*《カードガンナー/Card Trooper》 [#k2b9308b]
 効果モンスター(制限カード)
 星3/地属性/機械族/攻 400/守 400
 1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動する。
 このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
 墓地へ送ったカードの枚数×500ポイントアップする。
 また、自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 [[デュエリストパック−十代編2−]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 自身の[[攻撃力]]を上昇する[[起動効果]]と、[[デッキ]]から[[カード]]を[[ドロー]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[元々の攻撃力]]は低いが、自身を強化する[[効果]]によって、[[アタッカー]]クラスの[[攻撃力]]を得ることができる。~
 [[レベル]]3なので[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]等でも[[攻撃]]を抑止されないのも利点の一つである。~
 ただし、[[相手]][[ターン]]には[[攻撃力]]が戻ってしまうため、[[相手]]によっては大[[ダメージ]]を受ける恐れがあることには注意したい。~

 [[攻撃力]]をアップさせる[[コスト]]として、[[デッキ]]のカードを[[墓地に送る]]が、状況によっては[[メリット]]として働かせることもできる。~
 [[《オーバーロード・フュージョン》]]とは相性が良く、この[[カード]]自身も[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[融合素材]]に利用することが可能である。~
 もちろん、[[墓地を肥やす]]ことを第一とする[[【ライトロード】]]等の補助にも使用できる。~

 [[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に1枚[[ドロー]]できるので、[[破壊]]されても損失になりにくい。~
 ただし、[[破壊]]がトリガーであるため、[[《次元幽閉》]]等の[[除外]]や[[リリース]]では[[モンスター効果]]は[[発動]]しない。~
 また、[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]によって[[除去]]された場合も[[ドロー]]することはできない。~

-[[カード]]を[[墓地に送る]]のは[[コスト]]である。~
故に[[《マクロコスモス》]]等が存在する場合は[[デッキ]]の[[カード]]を[[墓地に送る]]ことができない。~
逆に[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[蘇生]]させた場合、[[攻撃力]]はアップできないが[[カード]]を[[墓地に送る]]ことはできるので、[[デメリット]]とは言い切れない。~

-[[攻撃力]]1000以下のモンスターを[[蘇生]]させる[[《リミット・リバース》]]にも対応している。~
[[蘇生]]後に[[効果]]で3枚のカードを[[墓地]]へ送れば単純に[[攻撃力]]1900のアタッカーとなることができる。~
また、相手の[[《大嵐》]]にチェーンして[[《リミット・リバース》]]でこのカードを蘇生させれば、~
[[《大嵐》]]によって[[《リミット・リバース》]]が[[破壊]]→[[《リミット・リバース》]]が破壊されたことにより蘇生した《カードガンナー》も[[破壊]]→1枚ドロー~
ということが出来る。~

-[[《機械複製術》]]で複製すれば、最大で9枚の[[カード]]を[[墓地に送る]]事ができ、[[攻撃力]]1900の[[モンスター]]が3体並ぶ。~
更に[[《リミッター解除》]]を[[発動]]すれば[[1ターンキル]]を狙え、それができなくても全て[[墓地]]に行けば3枚もの[[カード]]を[[ドロー]]できる。~
だが、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]で[[制限カード]]に指定された事で、この[[コンボ]]は使えなくなってしまった。~

--2007年世界大会入賞者の多くが、この[[《機械複製術》]]とのギミックを[[帝]]と共に取り入れていた。~
[[《おろかな埋葬》]]が未登場だった海外においては、この[[カード]]は不確定ながらも[[《黄泉ガエル》]]を[[デッキ]]から[[墓地]]に落とせる貴重な[[カード]]であったのだ。~
加えて[[ドロー]]を促進し、生き残れば[[生け贄]]にも使えるこの[[コンボ]]は、[[帝]]のサポートとしてかなり有用だったのである。~
日本と海外のカードプールの違いが顕著に現れた例であると言える。~

-[[コントロール交換]]などをし、[[相手]][[フィールド]]上の元々の持ち主が[[自分]]である《カードガンナー》を[[破壊]]しても[[ドロー]][[効果]]は[[発動]]しないので注意。~
[[元々の持ち主>持ち主]]の[[フィールド]]上で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[効果]]が得られる。~

-[[デュエリストパック−十代編2−]]以来[[絶版]]だったが、[[DUEL TERMINAL −魔轟神復活!!−]]で再録された。~
また、[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]]で再録されたため、格段に入手しやすくなった。

-《カードガンナー》、[[《カードブロッカー》]]、[[《カードエクスクルーダー》]]の3体は、「カード」と名の付き、[[攻撃力]]・[[守備力]]・[[属性]]・[[レベル]]が一致し、どれも十代が使用している。

-原作・アニメにおいて―~
初登場はGXにおける「十代vsフランツ」で、十代が使用。~
この時はテキスト後半の[[ドロー]][[効果]]のみが使われた。~
また、その後の「十代vs明日香」(2戦目)でも登場している。~
この時には[[攻撃力]]増加の[[効果]]も使われた。~
同時に、[[《E・HERO ネクロダークマン》]]を[[墓地]]に送った。~
「十代vsコブラ」戦でも登場し、[[墓地を肥やす]]ことに成功している。~
「十代vs斎王」(2戦目)では、十代の[[デッキ]]にこのカードが2枚確認できる。~
「十代vs遊戯」戦では[[カード]]を[[墓地に送る]][[効果]]で[[《E・HERO ネクロダークマン》]]と[[《ネクロ・ガードナー》]]を[[墓地]]に落とした。~
[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]+[[ドロー]]効果で展開を作りやすいためか、使用回数は[[デュエリストパック]]にてOCG化された[[カード]]の中ではかなりの物である。

**関連カード [#t873598c]
-[[《カードブロッカー》]]

-[[《デステニー・デストロイ》]]

-[[《サイバー・フェニックス》]]
-[[《次元合成師》]]
-[[《引きガエル》]]
-[[《エア・サーキュレーター》]]

**収録パック等 [#u58f09da]
-[[デュエリストパック−十代編2−]] DP03-JP009 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP013
-[[DUEL TERMINAL −魔轟神復活!!−]] DT04-JP007 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#ibc7802d]
Q:[[《次元の裂け目》]]が[[発動]]している時[[効果]]を[[発動]]することは可能ですか?~
A:いいえ、[[墓地に送る]]かどうか不確定なので[[発動]]することができません。

Q:[[《次元の裂け目》]]と[[《天変地異》]]が存在しており、[[自分]]の[[デッキの一番上]]のカードは[[魔法カード]](または[[罠カード]])です。~
この時、[[デッキの一番上]]の[[カード]]のみを[[墓地へ送って>墓地に送る]][[効果]]を[[発動]]することは可能ですか?~
A:はい、一枚のみを[[墓地に送る]][[効果]]を[[発動]]することが可能です。(08/06/17)

Q:自身の[[起動効果]]で[[攻撃力]]が1900になっている[[元々の攻撃力]]400の《カードガンナー》を[[対象]]に[[《収縮》]]を[[発動]]した場合《カードガンナー》の[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:自身の[[効果]]によって[[攻撃力]]が1900になっている《カードガンナー》に、[[《収縮》]]の[[効果]]が適用された場合、[[攻撃力]]は1700になります。(10/05/04)~
  (200に1500が加算される)

Q:[[コスト]]としての[[墓地送り>墓地に送る]]について、一枚ずつ[[墓地へ送って>墓地に送る]][[確認]]して枚数を決めることが出来ますか?~
A:[[墓地に送る]][[コストを払う]]前に何枚にするか[[宣言]]が必要です。(09/03/10)