*《ギガプラント/Gigaplant》 [#s2a820fd]
 デュアルモンスター
 星6/地属性/植物族/攻2400/守1200
 このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
 通常モンスターとして扱う。
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
 このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
 ●自分の手札または墓地に存在する昆虫族または植物族モンスター1体を特殊召喚する。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。


 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[地属性]]・[[植物族]]の[[上級]][[デュアル]][[モンスター]]。~
 [[再度召喚]]することで、1[[ターン]]に1度、[[自分]]の[[手札]]か[[墓地]]の[[昆虫族]]か[[植物族]]1体をノー[[コスト]]で[[特殊召喚]]する[[効果]]を得る。

 [[植物族]]待望の[[上級モンスター]]に相応しい[[攻撃力]]2400を持つ[[モンスター]]。~
 [[デュアル]][[モンスター]]としての能力も優秀で、[[手札]]、[[墓地]]のいずれからも、[[レベル]]や[[コスト]]制限無しに[[昆虫族]]・[[植物族]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
 [[アドバンテージ]]の面で、この[[効果]]は[[墓地]]からの[[蘇生]]に目がいきがちだが、[[手札]]からの[[特殊召喚]]も可能であるのは中々重要。~
 [[手札]]で腐っている[[《椿姫ティタニアル》]]を即座にノー[[コスト]]で[[特殊召喚]]できるため、非常に便利である。~
 類似[[効果]]の[[《魔族召喚師》]][[《地獄の門番イル・ブラッド》]]と比べても、自身が[[フィールド]]から離れても[[蘇生]]した[[モンスター]]は[[破壊]]されない点で勝る。~
 ただし上記の二体と違い、[[相手]]の[[墓地]]からは[[特殊召喚]]することができない点に注意しよう。~
 とはいえ[[悪魔族]]・[[アンデット族]]と違い[[相手]]の[[墓地]]にこちらにとって有用な[[植物族]][[モンスター]]が存在することは少ないため、問題にはならないだろう。~
 むしろ、[[コントロール奪取]]された時に自分の[[モンスター]]を[[蘇生]]されない分利点と考えることも出来る。~

 [[再度召喚]]の手間は[[《ロードポイズン》]]などとの併用である程度解消できる。~
 さらに、この[[カードの効果]]で[[《ロードポイズン》]]を[[特殊召喚]]しておけば心強い。~
 たとえこの[[カード]]が[[破壊]]されても、[[《ロードポイズン》]]で[[自爆特攻]]を行えば、再びこの[[カード]]が[[フィールド]]に舞い戻ることになる。~
 [[全体除去]]や[[罠カード]]に注意する必要があるものの、[[《ロードポイズン》]]の活躍の場はこの[[カード]]の登場により増えたと言ってもいい。~
 また[[デュアル]][[モンスター]]であるが故に[[《黙する死者》]][[《思い出のブランコ》]][[《正統なる血統》]]の[[効果]]も受けることが出来る。~
 この[[カード]]を[[墓地]]から[[特殊召喚]]する方法は、迷うほど多く存在するので、[[デッキ]]タイプによって最適なものを選んでいこう。~
 なお、[[《増草剤》]]で[[特殊召喚]]した場合はその[[ターン]]中[[通常召喚]]出来ないことに注意が必要だろう。~

 [[植物族]]の大量展開に成功すれば[[《ボタニカル・ライオ》]]の[[攻撃力]]を底上げしたり、[[《深緑の魔弓使い》]]の[[コスト]]稼ぎとなってくれる。~
 また、[[闇属性]]の[[リクルーター]]である[[《キラー・トマト》]]も[[植物族]]なので使いまわすことが出来る。~
 実質即座に[[アドバンテージ]]を回復できるので、[[《血の代償》]][[《二重召喚》]]で一気に[[再度召喚]]してしまっても良い。~
 大量展開を軸にする[[【植物族】]]には無理なく投入できるだろう。

 [[昆虫族]]と他の[[植物族]]との[[シナジー]]はあまり期待できない。~
 しかし《ギガプラント》自体の[[蘇生]][[効果]]・[[手札]]からの[[特殊召喚]]は破格の強さであり是非とも組んでみたい。~
 また[[植物族]]の[[攻撃力]]の低さと種類の少なさを、優秀な[[昆虫族]][[アタッカー]]で補えるという利点も生まれる。~
 [[昆虫族]]には[[リクルーター]]でカバーできない[[下級]][[アタッカー]]や[[上級モンスター]]が豊富であり、それらで果敢に攻めていきたい。~
 しかし近年では[[植物族]]は各[[レベル]]帯に優秀な[[モンスター]]が充実してきているので、特に助けを借りる必要もなくなってきている。

 [[《超合魔獣ラプテノス》]]を絡めることで、[[1ターンキル]]も可能である。~
 この[[カードの効果]]で別の《ギガプラント》を[[蘇生]]し、その《ギガプラント》は[[《超合魔獣ラプテノス》]]の効果により[[再度召喚]]した状態になる。~
 よって[[手札]]または[[墓地]]に存在する《ギガプラント》全てを展開することが可能になる。~
 これによって《ギガプラント》3枚と[[《超合魔獣ラプテノス》]]で合計9400になるため、[[オーバーキル]]となる。~
 また、[[《マスドライバー》]]を使用すれば[[攻撃]]を通す必要がなく、[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《クリボー》]]にも妨害されない。~
 この[[カード]]は[[《生還の宝札》]]と相性がいいため、[[キーカード]]を集めやすい。

-[[【植物族】]]ではその中枢となる非常に重要な[[モンスター]]。~
序盤に複数枚[[墓地]]に落とせれば、あっという間に3体の《ギガプラント》が場に並ぶこともざらである。~
ただし[[《因果切断》]]や[[《D.D.クロウ》]]にはくれぐれも気をつけよう。

-上記のように[[【植物族】]]の中核を担うモンスターだが、[[レアリティ]]が低く、手に入れやすい。~
[[《ボタニカル・ライオ》]]等貴重なカードを要求される[[【植物族】]]の中、この低[[レアリティ]]はありがたい。

-[[効果解決時]]に[[手札]]または[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[モンスター]]を選択するため、[[墓地]]から[[特殊召喚]]する場合でも[[墓地]]の[[カード]]を[[対象とする効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない。~
たとえ[[相手]]が[[効果]]の[[発動]]に[[チェーン]]して[[《D.D.クロウ》]]などを使っても、[[自分]]の[[手札]]か[[墓地]]にこの[[効果]]で[[特殊召喚]]可能な[[モンスター]]が1体でも存在していれば無駄撃ちにはならず、問題なく[[特殊召喚]]することができる。

-ギガプラントを直訳すると「10億倍の植物」となるが、この場合は「巨大植物」といった意味だろう。

-[[イラスト]]の手前に崖、奥に山脈、足下に森が確認できるあたり、実はとてつもない大きさを持つモンスター。あながち「10億倍」でも間違いはないかも知れない。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~


**関連カード [#ke1d37d7]
-[[《魔族召喚師》]]
-[[《地獄の門番イル・ブラッド》]]
-[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]

-[[昆虫族]]
-[[植物族]]

-[[デュアル]]

**収録パック等 [#d95626d5]
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP026


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//質問だけの投稿はお止めください。
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//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~