《グリフォンの翼/Gruphon Wing》 †
通常罠
相手が「ハーピィの羽根帚」を使用した時、
自分の魔法・罠カードの代わりに相手の魔法・罠カードを全て破壊する。
BOOSTER7で登場した対《ハーピィの羽根帚》の罠カード。
既に《ハーピィの羽根帚》が禁止されているため全く意味が無い。
禁止カードでなかった時代は《ハーピィの羽根帚》は必須カードだったので、その対策として入れる手はあったかもしれない。
しかし、当時は伏せた罠や永続魔法で勝つコンボが少なかったので入れる利点は比較的少なかった。
確かに《グリフォンの翼》を決められると大幅に計算が狂うので、相手にとってはいやなカードだったはずなのだが。
- 神話・伝承において―
グリフォン(Griffon)とは、怪鳥の一種でありギリシャから見て北の彼方に住むといわれる。
頭と前足と翼が鷲で、胴体と後脚はライオンのそれである、とされる。
ヘロドトス(紀元前5世紀)によれば、グリフォンはコーカサス山中の金鉱の番人であり、金を奪うべくやってくる巨人族アリマスポイ人と戦いを繰り広げている、との事。
ライオンと鷲という立派な体を持つせいか、ゼウスやアポロンといった神々の二輪戦車やアレクサンダー王の馬車を引いていたという伝説を持つ。
中世の伝説では、聖地エルサレムのグリフォンの爪は病魔を退ける力があるという。
関連カード †
収録パック等 †