展開する[[効果]]。~
 この[[カード]]が出せる[[デッキ]]は必然的に[[最上級]][[ドラゴン族]]が多くなるため、[[手札事故]]回避の意味でも悪くない[[効果]]ではある。~
 だが、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]なら[[発動条件]]も[[コスト]]もなしで[[効果]]を[[発動]]できる上に[[墓地]]からの[[蘇生]]も可能で、あちらの方が[[フィールド]]に出しやすい。~
 そもそもこの[[カード]]を出すために[[レベル]]8を用意する都合上、[[エクシーズ召喚]]できるならば他の[[カード]]で展開が行えるという事もあり、どうも中途半端である。~
 2枚目の[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]として使うにしても、素材の[[ドラゴン族]]自体が強力なものが多いため、それらを素材にしてまでこの[[カード]]で[[特殊召喚]]したいかは[[デッキ]]に左右される。~

 第2の[[効果]]は[[ドラゴン族]]を[[コントロール奪取]]する[[効果]]。~
 一度[[発動]]すれば永続的に[[コントロール]]を得られるので、相手次第ではかなり刺さる[[効果]]である。~
 ただ、[[【ドラゴン族】]][[相手]]でも[[エクシーズ召喚]]などで[[ドラゴン族]]以外を出されて[[効果]]を使えない場合も多く発揮できないことも多い。~
 それでも[[ドラゴン族]]は[[汎用性]]の高い[[カード]]も多く、決まれば[[1ターンキル]]に近い[[戦闘ダメージ]]を叩き出せ[[モンスター]]によっては返しの[[ターン]]にも強くなる、かなり強力な[[効果]]と言える。~

 第3の[[効果]]は[[相手]][[フィールド]]上での[[ドラゴン族]]の[[効果]][[発動]]を封じる[[効果]]。~
 しかし[[手札]]や[[墓地]]の[[効果]]や[[永続効果]]を封じられないので、[[征竜]]などには全く意味がない。~
 また、[[ドラゴン族]]以外の[[モンスター]]には全く影響がないため、第2の[[効果]]共々[[ドラゴン族]]をあまり投入しない[[デッキ]]には通用しない。~
 仮に[[【ドラゴン族】]]が[[相手]]でも、同様に[[エクシーズ召喚]]などで[[ドラゴン族]]以外を出されあっさり突破される場合もあるため、穴が多い。~

 また、第1・第2の[[効果]]を使って[[モンスター]]が増えると、次の[[ターン]]にこの[[カード]]の[[効果]]が使えなくなる点に注意したい。~
 その他、同じ[[ドラゴン族]]で見ても、第2の[[効果]]は[[《聖刻神龍−エネアード》]]で[[除去]]する方が[[汎用性]]が高く、第3の[[効果]]の場合なら[[《No.107 銀河眼の時空竜》]]でも間に合う事も少なくないだろう。~
 [[効果]]使用後は[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]で[[《CNo.15 ギミック・パペット−シリアルキラー》]]や[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]にしてもいい。~

 主に第1の[[効果]]か、[[環境]]次第で第2の[[効果]]を中心に使う事になるだろう。~
 しかし、第1の[[効果]]も含めて非常に中途半端であり、先述の通り第1の[[効果]]に関しても[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]という強力なライバルがいる。~
 第2・第3の[[効果]]を使いこなせれば利点を見出しやすいが、[[種族]][[メタ]]かつ縛り付きのため、使用する[[デッキ]]・場面が大きく限定されてしまう。~
 一応[[ドラゴン族]]を[[宣言]]した[[《DNA改造手術》]]を併用すれば、自身の[[エクシーズ召喚]]も多少楽になり、第2・第3の[[効果]]を活かせる機会は多くなる。~

 [[ランク]]8を採用するタイプの[[【征竜】]]では[[ミラーマッチ]]の際の[[メタ]]になり、また素材の[[ステータス]]も低い事から活用がしやすい。~
 むしろ素材と[[メタ]]の都合上、用いる事ができるのはほぼ[[【征竜】]]だけと言ってもいいだろう。~
 だが[[【征竜】]]を初めとして強力な[[エクストラデッキ]]の[[ドラゴン族]][[モンスター]]は少なくないため、出せるならば他の[[【ドラゴン族】]]全般で枠を割く価値もあるか。~

-[[イラスト]]では、翼に自身のナンバーである「46」が書かれている。~

-名前の由来は、ドラゴン+「グルーオン(Gluon)」か。~
グルーオンは素粒子物理学において[[フォトン]](光子)と同じゲージ粒子に分類される粒子の1つ。~
アニメでは、この[[カード]]は[[フォトン]]の使い手であるカイトの手に渡り、また[[タキオン>《No.107 銀河眼の時空竜》]]の使い手であるミザエルと深い関係を持つ[[モンスター]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};に登場した、遺跡に眠る[[No.]]の1枚。~
「カイトvsジンロン」戦においてジンロンが使用。~
[[《幻木龍》]]と[[《幻水龍》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~
[[効果]]により[[《武装神竜 プロテクト・ドラゴン》>《武装神竜プロテクト・ドラゴン》]]や[[《魂食神龍 ドレイン・ドラゴン》>《魂食神龍ドレイン・ドラゴン》]]を展開し、自身は[[効果]]により姿を隠した。~
さらにカイトの[[《銀河眼の光子竜》]]の[[効果]]を[[無効]]化し続けた上、[[エクシーズ素材]]と他の[[ドラゴン族]]が存在しなくなった後に自身の[[効果]]で[[《銀河眼の光子竜》]]の[[コントロール]]を得た。~
最終的に[[《オーバーレイ・スナイパー》]]により[[弱体化]]され、[[《オーバーレイ・ブースター》]]によって[[強化]]された[[《超銀河眼の光子龍》]]に[[攻撃]]され敗北した。~
[[デュエル]]終了後はカイトに託され、「カイトvsミザエル」(3戦目)で登場。~
[[《双龍降臨》]]の[[効果]]で[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]され、[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]と[[相打ち]]になった。~
[[デュエル]]終了後、[[《No.62 銀河眼の光子竜皇》]]、[[《No.107 銀河眼の時空竜》]]と共に《No.100 ヌメロン・ドラゴン》を呼び出した。~
[[攻撃]]名は「火炎神激」。~

--アニメでは以下の[[テキスト]]だった。
 ドラゴン族レベル8モンスター×2
 このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
 相手フィールド上に存在するドラゴン族モンスターの効果は無効化される。
 フィールド上にこのカード以外のドラゴン族モンスターが存在する限り、
 相手はこのカードを攻撃対象に選択する事ができず、
 このカードはカードの効果の対象にならない。
 自分フィールド上にこのカード以外のドラゴン族モンスターが存在しない場合、
 このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
 自分の手札からドラゴン族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
 自分フィールド上にこのカード以外のドラゴン族モンスターが存在せず、
 このカードのエクシーズ素材も存在しない場合、
 相手フィールド上に存在するドラゴン族モンスター1体を選択して発動する事ができる。
 選択した相手モンスターのコントロールを得る。
 この時、相手プレイヤーはライフポイントを半分払う事で、
 選択したモンスターを破壊する事ができる。
アニメ[[効果]]のままだと強力すぎるためか、[[効果]]が全面的に削除・制限され、大幅に弱体化されている。~
アニメでは[[対象]]にならない[[効果]]により、名前の通り他のドラゴンの影に徹していたが、[[OCG]]では名前の名残がなくなってしまった。~

--[[エクシーズ召喚]]の際の台詞は「現れろ、No.46!雷鳴よ、とどろけ。稲光よ、きらめけ。顕現せよ、我が金色の龍、神影龍ドラッグルーオン!」~

--[[エクシーズ召喚]]された直後は、白い体毛が複雑多様に絡み合った物体の姿をしており、そこから展開して[[イラスト]]の姿になった。~

--ジンロンが使用した[[罠カード]]《&ruby(ドラゴンダンス){神龍演武};》の[[イラスト]]では、[[《幻水龍》]]と共に描かれている。~
また、「ミザエルvsドン・サウザンド」戦で登場した[[通常魔法]]《竜皇の宝札》の[[イラスト]]にも描かれている。

--アニメでの鳴き声は5D'sに登場した「赤き竜」と同じである。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#uc8416b7]
-[[No.]]

-[[《竜魔人 キングドラグーン》]]

//―《No.46 神影龍ドラッグルーオン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**[[エクシーズ素材]]に使用できる[[レベル]]8・[[ドラゴン族]]の[[モンスター]] [#fdc486ef]
 [[召喚制限]]のないものは[[《ドラゴニック・タクティクス》>《ドラゴニック・タクティクス》#m2146d36]]参照

-[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]
-[[《コアキメイル・マキシマム》]]
-[[《魂食神龍ドレイン・ドラゴン》]]
-[[《裁きの龍》]]
-[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]
-[[《Sin 青眼の白龍》]]
-[[《聖刻龍−セテクドラゴン》]]
-[[《破壊竜ガンドラ》]]
-[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]
-[[《フェルグラントドラゴン》]]
-[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]
-[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]
-[[《モンタージュ・ドラゴン》]]
-[[《光と闇の竜》]]

-[[《超合魔獣ラプテノス》]]
-[[《冥界龍 ドラゴネクロ》]]
-[[《メテオ・ブラック・ドラゴン》]]

-[[《インフェルニティ・デス・ドラゴン》]]
-[[《えん魔竜 レッド・デーモン》]]
-[[《玄翼竜 ブラック・フェザー》]]
-[[《スクラップ・ドラゴン》]]
-[[《スターダスト・ドラゴン》]]
-[[《閃こう竜 スターダスト》]] 
-[[《ダークエンド・ドラゴン》]]
-[[《太陽龍インティ》]]
-[[《ドラグニティナイト−バルーチャ》]]
-[[《ブラック・ブルドラゴ》]]
-[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]
-[[《魔王龍 ベエルゼ》]]
-[[《ライトエンド・ドラゴン》]]
-[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]]
-[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]
-[[《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》]]
-[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]

―自身の[[効果]]で[[レベル]]の変更が可能な[[ドラゴン族]][[モンスター]]
-[[《防覇龍ヘリオスフィア》]]
-[[《半月竜ラディウス》]] 
-[[《幻木龍》]]

**収録パック等 [#k193e565]
-[[SHADOW SPECTERS]] SHSP-JP050 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#lb812144]
Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[ドラゴン族]][[モンスター]]が存在しない時でも、[[発動]]を封じる[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(13/12/26)

Q:[[発動]]を封じる[[効果]]が[[適用]]された後に[[相手]][[フィールド]]上に出た[[ドラゴン族]][[モンスター]]もその[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]されます。(13/12/26)

Q:[[《DNA改造手術》]]で[[ドラゴン族]]になっている元々の[[種族]]が[[ドラゴン族]]でない[[モンスター]]の[[コントロール]]を奪った後で[[《DNA改造手術》]]の[[効果]]が[[適用]]されなくなった場合、その[[モンスター]]の[[コントロール]]はどうなりますか?~
A:その場合でも、[[コントロール]]はそのままです。(13/12/27)

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