*《あまのじゃくの&ruby(のろ){呪};い/Reverse Trap》 [#aba89175]
*《あまのじゃくの&ruby(のろ){呪};い/Reverse Trap》 [#top]
 通常罠
 発動ターンのエンドフェイズ時まで、攻撃力・守備力のアップ・ダウンの効果は逆になる。
 発動ターンのエンドフェイズ時まで、
 攻撃力・守備力のアップ・ダウンの効果は逆になる。
 ※[[エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタ>エラッタ#end]]に伴い、[[テキスト]]内の「[[エンドフェイズ]]時」は「[[ターン]]終了時」と読み替えて使用する。~

 [[BOOSTER3]]で登場した[[通常罠]]。~
 ステータスをアップ・ダウンする効果を逆転させる[[効果]]を持つ。~
 [[強化]]と[[弱体化]]を逆転させる[[効果]]を持つ。~

 [[装備カード]]を使う手もあるが、自身の攻守を下げる[[効果]]を持つ[[モンスター]]と併用するのが良い。~
 [[《秒殺の暗殺者》]]・[[《ボアソルジャー》]]・[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]等と、特に相性が良い。~
 他に、[[《不意打ち又佐》]]+[[《流星の弓−シール》]]なら高[[攻撃力]]で[[2回>2回攻撃]][[直接攻撃]]が可能。~
 [[《収縮》]]・[[《突進》]]より使い勝手は劣るが、[[相手]]の[[攻撃]]に合わせて[[カウンター]]する手もあり使える幅は意外と広い。~
 [[《収縮》]]等より使い勝手は劣るが、[[相手]]の[[攻撃]]に合わせて[[カウンター]]でき、使える幅は意外と広い。~
 [[自己強化]]などで大幅に[[強化]]して攻めてきた[[相手]]の度肝を抜くことができるだろう。~
 自身の[[効果]]によって[[攻撃力]]がアップする[[モンスター]]も多く[[メタ]]の対象は広い。~
 とは言え、[[メタ]]として[[刺さる]]かは[[相手]]の[[デッキ]]に依存するため、基本的には[[自分]]の[[カード]]との[[コンボ]]を考えて投入したい。~

 普段ならアップ(ダウン)するはずの[[攻撃力]]が丸々入れ替わるので、ステータスの変動値はかなり大きい。~
 [[《団結の力》]]で大幅に[[攻撃力]]をアップさせて意気揚々と攻めてきたところに[[発動]]してやれば相手の度肝を抜くことができる。~
 1つは、[[《流星の弓−シール》]]などの[[攻撃力]]が下がる[[装備カード]]との[[コンボ]]。~
 [[《不意打ち又佐》]]+[[《流星の弓−シール》]]なら高い[[攻撃力]]で[[2回>2回攻撃]][[直接攻撃]]が可能となる。~
 [[《リビング・フォッシル》]]で[[蘇生]]した[[下級モンスター]]も、元々の値が高めなら[[最上級モンスター]]級の[[ステータス]]に変わる。~

-偶数回[[発動]]したからといって逆の逆になるわけではない。
 もう1つは、[[攻撃力]]が下がる[[モンスター効果]]と絡める[[コンボ]]。~
 [[デメリット]][[モンスター]]以外でも、[[《ダークエンド・ドラゴン》]]は[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]した後、[[《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》]]は[[相手]][[モンスター]]からの[[戦闘破壊]]、もしくは[[自爆特攻]]で[[ライフ]]を払い続けた後、この[[カード]]で爆発的な[[攻撃力]]を得ることができる。~
 初期[[ライフ]]の状態から[[《ダイノルフィア・ケントレギナ》]]と[[コンボ]]できれば、[[1ターンキル]]も容易な[[攻撃力]]を得られる。~

-[[《巨大化》]]のような「アップ」「ダウン」ではない数値変化カードには[[効果]]が無い。~
基本的に、「プラス」「マイナス」「アップ」「ダウン」と書かれている場合が対象となり、「倍」「半分」「(具体的な数値)となる」と書かれている場合が対象外となる。~
-ややこしい[[効果]]なので以下に注意点や詳細を述べる。~

-[[《光と闇の竜》]]が存在しているときに使うと、その[[ターン]]のみ[[《光と闇の竜》]]の''特殊ルール''が適用される。~
詳しくは、[[《光と闇の竜》]]を参照。
--基本的に「プラス」「マイナス」「アップ」「ダウン」と書かれている場合が対象となる。~
[[《巨大化》]]のような「倍」「半分」「(具体的な数値)となる」と書かれた[[カード]]には[[効果]]が無い。~

-[[ダメージステップ]]では発動できない為[[《オネスト》]]にチェーンすることは不可能。~
しかし[[バトルステップ]]には発動できるので相手が[[光属性]]の[[モンスター]]で不自然な攻撃を仕掛けてきた場合このカードなら1枚の消費で戦闘をひっくり返す事が出来る。
--2回[[発動]]しても、逆の逆となり元に戻るということはない。~

-長らく[[絶版]]状態であったが、[[トーナメントパック2007 Vol.1]]にて再録されている。~
しかし[[トーナメントパック2007 Vol.1]]は既に配布終了しているため、実質的には現在も[[絶版]]状態といえる。
--[[強化]]、[[弱体化]]の影響を逆にするだけであり、[[モンスター]]に直接[[効果]]を与える[[カード]]ではない。~
[[効果を受けない]][[耐性]]と[[自己強化]]を併せ持つ[[モンスター]]の[[自己強化]]を[[弱体化]]に変えることも可能。~

--あくまでアップダウンが逆転する[[効果]]であり、直接[[ステータス]]変化に関する[[カード]]ではないため、[[ダメージステップ]]では[[発動]]できない。~
そのため、[[ダメージステップ]]内の[[コンバットトリック]]に対しての[[チェーン]][[発動]]は不可能である。~

-この[[カード]]の[[効果]][[適用]]中は、[[《光と闇の竜》]]や[[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]](裏の[[効果]])が[[1ターンに1度]]しか[[発動]]しなくなる''[[特殊ルール>特殊裁定]]''が[[適用]]される。~
1[[ターン]]で無限の[[攻撃力]]上昇を起こさせない為の苦肉の策である([[《光と闇の竜》]]も参照)。~

--この[[特殊裁定]]を起こさせない為か、後に登場した[[《ゴゴゴゴーレム−GF》]]や[[《召命の神弓−アポロウーサ》]]ではダウン処理→[[無効]]化という順番で記述されている。~
これならばこの[[カードの効果]]が[[適用]]されているとダウン処理が行われないので、[[無効]]化処理も[[適用]]されず、[[無限ループ]]の心配が無い。~

-旧[[テキスト]]では以下の様に「作用」という曖昧な言葉で記述されていた。~
 ターン終了時までパワーアップ・ダウンの効果は逆に作用する。
 ターン終了時にこのカードを破壊する。

-「あまのじゃく(天邪鬼)」とは人間の心を読んで物真似や逆撫でするような言動をしてからかうとされる日本の妖怪である。~
転じて「ひねくれた性格の人間」「他人の言動に反対行動をとる者」をさす。~
また、仏教において毘沙門天像の鎧についている鬼面や踏まれている悪鬼の像も「あまのじゃく(海若)」と呼ばれる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦において遊星の[[デッキ]]に投入されているのが確認できる。~
アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦で、遊星が寄せ集めの[[カード]]で構築した[[デッキ]]に投入されているのが確認できる。~

--アニメARC-Vの「遊矢vs権現坂vs沢渡vs月影」戦で沢渡が[[通常魔法]]《魔界台本「天邪鬼」》を[[発動]]した際、[[《魔界劇団−ビッグ・スター》]]がこの[[カード]]の[[イラスト]]の[[モンスター]]を模した衣装を身にまとう演出がなされた。~

**関連カード [#ob142eb8]
-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは、[[相手]]が[[装備魔法]]を[[発動]]した時に[[強制発動]]し、その[[強化]]を反対に[[弱体化]]させる[[効果]]を持つ。~
[[発動]]タイミング上1枚に対してしか効力を発揮できないが、その[[効果]]が永続的に作用する点では優れている。~
また、[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]では[[永続罠]]になっており、[[フィールド]]全体に影響を及ぼし続ける影響力の高い効果となっている。~
デュエルリンクスではイベントで登場するパラドックスの[[デッキ]]に投入されている。~
[[ステータス]]の高い[[Sin]][[モンスター]]に対抗するために[[強化]]・[[弱体化]]を行った場合、[[バトルフェイズ]]に[[発動]]して返り討ちを狙って来るため、[[除去]]手段が限られる都合上非常に戦いづらい。~

**関連カード [#card]
-[[《シモッチによる副作用》]]

**収録パック等 [#k8e4a86e]
-[[Booster R2]] B2-42
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER3]] &size(10){[[Rare]]};
-[[EX]]
-[[Booster R2]] B2-42
-[[EX-R]] EX-45
-[[トーナメントパック2007 Vol.1]] TP01-JP011

**FAQ [#n1aff298]
**FAQ [#faq]
Q:このカードは[[ダメージステップ]]で[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(直接攻守を変動させるわけではないため)~
A:いいえ、[[発動]]できません。(直接攻守を変動させるわけではないため)~

Q:この[[カードの効果]]適用中に[[《収縮》]]を[[発動]]した場合どうなりますか?~
A:その場合[[《収縮》]]の[[効果]]は通常通り適用されます。~
  「2倍にする」「半分にする」効果にこのカードは影響を与えません。
Q:この[[カードの効果]][[適用]]中に[[《収縮》]]を[[発動]]した場合どうなりますか?~
A:その場合[[《収縮》]]の[[効果]]は通常通り[[適用]]されます。~
  「2倍にする」「半分にする」[[効果]]にこの[[カード]]は影響を与えません。

Q:このカードの適用中、[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]は[[モンスター]]を[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]するたびに[[攻撃力]]が上昇します。~
  [[攻撃力]]2300で[[ターン]]を終了した場合、次の[[ターン]]に[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]の[[攻撃力]]はどうなりますか?~
Q:この[[カードの効果]][[適用]]中に[[攻撃力]]2300となった[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]がいます。~
  この[[ターン]]を終了した場合、次の[[ターン]]に[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:[[攻撃力]]はダウンするため、1900となります。~

Q:[[《冥王の咆哮》]]の「マイナスする」数値変動は、この[[カードの効果]]で逆転しますか?~
A:はい、逆転します。~
//メタル化はエラッタ済
//Q:[[《冥王の咆哮》]]の「マイナスする」数値変動は、この[[カードの効果]]で逆転しますか?~
//A:はい、逆転します。~
//メタル化、冥王の咆哮はエラッタ済

Q:[[《突進》]]が既に適用され、[[攻撃力]]2700となった[[モンスター]](本来の数値は2000)がいます。~
  このカードを[[発動]]したら、どうなりますか?~
A:既に適用された数値変動にも干渉するので、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]は1300(=2000-700)になります。(08/03/22)
Q:[[《突進》]]が既に[[適用]]され、[[攻撃力]]2700となった[[モンスター]](本来の数値は2000)がいます。~
  この[[カード]]を[[発動]]した場合、どうなりますか?~
A:既に[[適用]]された数値変動にも干渉するので、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]は1300(=2000−700)になります。(08/03/22)

Q:1回[[直接攻撃]]に成功し[[攻撃力]]1100となった[[《逆巻く炎の精霊》]]がいます。~
  このカードを[[発動]]したら、どうなりますか?~
A:既に適用された数値変動にも干渉するので、[[《逆巻く炎の精霊》]]の[[攻撃力]]は0になります。(08/03/22)
  この[[カード]]を[[発動]]した場合、どうなりますか?~
A:既に[[適用]]された数値変動にも干渉するので、[[《逆巻く炎の精霊》]]の[[攻撃力]]は0(100−1000だが、マイナスの[[攻撃力]]は無いため)になります。(08/03/22)

Q:[[《ヴェノム・スワンプ》]][[適用]]中、[[ヴェノムカウンター]]が乗っている[[攻撃力]]0の[[モンスター]]がいます。~
  《あまのじゃくの呪い》を[[発動]]すると[[攻撃力]]は[[ヴェノムカウンター]]の数×500アップしますか?~
  また、[[攻撃力]]が上がる場合、[[攻撃力]]が戻ったときに[[ヴェノムカウンター]]の[[効果]]で0になった扱いで[[破壊]]されますか?~
A:アップします。~
  また、[[攻撃力]]が戻った場合、「[[《ヴェノム・スワンプ》]]の[[エンドフェイズ]]の[[効果]]で[[カウンター]]が置かれることによって[[攻撃力]]が0になる」のではないので、[[破壊]]されません。(14/06/22)

Q:この[[カード]]が[[適用]]中に、[[《E・HERO ワイルドマン》]]に[[《デーモンの斧》]]を[[装備]]した場合[[攻撃力]]は幾つになりますか?~
  (この[[効果]]は、ルールに干渉するのか[[モンスター]]に干渉するのか)~
A:通常通り数値アップダウン逆転が[[適用]]され、[[攻撃力]]500(=1500−1000)になります。(11/04/20)

Q:《あまのじゃくの呪い》の[[効果]]が[[適用]]されている時、[[《禁じられた聖槍》]]の[[効果]]を受けた[[《カース・オブ・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]は幾つになりますか?~
//A:既に[[適用]]されている《あまのじゃくの呪い》の[[効果]]は受ける為、[[《カース・オブ・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]は800ポイントアップし2800となります。(12/05/24)
A:2800になります。(14/06/04)

Q:[[《禁じられた聖槍》]]の[[効果]]が[[適用]]されている時、《あまのじゃくの呪い》の[[効果]]を受けた[[《カース・オブ・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:2800になります。(14/06/04)

Q:[[《青眼の白龍》]]([[攻撃力]]3000)が[[《天狼王 ブルー・セイリオス》]]の[[効果]]を受け、その後で[[《強者の苦痛》]]が[[発動]]され[[攻撃力]]0になりました。~
  さらにその後でこの[[カード]]が[[発動]]された場合、[[《青眼の白龍》]]の[[攻撃力]]は6000(基本3000+ダウン分3000)になりますか?~
  6200(基本3000+ダウン分3200)になりますか?~
A:6200になります。(12/08/24)

Q:[[《青眼の白龍》]]([[攻撃力]]3000)が[[《強者の苦痛》]][[適用]]中に[[《天狼王 ブルー・セイリオス》]]の[[効果]]を受け、[[攻撃力]]0になりました。~
  さらにその後でこの[[カード]]が[[発動]]された場合、[[《青眼の白龍》]]の[[攻撃力]]は6000(基本3000+ダウン分3000)になりますか?~
  6200(基本3000+ダウン分3200)になりますか?~
A:6200になります。(12/08/24)

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