*《グリフォンの&ruby(つばさ){翼};/Gruphon Wing》 [#m4aeaefd]
 通常罠
 相手が「ハーピィの羽根帚」を使用した時、
 自分の魔法・罠カードの代わりに相手の魔法・罠カードを全て破壊する。

 [[BOOSTER7]]で登場した対[[《ハーピィの羽根帚》]]の[[罠カード]]。~
 既に[[《ハーピィの羽根帚》]]が禁止されているため全く意味が無い。~
 [[禁止カード]]でなかった時代は[[《ハーピィの羽根帚》]]は[[必須カード]]だったので、その対策として入れる手はあったかもしれない。~
 しかし、当時は伏せた罠や[[永続魔法]]で勝つ[[コンボ]]が少なかったので入れる利点は比較的少なかった。~
 確かに《グリフォンの翼》を決められると大幅に計算が狂うので、[[相手]]にとってはいやなカードだったはずなのだが。~

 「極少数の特定カードが怖いから、対策カードを[[デッキ]]に入れる。」~
 というのは初心者が陥りやすい受身の構築にありがちだが、あまり推奨できる方針ではない。~
 対策がしたいのなら1枚のカードのためではなく[[モンスター]]なら[[モンスター]]、魔法なら魔法と範囲を広めて対策カードを入れよう。~
 ただし、このカードについては対象カードの使用頻度と使うタイミング、そしてその際の[[メリット]]を考えた場合、採用の余地はあったかもしれない。~

-神話・伝承において―~
グリフォン(Griffon)とは、怪鳥の一種でありギリシャから見て北の彼方に住むといわれる。~
頭と前足と翼が鷲で、胴体と後脚はライオンのそれである、とされる。~
ヘロドトス(紀元前5世紀)によれば、グリフォンはコーカサス山中の金鉱の番人であり、金を奪うべくやってくる巨人族アリマスポイ人と戦いを繰り広げている、との事。~
ライオンと鷲という立派な体を持つせいか、ゼウスやアポロンといった神々の二輪戦車や[[アレクサンダー王>《剣闘獣アレクサンデル》]]の馬車を引いていたという伝説を持つ。~
中世の伝説では、聖地エルサレムのグリフォンの爪は病魔を退ける力があるという。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《ハーピィの羽根帚》]]

-[[《避雷針》]]
-[[《ホワイト・ホール》]]
//-[[《グリフォンの翼》]]
-[[《闇からの呼び声》]]
-[[《墓場からの呼び声》]]

-[[《グリフォンの羽根帚》]]

**収録パック等 [#w2084f79]
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-82
-[[BOOSTER7]]

//**FAQ [#l69c2dd0]
//Q:~
//A: