*《エンシェント・フェアリー・ドラゴン/Ancient Fairy Dragon》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター(制限カード)
 星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分メインフェイズに発動できる。
 手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
 この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
 (2):自分メインフェイズに発動できる。
 フィールドゾーンのカードを全て破壊し、自分は1000LP回復する。
 その後、破壊したカードとはカード名が異なるフィールド魔法カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。

 [[ANCIENT PROPHECY]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[バトルフェイズ]]を放棄する代わりに[[手札]]から[[下級モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[起動効果]]、[[フィールド魔法]]を[[破壊]]して[[自分]]の[[ライフ]]を[[回復]]し、その後[[破壊]]した[[カード]]と[[同名カード]]でない[[フィールド魔法]]を[[サーチ]]する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)は、[[手札]]から[[モンスター]]を展開する[[効果]]。~
 この[[効果]]で更なる展開に繋げることができ、[[《E・HERO エアーマン》]]等、相性の良い[[モンスター]]も多い。~
 しかし、[[バトルフェイズ]]を行えない[[デメリット]]のせいで折角展開しても1[[ターン]]待たされる事になり、展開補助の[[効果]]にこの[[デメリット]]はかなり痛い。~
 [[先攻]]1[[ターン]]目で使う、[[《陰の光》]]等の[[デメリット]]と重複させる、[[攻撃]]を行う必要のない[[コンボ]]を利用するといった運用が基本となる。~
// [[射出]]系[[モンスター]]を利用した[[1ターンキル]]でも[[バトルフェイズ]]を行う必要がないためよく利用される。~
// 後半の[[効果]]狙いで[[デッキ]]に採用しておき、初手が良くて[[先攻]][[制圧]]ができそうならば利用する程度の心づもりでも良いだろう。~
//射出系の規制が以前より強まったのでCO

 (2)は、[[フィールド魔法]]を[[除去]]しつつ[[回復]]し、[[破壊]]した[[カード]]と[[同名カード]]でない[[フィールド魔法]]を[[デッキ]]から[[サーチ]]する[[効果]]。~
 [[ノーコスト]]で[[発動]]でき、[[発動]]時に[[サーチ]]を伴う[[フィールド魔法]]と絡めれば[[アドバンテージ]]も稼ぐことも可能。~
 例えば[[《セフィラの神託》]]を[[発動]]して[[サーチ]][[効果]]を使って[[破壊]]し、[[《混沌の場》]]を[[サーチ]]してさらに1枚[[サーチ]]するといった動きも可能。~
 この時、[[サーチ]]した[[モンスター]]が[[下級モンスター]]だった場合、前半の[[効果]]を使えば([[バトルフェイズ]]は行えなくなるが)実質[[リクルート]]にもなる。~
 特に[[《霞の谷の神風》]]は相性がよく、[[《ジェネクス・ブラスト》]]で[[サーチ]]可能な[[《A・ジェネクス・バードマン》]]で[[《霞の谷の神風》]]の[[効果]]を[[発動]]させつつ容易に[[シンクロ召喚]]できる。~
// また[[《旧神ノーデン》]]を利用した[[【ノーデン1キル】]]では、[[《フュージョン・ゲート》]]や[[《ブラック・ガーデン》]]を[[破壊]]&[[サーチ]]する手段として重宝される。~
//[《暗黒界の門》]]・[[《竜の渓谷》]]・[[《おジャマ・カントリー》]]・[[《フューチャー・ヴィジョン》]]・[[《幽獄の時計塔》]]などにも応用できる。~
//何がどう応用できるのか不明。そりゃフィールド魔法採用してるデッキなら相性はいいけど

 [[エラッタ]]により[[同名カード]]が[[サーチ]]できなくなったため、[[フィールド魔法]]を1種類しか採用しない[[デッキ]]では[[フィールド魔法]][[サーチャー]]として使えなくなってしまった。~
 一応[[《擬似空間》]]を[[サーチ]]することで[[1ターンに1度]]の制限のない[[効果]]の使い回しなどは可能だが、1[[ターン]]で[[効果]]を失い、[[カードの発動]]時に[[発動]]できる[[効果]]の[[コピー]]などは行えない。~
 [[フィールド魔法]]を複数使い分ける、[[《竜の渓谷》]]と[[《亡龍の戦慄−デストルドー》]]の[[コンボ]]などで[[《テラ・フォーミング》]]の代用のように使用することは可能。~

 [[【F.A.】]]では[[破壊]]されると[[サーチ]][[効果]]を[[発動]]できる[[F.A.]][[フィールド魔法]]を能動的に[[破壊]]、[[サーチ]]した[[モンスター]]を即[[特殊召喚]]できる。~
 元々、[[フィールド魔法]]が複数存在する[[デッキ]]なので、それらを使い分けられるだけでも有益だろう。~

 [[【勇者トークン】]]では[[《聖殿の水遣い》]]が[[フィールド魔法]]を[[置く]][[効果]]を持っており、[[召喚権]]を使わずに出せる[[勇者トークン]]や[[《聖殿の水遣い》]]が非[[チューナー]]側の[[シンクロ素材]]になる。~

 この[[カード]]の(2)から[[《六世壊=パライゾス》]]→[[《クシャトリラ・ライズハート》]]と[[サーチ]]し、こちらの(1)で[[《クシャトリラ・ライズハート》]]を[[特殊召喚]]して[[レベル]]7にすれば[[ランク]]7の[[エクシーズ召喚]]が可能。~
 [[《クシャトリラ・ライズハート》]]の(1)を使用してないため[[《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》]]からの[[リンク召喚]]も支障なく行える。~

 [[相手]]の[[フィールド魔法]]も[[破壊]]できるため[[【地縛神】]]や[[【Sin】]]等の[[フィールド魔法]]を主軸とする[[デッキ]]にも強い。~
 [[シンクロ素材]]に[[縛り]]もない[[シンクロモンスター]]であり、[[エクストラデッキ]]に1枚投入しておくことで、[[フィールド魔法]]を主軸とする[[デッキ]]への対策となる。~

-[[エラッタ]]弱体化を経て[[制限復帰]]した元[[禁止カード]]の1枚。~
以前は下記の[[テキスト]]であり、[[同名カード]]の[[ターン1制限>1ターンに1度]]が無く、[[破壊]]した[[フィールド魔法]]の[[同名カード]]も[[サーチ]]できた。~
 1ターンに1度、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
 この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
 また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
 フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、
 自分は1000ライフポイント回復する。
 その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。 

-[[環境]]において―~
--下記の通りアニメ5D'sの主要[[カード]]の1枚だが、放送時期にあたる第6〜7期は不遇な立ち位置であった。~
[[環境]]の高速化は始まっていたものの、[[相手]]の反撃を封じる[[制圧]]型[[デッキ]]はまだ少なく、[[バトルフェイズ]]を行う事が重視されていたため、前半の[[効果]]の[[デメリット]]や低[[攻撃力]]が評価を下げていた。~
[[フィールド魔法]]も[[環境]][[主流デッキ]]では採用しないケースが多く、[[アドバンテージ]]を取れる[[フィールド魔法]]も少なかったので[[コンボ]]としては弱かった。~

--第8期に入り[[《霞の谷の神風》]]との相性の良さに注目される。~
[[《霞の谷の神風》]]で[[《ジェネクス・ブラスト》]]を[[特殊召喚]]→[[《ジェネクス・ブラスト》]]で[[《A・ジェネクス・バードマン》]]を[[サーチ]]→この[[カード]]で[[《霞の谷の神風》]]を張り替え、の流れを繰り返す事で、この[[カード]]を3枚並べる事ができた。~
このため、[[13/09/01>リミットレギュレーション/2013年9月1日]]で[[《霞の谷の神風》]]と[[《A・ジェネクス・バードマン》]]が[[制限カード]]となり、この[[コンボ]]は使用できなくなった。~
(一応、[[《擬似空間》]]を使うことで2枚目の[[《霞の谷の神風》]]は確保できたが、実際に使われたケースは殆ど無かった。)~
---現在ではこれらの[[カード]]の規制は軒並み緩和されているが、上述したようにこの[[カード]]が[[エラッタ]]され、同様の[[コンボ]]は不可能になっている。~

--第9期では[[サーチ]][[効果]]を持つ[[フィールド魔法]]が多く登場するようになり、この[[カード]]も相対的に重要性が高まる。~
展開[[効果]]に関しても、多数の[[モンスター]]を並べることで[[相手]]を封殺して[[制圧]]する動きが確立された事もあり、[[バトルフェイズ]]が行えない[[デメリット]]を補う結果となった。~
上述の通り、[[サーチ]]した[[下級モンスター]]をそのまま展開できるという点で単なる[[フィールド魔法]]の[[サーチ]][[カード]]とは一線を画す使い方が出来るようになったのも大きい。~
また、[[《旧神ノーデン》]]を利用した[[【ノーデン1キル】]]で活躍したが、[[15/10/01>リミットレギュレーション/2015年10月1日]]に[[《旧神ノーデン》]]が[[禁止カード]]に指定されその役目は終えている。~

--第10期では[[《テラ・フォーミング》]]が規制されたため、[[フィールド魔法]]の張り替え[[効果]]が更に意味を持つようになる。~
時期を前後して[[《竜の渓谷》]]の緩和や[[《亡龍の戦慄−デストルドー》]]の登場により、多くの[[デッキ]]でこの[[カード]]の[[シンクロ召喚]]が可能となったことで[[シンクロモンスター]]版[[《テラ・フォーミング》]]としての需要が高まる。~
[[環境]]においても[[【ABC】]]や[[【SPYRAL】]]などに上記ギミックが採用されるケースも見られていた。~
そして、[[18/01/01>リミットレギュレーション/2018年1月1日]]でついに[[制限カード]]・[[準制限カード]]を経ずに[[禁止カード]]に指定されることとなった。~
---ちなみに日本版の[[ホログラフィックレア>Holographic]]が存在する[[カード]]で、[[禁止カード]]になったのは初となる。~
海外環境では[[《神の宣告/Solemn Judgment》>《神の宣告》]]に[[ホログラフィックレア(海外ではゴーストレアという)>Holographic]]が存在しており、[[13/09/01>海外の禁止・制限カード/2013年9月1日]]に[[禁止カード]]となっている。

--禁止から5年を経た第11期末に上記の[[エラッタ]]を伴い、国内では[[23/01/01>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]に制限復帰した。~
---海外では[[23/02/13>海外の禁止・制限カード/2023年2月13日]]の[[リミットレギュレーション]]と共に[[制限復帰]]が告知されたが、この[[カード]]のみ3/10からの適用とされている。~
//https://www.yugioh-card.com/en/limited/list_02-13-2023/
おそらく[[エラッタ]]された現物が登場していないという点を考慮したのだろう。~

//-[[シンクロモンスター]]としては珍しく、[[守備力]]が[[攻撃力]]を大きく上回っている。~
//[[効果]]使用後の[[壁]]とする他、[[《EMヒックリカエル》]]等で[[アタッカー]]にするなど、独自の運用ができる。~

//-[[《霞の谷の神風》]]使用時の基本的な動かし方は以下のとおり。~
//[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]を3体展開できるので、[[ランク]]7の[[エクシーズ召喚]]に繋ぐことができる。~
//また、この[[カード]]は[[ドラゴン族]]であるため、[[《トライデント・ドラギオン》]]の素材にできる。~
//[[《ドラグニティ−ブラックスピア》]]のような[[風属性]]・[[ドラゴン族]]・[[レベル]]3[[チューナー]]を[[《霞の谷の神風》]]で[[リクルート]]すれば、[[《トライデント・ドラギオン》]]を[[シンクロ召喚]]して[[1ターンキル]]が可能。~
//+[[《召喚僧サモンプリースト》]]や[[《ブリキンギョ》]]などで[[《ジェネクス・ブラスト》]]Aを[[特殊召喚]]して[[《A・ジェネクス・バードマン》]]Aを[[サーチ]]。~
//+[[《ジェネクス・ブラスト》]]Aを[[バウンス]]して[[《A・ジェネクス・バードマン》]]Aを[[特殊召喚]]、[[《霞の谷の神風》]]で[[《ジェネクス・ブラスト》]]Bを[[リクルート]]して[[《A・ジェネクス・バードマン》]]Bを[[サーチ]]。~
//+[[《召喚僧サモンプリースト》]]等と[[《A・ジェネクス・バードマン》]]Aでこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]、[[《霞の谷の神風》]]を張り替える。~
//+2に戻る

//-[[《霞の谷の神風》]]と[[《ハーピィ・ダンサー》]]の2枚から同様の動きをする事もできる。~
//ただし、この[[カード]]の[[特殊召喚]][[効果]]を使うため、[[バトルフェイズ]]を行うことができなくなる。~
//+[[《ハーピィ・ダンサー》]]の[[効果]]で自身を[[バウンス]]して再度[[召喚]]、[[《霞の谷の神風》]]で[[《ジェネクス・ブラスト》]]を[[特殊召喚]]して[[《A・ジェネクス・バードマン》]]Aを[[サーチ]]
//+[[《ジェネクス・ブラスト》]]を[[バウンス]]して[[《A・ジェネクス・バードマン》]]Aを[[特殊召喚]]
//+[[《ハーピィ・ダンサー》]]と[[《A・ジェネクス・バードマン》]]Aでこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]、[[《霞の谷の神風》]]を貼り替える。
//+この[[カード]]の[[効果]]で[[手札]]の[[《ジェネクス・ブラスト》]]を[[特殊召喚]]、[[《A・ジェネクス・バードマン》]]Bを[[サーチ]]
//+2に戻る
//神風・バードマンが制限になったのでCOしておきました

-[[《歯車街》]]などの[[破壊された]]''時''に[[効果]]を[[発動]]''できる''[[フィールド魔法]]とは一見相性が良さそうだが、実際は噛み合わない。~
これらの[[フィールド魔法]]は「[[時の任意効果>「時」と「場合」]]」であるため、[[破壊]]・[[回復]]だけを処理した場合のみ[[効果]]が[[発動]]できる。~
[[破壊]]と[[回復]]は同時扱いで、その後に[[サーチ]]の処理になるため、[[サーチ]]処理をした場合は[[タイミングを逃し>タイミングを逃す]]て[[発動]]できない。~
[[サーチ]]処理の[[適用]]は任意なので、[[サーチ]]を行わなければ[[破壊された]]時の[[効果]]を[[発動]]できる。~
--[[破壊された]]''場合に''[[効果]]を[[発動]]できる[[《ドラゴニックP》]]などは、[[サーチ]]と[[破壊された]]場合の[[効果]]を両方使えるため相性が良い。~
--[[フィールド魔法]]を[[破壊]]できなかった場合、[[ライフ回復]]も[[サーチ]]も行えない。

-[[《燃えさかる大地》]]と同様、[[フィールド]]の[[フィールド魔法]]を''全て''[[破壊]]する。~
[[お互い]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]していれば両方[[破壊]]するため、[[単体除去]]と混同しないよう気をつけたい。~

-この[[カード]]をモチーフとする漫画版5D'sの[[《妖精竜 エンシェント》]]とは相性が良い。~
この[[カード]]で[[フィールド魔法]]を貼り替えることで、[[《妖精竜 エンシェント》]]の[[ドロー]][[効果]]を[[発動]]させることができる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sのシグナーの1人、龍可が所有するシグナーの竜。~
精霊世界の住人であり、遊戯王シリーズでは珍しい人語を話す[[モンスター]]である。~
幼い頃の龍可が精霊世界を訪れた際に、「悪なる者の意思」から精霊世界を救うように龍可と約束を交わした。~
元々は [[《スターダスト・ドラゴン》]]・[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]・[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]と共に旧モーメントの制御装置の封印に使用されていた。~
不動博士が逃走する際にその4枚が持ち出されたのだが、この[[カード]]のみ銃撃された時に落としてしまい、結果ダークシグナーのディマクの手に渡った。~
[[デュエル]]での初登場は「龍亞&龍可vsディマク」戦。~
ディマクの[[永続罠]]《呪縛牢》により彼の[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]される。~
[[《地縛神 Cusillu》]]の[[効果]]により[[リリース]]されるが、それを読んだ龍可が[[永続罠]]《リスペクト・シンクロン》によりディマクの[[墓地]]から自身の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]する。~
ディマクの[[《クローザー・フォレスト》]]をその[[効果]]によって[[破壊]]し、[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]とのコンビネーションを駆使して[[《地縛神 Cusillu》]](アニメ仕様)を[[戦闘破壊]]して[[勝負を決めた>フィニッシャー]]。~
以降は[[《レグルス》]]と共に龍可が所有しており、「龍亞&龍可vsルチアーノ」戦、「ジャック&龍亞&龍可vsアポリア」戦でも使用されている。~
「遊星vsZ-ONE」戦では他のシグナーの竜共々遊星に託され遊星が使用。~
MCに「最強の守護神」と評されるが、[[時械神]]の前には持ち前の[[守備力]]も意味を成さず、[[シンクロ召喚]]を逆用された上に1[[ターン]]で退場してしまった。~
[[デュエル]]終盤では他のドラゴンと共に[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]の[[リミットオーバーアクセルシンクロ>シンクロ召喚]]の[[素材>シンクロ素材]]となった。~
[[攻撃]]名は「エターナル・サンシャイン」、[[フィールド魔法]][[破壊]][[効果]]名は「プレイン・バック」。~

--[[シンクロ召喚]]時の口上は「聖なる守護の光、今交わりて永久の命となる。[[シンクロ召喚]]!降誕せよ、《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》!」~

--[[効果]]名の「プレイン・バック」の名称が登場したのは「vsアポリア」戦だが、[[TAG FORCE 4>ゲーム付属カード#TF4]]の時点で既に使用されていた。~
また、前半の[[特殊召喚]][[効果]]使用の際にも同様の台詞が使われている。~

--龍可の[[デュエル]]回数が少ないこともあり、[[デュエル]]での登場回数はシグナーの竜の中では最少の4回である。~
この4度の登場全てでこの[[カード]]を[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]した人物が異なるという珍しい記録を持つ(1回目はディマク、2回目は龍可、3回目は龍亞、4回目は遊星)。~
また、ライディング[[デュエル]]で行われた「vsルチアーノ」戦では[[フィールド魔法]]《スピード・ワールド2》を[[破壊]]できないので、[[特殊召喚]][[効果]]しか使えないなど相性が悪かった。~
[[デュエル]]面ではこの様にやや不遇の立ち位置ではあったが、一方でシグナーの竜の中で唯一言葉を話せたこともあり、伏線めいた言葉を残すなどストーリー面では存在感を見せている。~

--専用[[サポートカード]]として[[通常罠]]《エンシェント・サンシャイン》、[[カウンター罠]]《フェアリー・ブレス》が登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2010>ゲーム付属カード#WCS2010]]のWCSモードではデュエリストとして登場。~
アニメやゲーム本編の影響からか他の[[ドラゴン族]]とは違い人語を話す。~
使用する[[デッキ]]は、[[風属性]]と[[ハーピィ]]中心でまとめつつ[[魔法・罠除去]]の[[《ハーピィの狩場》]]と[[《古代の機械巨竜》]]を呼び出せる[[《歯車街》]]をセットで投入した変則的な[[【鳥獣族】]]である。~

--[[遊戯王オンライン]]や[[DUEL TERMINAL]]では龍可の[[エクストラデッキ]]に入っているが、龍可の[[デッキ]]内容ではこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]する事ができない。~
一応、[[《死のマジック・ボックス》]]等で[[自分]]の[[チューナー]]を渡した場合のみ[[シンクロ召喚]]できるようになる。~

--[[TAG FORCE 4>ゲーム付属カード#TF4]]では、アニメで[[シンクロ召喚]]される前の発売のためか、[[シンクロ召喚]]時の口上が「わたしは、みんなを守ってみせる!力を貸して![[シンクロ召喚]]!母なる精霊よ…今、わたしのもとに!《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》!」と、このゲーム独自のものとなっている。~
[[TAG FORCE 6>ゲーム付属カード#TF6]]では[[サポートカード]]の[[通常魔法]]《二重波紋》が[[オリジナルカード]]として登場している。~

--デュエルリンクスでは、龍可が最初から取得するスキル「赤き竜の痣:ドラゴン・クロー」によって[[《スポーア》]]2枚と共に[[デッキ]]に投入できる。~
後にパックにも収録されたため龍可以外も使用できるほか、スキル「赤き竜の痣:ドラゴン・クロー」と併用することで最大4枚まで投入できるようになった。~
また、龍可や遊星以外に龍亞に専用セリフが設けられた。~
---ちなみに、遊星は上記の「永久(とわ)」の部分が「永遠(えいえん)」に変わっている他(龍可と龍亞は「永久(とわ)」となっている)、龍亞は「降誕せよ」の部分が「守ってくれ!」と変わっている。~
---デュエルリンクスにおいて、[[OCG]]で既に[[禁止カード]]となっているにも拘わらず[[デッキ]]に投入できる[[カード]]はこれが初である。 ~
//(CPU戦ならば[[《サンダー・ボルト》]]、[[《強欲な壺》]]など強力なカードを初手に加えられるアイテムが存在する)~
(CPU戦限定のアイテムや一部スキルによって、限定的に[[《強欲な壺》]]等を使用することは可能)~
当初は[[カード]]プールの狭さから強力な[[フィールド魔法]]も[[シンクロ召喚]]の手段も少なかったため、あまり活躍しなかったが、新[[カード]]の追加により徐々に存在感を増してきていると言う、[[OCG]]での扱いをなぞっている。~
スキルの中には[[フィールド魔法]]を[[発動]]した状態で[[デュエル]]を開始できるものが多数あるので、それらと組み合わせれば[[サーチ]][[効果]]を容易に[[発動]]できるのもポイントである。~
---[[TAG FORCE6>ゲーム付属カード#TF6]]同様に[[通常魔法]]《二重波紋》が[[オリジナルカード]]として登場し、龍亜と龍可の専用ボイスも存在している。

**関連カード [#card]
-[[《妖精竜 エンシェント》]]

-[[《切り込み隊長》]]
-[[《スカル・フレイム》]]

-[[《燃えさかる大地》]]

-[[《テラ・フォーミング》]]

―名前関連
-[[《フェアリー・ドラゴン》]]

-[[「エンシェント」と名のついたカード>《エンシェント・エルフ》#card]]
--[[《エンシェント・ドラゴン》]]

―《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》の姿の見られるカード
-[[《シンクロ・オーバートップ》]]

-[[《トークン》(龍可)]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【征竜】]]
-[[【セルフ・バウンス】]]
-[[【ノーデン1キル】]]
-[[【ABC】]]
-[[【SPYRAL】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ANCIENT PROPHECY]] ANPR-JP040 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Holographic]]};
-[[モンスターフィギュアコレクション 付属カード>商品同梱カード#MFC1]] MFC1-JP005
-[[DUELIST EDITION Volume 4]] DE04-JP020 &size(10){[[Ultra]]};
-[[RARITY COLLECTION −QUARTER CENTURY EDITION−]] RC04-JP031 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Collectors]],,[[Secret]],[[Ex-Secret>Secret#ES]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:いずれも[[起動効果]]です。(09/04/20)

***(1)の[[効果]]について [#faq1]
Q:[[先攻]]1[[ターン]]目に[[手札]]から[[レベル]]4以下の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:[[発動]]できます。(09/08/22)

Q:[[《クロス・ソウル》]]を[[発動]]した[[ターン]]に[[手札]]から[[レベル]]4以下の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:[[発動]]できます。(09/08/22)

***(2)の[[効果]]について [#faq2]
//Q:[[フィールド魔法]]を[[対象にとりますか>対象をとる(指定する)効果]]?~
//A:いいえ、[[対象]]をとりません。(09/04/25)
//新テキストから読み取れるのでCO

Q:[[フィールド魔法]]の[[破壊]]と[[ライフ回復]]は順にですか?同時ですか?[[《歯車街》]]を[[破壊した]]際、この[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[フィールド魔法]]の[[破壊]]と[[ライフ回復]]は同時に行いますので、[[サーチ]]を行わず[[ライフ回復]]のみの処理を行った場合は[[《歯車街》]]を[[破壊した]]際に[[効果]]を[[発動]]できます。(09/04/18)

Q:[[破壊]]できなかった時、回復も[[サーチ]]もできませんか?~
A:できません。(09/04/19)

Q:[[フィールド魔法]]を[[破壊]]後[[ライフ回復]]できなかった場合[[フィールド魔法]]を[[サーチ]]できますか?~
A:[[サーチ]]できます。(10/07/05)

Q:[[セット]]された[[フィールド魔法]]も[[破壊]]できますか?~
A:[[破壊]]できます。(10/07/07)

//Q:[[お互い]]の[[フィールド]]に[[フィールド魔法]]が存在する時に[[フィールド魔法]]を[[破壊]]する[[効果]]を[[発動]]した場合、どうなりますか?~
//A:両方の[[フィールド魔法]]を[[破壊]]します。~
//  どちらか一方の[[フィールド魔法]]のみを[[破壊]]することはできません。(10/07/07)~
//新テキストから読み取れるのでCO

Q:《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》の[[サーチ]][[効果]]は、[[自分]]の[[デッキ]]に[[フィールド魔法]][[カード]]が存在していなくても[[適用]]可能ですか?~
  可能な場合、[[相手]]の[[《歯車街》]]を[[破壊]]した時の「[[アンティーク・ギア]]」と名のついた[[モンスター]]1体を[[特殊召喚]]する事ができる。」[[効果]]は[[発動タイミングを逃し>タイミングを逃す]]ますか?~
A:[[デッキ]]に[[フィールド魔法]][[カード]]がない場合、[[フィールド魔法]]を[[サーチ]]する[[効果]]を[[適用]]できません。~
  よって、[[《歯車街》]]の[[効果]]を[[発動できるタイミングを逃す>タイミングを逃す]]事はありません。(10/12/15)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

----
&tag(《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》,シンクロモンスター,効果モンスター,モンスター,星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000);