*《オルターガイスト・マテリアリゼーション》 [#top]
*《オルターガイスト・マテリアリゼーション/Altergeist Manifestation》 [#top]
 通常罠
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分の墓地の「オルターガイスト」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
 そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、
 このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
 このカードがフィールドを離れた時にそのモンスターは破壊される。
 (2):墓地のこのカードを除外し、
 自分の墓地の「オルターガイスト」罠カード1枚を対象として発動できる。
 そのカードを手札に加える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//http://yu-gi-oh.jp/news_2017091301.php

 [[EXTREME FORCE]]で登場する[[通常罠]]。~
 [[EXTREME FORCE]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[墓地]]の[[オルターガイスト]][[モンスター]]を[[蘇生]]して[[装備カード]]になる[[効果]]、[[墓地]]から自身を[[除外]]して[[オルターガイスト]][[罠カード]]を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]はさながら[[オルターガイスト]]専用の[[《早すぎた埋葬》]]。~
 あちらと同じく、この[[カード]]を[[除去]]されると[[蘇生]]した[[オルターガイスト]]は[[破壊]]てされしまうが、[[蘇生]]した[[オルターガイスト]]が[[フィールド]]を離れてもこの[[カード]]は[[フィールド]]に残り続ける。~
 (1)は[[オルターガイスト]]の[[蘇生]][[効果]]。~
 [[罠カード]]による[[蘇生]]やこの[[カード]]が[[除去]]されると[[蘇生]]した[[モンスター]]が[[破壊]]される点は[[《リビングデッドの呼び声》]]と似ている。~
 しかしこちらは[[装備カード]]となるため、[[装備モンスター]]がどのような形で[[フィールド]]を離れても[[装備]][[対象]]不在で[[自壊]]する点が異なる。~

 残ったこの[[カード]]は[[《オルターガイスト・シルキタス》]]などの[[コスト]]や、[[《オルターガイスト・マリオネッター》]]で[[墓地へ送る]][[カード]]として利用できる。~
 (2)の[[効果]]は[[墓地]]の自身を[[コスト]]に[[オルターガイスト]][[罠カード]]を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[オルターガイスト]][[罠カード]]の[[サルベージ]]手段はこの[[カード]]以外にも複数あり、この[[カード]]を[[除外]]すると、この[[カード]]を[[サルベージ]]できなくなってしまう。~
 ただ、[[墓地]]の[[除外]]のみなので[[アドバンテージ]]を失うことなく回収できる。~
 [[同名カード]]も[[サルベージ]]できるため、それを狙っても良い。~

 最大の利点は[[オルターガイスト]][[罠カード]]なので、[[サーチ]]・[[サルベージ]]がしやすい点にある。~
 [[《オルターガイスト・シルキタス》]]などから繰り返し[[セット]]し、[[蘇生]]を繰り返せば[[アドバンテージ]]を得やすい。~
 [[《オルターガイスト・マリオネッター》]]で[[デッキ]]から直接[[セット]]でき、[[《オルターガイスト・シルキタス》]]などが[[墓地]]に存在すれば[[相手]][[ターン]]で[[蘇生]]させて[[効果]]を活かせる。~

 [[《オルターガイスト・シルキタス》]]の場合、この[[カード]]で[[蘇生]]させ、あちらの(1)の[[効果]]の[[コスト]]として[[バウンス]]すると、[[《オルターガイスト・シルキタス》]]が[[自壊]]して[[サルベージ]][[効果]]が[[発動]]する。~
 [[ノーコスト]]で毎[[ターン]]、[[相手]][[モンスター]]1体の[[バウンス]]と[[サルベージ]]が可能となる。~

-[[通常罠]]であるため、似たような[[蘇生]][[効果]]を持つ[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《早すぎた埋葬》]]とは[[裁定]]が異なる。~
これらの[[カード]]は[[永続カード]]であるため、[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[破壊]]されると[[効果]]処理を行えず、[[蘇生]]できない。~
一方、この[[カード]]は[[通常罠]]であるため、[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[破壊]]されても、[[効果]]処理を行うことができ、さらにこの[[カード]]を[[装備]]する処理が行えないため、[[完全蘇生]]状態になる。~
他の[[カード]]の[[コスト]]に[[使用]]するなどすれば、無駄なく[[完全蘇生]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できるので覚えておきたい。~
--この[[カード]]は[[発動]]後も[[フィールド]]にとどまるため、[[カードの発動]]に[[チェーン]]して、[[《オルターガイスト・シルキタス》]]の[[効果]]で[[バウンス]]することが可能である。~
(詳しくは[[バウンス]]のページを参照。)~
この[[裁定]]により、「[[完全蘇生]]させながら、この[[カード]]を再利用しつつ、[[相手]]の[[カード]]を[[バウンス]]する」という非常に強力な動きが可能であるので覚えておきたい。~

-「マテリアリゼーション(materialization)」は「具現化」を意味する。~
また、霊が物質を媒体として具現化するとされる「物質化現象(materialization phenomena)」というものがあり、(1)の[[効果]]はそれを意識しているのだろう。~
--[[英語名]]では「出現する事」「明示」などを意味する「マニフェステーション(manifestation)」になっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメVRAINSの「遊作/Playmaker vs別所エマ/ゴーストガール」戦でゴーストガールが使用。~
[[墓地]]の[[《オルターガイスト・マリオネッター》]]を[[蘇生]]した。~
アニメVRAINSにて別所エマ/ゴーストガールが使用する[[カード]]。~
初登場は「遊作/Playmaker vs別所エマ/ゴーストガール」戦で、[[墓地]]の[[《オルターガイスト・マリオネッター》]]を[[蘇生]]した。~

--明確な描写はないが、[[デュエル]]の展開を踏まえるとこの[[カード]]は[[墓地へ送られた]]はずである。~
ゴーストガールは[[罠カード]]の[[サルベージ]]はしていないため、アニメでは(2)の[[効果]]はなかった可能性がある。~
--アニメでは(2)の[[効果]]の回数制限こそ無いものの、[[サルベージ]]できるのは[[同名カード]]のみだった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[オルターガイスト]]

-[[《早すぎた埋葬》]]

―[[効果]]関連
-[[墓地の自身を除外して効果を発動できるカード>除外#card11]]~
-[[装備カードになる罠カード>装備カード#trap]]~

―[[イラスト]]関連
-[[《オルターガイスト・メリュシーク》]]

//―《オルターガイスト・マテリアリゼーション》の姿が見られる[[カード]]

―[[装備カード]]になる[[罠カード]]は[[こちら>装備カード#trap]]を参照
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【オルターガイスト】]]

―[[墓地]]から自身を[[除外]]して[[発動]]する[[効果]]を持つ[[カード]]は[[こちら>除外#card7]]を参照

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[EXTREME FORCE]] EXFO-JP070

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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