*《おろかな&ruby(まいそう){埋葬};/Foolish Burial》 [#v80a7147]
 通常魔法(制限カード)
 自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。
//最新テキストはストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−より

 [[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[デッキ]]から[[モンスター]]1体を[[墓地に送る]][[効果]]を持つ。~

 この[[カード]]の主な使い道は以下の通り。~
-戦況に応じた[[モンスター]]を[[墓地ヘ送り>墓地に送る]]、[[蘇生]]・[[サルベージ]]する。
-[[《馬頭鬼》]]・[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]・[[《ダンディライオン》]]等を[[墓地に送り>墓地に送る]]、[[効果]]を使用する。~
-[[《カオス・ソーサラー》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]等の[[特殊召喚]]や[[効果]]に必要な[[コスト]]を揃える。~
-[[《ゾンビキャリア》]]・[[《グローアップ・バルブ》]]・[[《黄泉ガエル》]]等を[[墓地に送り>墓地に送る]]、[[自己再生]]させる。~
-[[《マクロコスモス》]]・[[《次元の裂け目》]]を[[発動]]した上で、[[《ネクロフェイス》]]や[[《異次元の偵察機》]]を[[除外]]する。~
([[墓地に送る]]のは「[[コスト]]」ではなく「[[効果]]」であるため、問題なく[[除外]]できる。)~

 主な活躍の場は、[[《黄泉ガエル》]]・[[《ダンディライオン》]]で[[リリース]]要員を確保する[[【生け贄召喚】]]、[[蘇生]][[カード]]の多い[[【通常モンスター】]]・[[【アンデット族】]]等。~
 この他にも、[[墓地]]に存在することで意味を成す[[カード]]は多数存在し、多くの[[デッキ]]で活用される。~

 しかし、[[メリット]]のない[[モンスター]]を[[墓地に送る]]だけでは、1枚分の[[ディスアドバンテージ]]になってしまう。~
 どの[[モンスター]]を[[墓地に送る]]かは[[デッキ]]構築の段階から考えておく必要がある。~
 また、[[墓地に送る]]つもりだった[[モンスター]]を[[ドロー]]してしまう、もしくは終盤で[[デッキ]]に[[モンスター]]がいない状態でこの[[カード]]を引くと機能しなくなる恐れがある。~
 前者の場合、他の[[モンスター]]を[[墓地に送る]]ことで[[デッキ圧縮]]をすることも可能だが、[[メリット]]にはなりにくい。~

-[[効果発動時]]は宣言だけ、[[効果解決時]]にデッキを[[サーチ]]して[[墓地に送る]]カードを選び[[墓地に送る]]。~
[[効果発動時]]にデッキサーチをしてはいけない。~
また、[[サーチ]]後はデッキを[[シャッフル]]する。(後述参照)

-[[《死者蘇生》]]には注意が必要である。~
[[墓地]]へ送った強力な[[モンスター]]が[[相手]]に[[蘇生]]される可能性があるためだ。~

-[[禁止カード]]である[[《苦渋の選択》]]の後継とも言える。~

-「テキストが短い[[カード]]は強い」という不文律を体現している[[カード]]の一枚。~
[[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]以降の[[テキスト]]では、当初あった[[シャッフル]]の一文が削られ、さらに短くなった。

-かつて、「[[デッキ]]を[[シャッフル]]する」という同様の記述を持つ[[《シャインエンジェル》]]等の[[リクルーター]]とは異なり、[[デッキ]]を[[シャッフル]]するのは[[カードの効果]]であった。~
そのため、[[任意効果]]の[[《闇・道化師のペーテン》]]・[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]は、この[[シャッフル]]により[[発動]][[タイミングを逃して>タイミングを逃す]]しまっていた。~
しかし、[[カードの効果]]ではなくルールによる[[シャッフル]]という裁定が下り、[[タイミングを逃す]]ことなく[[発動]]可能になった。(08/04/14)~

-後に[[《終末の騎士》]]をはじめ、[[種族]]・[[属性]]等を限定した[[デッキ]]から[[墓地に送る]][[効果]]を持った[[モンスター]]が多数登場した。~

-長い間再録がされず、入手が難しい[[カード]]であった。~
最近は[[ストラクチャーデッキ]]や[[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]にて、再録されている。~

-[[墓地]]利用の[[カード]]が増え、[[デッキ]]によっては大きな[[アドバンテージ]]を得ることができたため、[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]の改訂において[[準制限カード]]に指定された。~
その後、[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]の[[制限改訂]]で[[制限カード]]になった。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「城之内vsリシド」戦にて城之内が使用。~
「[[自分]]の[[デッキ]]からカードを1枚選び[[相手]]の[[墓地]]に置く」というまさに”おろかな”[[効果]]であった。~
この[[効果]]では現実であれば[[《死者蘇生》]]くらいとしか[[シナジー]]しないが、城之内は原作[[効果]]の[[《墓荒らし》]]との[[コンボ]]を狙って投入しており、その[[コンボ]]を成功させている。~
アニメ版では[[カード名]]が《愚かな埋葬》と漢字であった。~

--アニメGXでは「十代vsローズ」でローズが使用。~
[[《黄泉ガエル》]]を[[墓地]]に送って、[[《ガエル・サンデス》]]の[[攻撃力]]を上昇させた。

--漫画GXでは「三沢vs万丈目」で三沢が使用。~
《九尾の狐》を[[墓地]]に送り、自身の[[効果]]で即座に[[特殊召喚]]した。

-コナミのゲーム作品において―~
DS版のゲームでこのカードを使った場合、他の[[サーチ]][[カード]]には出る「対象とするカードをリストから選択してください。」という文章が出ずにいきなり[[カード]]選択画面になることがある。~
しかし、WORLD CHAMPIONSHIP2008から「[[墓地に送る]][[モンスター]]を選択して下さい」というオペレーションが出るように改善された。

**関連カード [#k8c966ea]
-[[《鬼ガエル》]]
-[[《ギガンテック・ファイター/バスター》]]
-[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]
-[[《終末の騎士》]]
-[[《スクラップ・リサイクラー》]]
-[[《ドラグニティ−トリブル》]]
-[[《ワーム・ゼクス》]]

-[[《E・HERO プリズマー》]]
-[[《ダーク・グレファー》]]
-[[《堕天使アスモディウス》]]
-[[《コアキメイル・グラヴィローズ》]]

-[[《ヴォルカニック・バックショット》]]
-[[《究極封印神エクゾディオス》]]
-[[《スクリーチ》]]
-[[《ファルシオンβ》]]
-[[《フェデライザー》]]
-[[《魔轟神獣ペガラサス》]]

-[[《ヴェノム・ショット》]]
-[[《コンバート・コンタクト》]]
-[[《スクラップ・スコール》]]
-[[《スネーク・レイン》]]
-[[《ヒーロー・マスク》]]
-[[《緊急鋼核処分》]]
-[[《竜の渓谷》]]

-[[《インフェルニティ・インフェルノ》]]
-[[《岩投げアタック》]]
-[[《ロスト・ネクスト》]]

-[[《苦渋の選択》]]
-[[《高等儀式術》]]
-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]

**収録パック等 [#ec9d977e]
-[[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]] SJ2-029 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]] SD13-JP019
-[[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]] DT09-JP042
-[[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]] SD19-JP028

//**FAQ [#a395da68]