遊戯王カードWiki - 《エクゾディア・ネクロス》のバックアップ(No.38)

《エクゾディア・ネクロス/Exodia Necross》 †

効果モンスター
星４/闇属性/魔法使い族/攻1800/守   0
このカードは「エクゾディアとの契約」の効果でのみ特殊召喚が可能。
このカードは戦闘と魔法・罠の効果によっては破壊されず、
自分のスタンバイフェイズ毎に攻撃力が５００ポイントアップする。
このカードは自分の墓地に「封印されしエクゾディア」「封印されし者の右腕」
「封印されし者の左腕」「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」
のいずれかが存在しなくなった時に破壊される。

　ガーディアンの力で登場した闇属性・魔法使い族の特殊召喚モンスター。
　戦闘及び魔法・罠カードによる破壊に耐性を持つ上、毎ターン攻撃力を上げる効果を持つ。

　対象を取る効果だけでなく《ライトニング・ボルテックス》のような対象を取らない効果でも破壊されないのは強力。
　《聖なるバリア－ミラーフォース－》さえも素通りしてしまう。
　このように特殊召喚できれば非常に強力だが、とにかく召喚条件が厳しい。
　《苦渋の選択》が禁止指定、《おろかな埋葬》が制限指定のため、全てのパーツを墓地へ送ることはかなり難しい。
　しかし、《高等儀式術》によって適当な儀式モンスターを投入しデッキから四肢のパーツを墓地に落とすことが可能となった。
　《エクゾディア・ネクロス》の特殊召喚が非常に簡単になるため、《高等儀式術》で四肢を墓地に送る?時は投入を考えたい。
　他に《キラー・トマト》《手札抹殺》《メタモルポット》等による高速回転等も有効。
　エクゾディアパーツは全て闇属性のため、《終末の騎士》も追加の《おろかな埋葬》として働いてくれるだろう。

　また、効果モンスターの効果に対する耐性は持っていないため、《ならず者傭兵部隊》や《異次元の女戦士》等によって除去される危険もある。
　これらの効果を無効にし、かつ手札のパーツを墓地に送れる《天罰》は、《エクゾディア・ネクロス》デッキには必要不可欠だと言えよう。

テキストに書かれていないが、通常召喚することはできず、特殊召喚モンスターに属するという裁定である。

場に出す際の制約は召喚ルール効果、攻撃力上昇は誘発効果、戦闘破壊耐性及び効果破壊耐性と自壊は永続効果。

召喚条件が難しいのもそうだが、エクゾディアを墓地に５つ落とせるギミックがあるなら、それをサルベージすれば勝利できる。
そちらのほうが簡単で勝利しやすいのでこのカードの使用率はさらに少なくなる。

破壊耐性は持つものの、バウンス等、破壊以外の除去には全く耐性がない。
今流行りの《強制脱出装置》や《次元幽閉》によってあっさり退かされてしまう事もある。
また、自壊効果が《Ｄ.Ｄ.クロウ》に突かれるのも難点。
これら理由より場に出しても速攻で除去される可能性は高い。

アニメでプレゼントが行われたカードであり、ガーディアンの力ではノーマルレアとして収録されている。
他のアニメ由来カード５種も同様である。

原作・アニメにおいて―
アニメオリジナル「乃亜編」の「海馬瀬人vs海馬剛三郎」戦にて剛三郎が使用。
OCGと異なり、《エクゾディアとの契約》によって儀式召喚される儀式モンスターだった。
その時の効果は、戦闘とカードの効果の効果で破壊されず、相手モンスターを戦闘破壊したときに攻撃力が1000ポイントアップするものだった。
攻撃力を5800に上昇させたが、《魂粉砕》でパーツを除外され、攻撃力が1800の効果の無いモンスターに戻った。
最後は《青眼の白龍》に戦闘破壊され、敗北した。
攻撃名は「エクゾディア・クラッシュ」。
- 剛三郎曰く｢《エクゾディア・ネクロス》には、墓地に眠る５つのエクゾディアパーツに秘められた５つの効果が備わっている｣とのこと。
  その効果は、それぞれ次のようになっている。
  - 《封印されし者の左足》には、いかなる魔法カードによっても破壊されない効果
  - 《封印されし者の右足》には、いかなる罠カードによっても破壊されない効果
  - 《封印されし者の左腕》には、いかなる効果モンスターの効果によっても破壊されない効果
  - 《封印されし者の右腕》には、攻撃終了後に攻撃力が1000ポイントずつ上がる効果
  - 《封印されしエクゾディア》には、戦闘では破壊されない、不死の効果

コナミのゲーム作品において―
めざせデュエルキング！では、詰めデュエルの１問目に、このカードを自壊させる問題が出てくる。
また、WORLD CHAMPIONSHIP 2007では、｢このカードを召喚し勝利する｣というテーマデュエルがある。
このゲームでは《エクゾディア・ネクロス》の攻撃力上昇効果に対して《天罰》を発動すると破壊できてしまう。