遊戯王カードWiki - 《インフェルニティ・デストロイヤー》のバックアップ(No.71)

《インフェルニティ・デストロイヤー/Infernity Destroyer》 †

効果モンスター
星６/闇属性/悪魔族/攻2300/守1000
自分の手札が０枚の場合、
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手ライフに１６００ポイントダメージを与える。

　1600ダメージというのは初期ライフの５分の１を削り取る数値であり、バーン効果としてはかなり強力である。
　しかし、自分の手札が０枚の時のみという厳しい条件がある。
　最悪、手札に来た２枚目のこのカードを処理できず、効果が使えなくなる可能性もある。
　フィールドの１枚目をリリースして２枚目をアドバンス召喚すれば効果が使えるようになるが、《拷問車輪》の対象にされている等が無い場合はカード・アドバンテージを浪費してしまう。
　攻撃力も上級モンスターの基準値である2400を下回っており、不安材料となっている。

　インフェルニティにチューナーが登場したため、このカードが蘇生可能な状況では大抵シンクロモンスターを出せる状況にある。
　うまく回ったときの火力以外でシンクロモンスターに勝る点がない上、「メインデッキに投入できるインフェルニティの中で最高攻撃力」という点も《インフェルニティ・ジェネラル》に奪われてしまったため扱いが難しい。

　とはいえ、火力は高くインフェルニティに依存する効果ではないので、貫通持ちの上級モンスターの亜種としての活路を考えたい。
　《Ｅ－ＨＥＲＯマリシャス・エッジ》らと比べても叩き出すダメージに遜色はないので【ビートバーン】寄りのデッキ向きと言える。

アニメ初登場時はダメージを与える数値が800だった。
OCGでは初期ライフポイントが8000に対しアニメは丁度半分の4000であるため、OCGとアニメは数値がきっちり２倍の関係にある。
「鬼柳vs巨体男」戦からはOCG仕様に変更されている。
初期ライフは4000のままなので、ライフの５分の２を削る凶悪な効果になっている。
しかし、「今日の最強カード」に掲載されたカード画像ではアニメ効果のままになっている。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINAL内で鬼柳が使用する。
初期のライフポイントは4000しかないため、一度に1600ポイントも削られると非常に辛い。
《インフェルニティ・ミラージュ》や《インフェルニティガン》から蘇生されやすく、かなりの脅威である。

Ｑ：戦闘で相打ちになった場合、効果は発動しますか？
Ａ：いいえ、発動しません。(09/04/19)