*《グローアップ・バルブ/Glow-Up Bulb》 [#ka69c137]
 チューナー(効果モンスター)(禁止カード)
 星1/地属性/植物族/攻 100/守 100 
 自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、
 墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
 「グローアップ・バルブ」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

 [[STARSTRIKE BLAST]]で登場した[[地属性]]・[[植物族]]の[[下級モンスター]]の[[チューナー]]。~
 [[デッキトップ]]を[[墓地へ送る]]ことで、[[自己再生]]する[[起動効果]]を持つ。~

 非常に簡単な方法で[[自己再生]]を行える[[チューナー]]である。~
 類似[[効果]]を持つ[[チューナー]]の[[《スポーア》]]と比べ、こちらは実質[[ノーコスト>コスト]]で[[デッキ]]を選ばない。~
 しかし[[《スポーア》]]と同じで、デュエル中に1度しか使用できない制約がある為、3枚[[積み>積む]]は避けた方が良いだろう。~

 [[シンクロ素材]]・[[リリース]]・[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]・緊急時の[[壁]]など、様々な用途に活用できる為、[[汎用性]]は高い。~
 [[レベル]]1なので[[《ワン・フォー・ワン》]]からの[[特殊召喚]]が可能で、[[コントロール奪取]]からの[[シンクロ召喚]]に繋げやすい。~
 [[地属性]]であるため[[《ナチュル・ビースト》]]の[[シンクロ素材]]になれるのも大きな利点である。~

// [[手札]]に持ってきた場合はただの低[[ステータス]]の[[チューナー]]となるので、[[手札コスト]]を要するカードや、[[《簡易融合》]]・[[《カオス・ソーサラー》]]など[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する手段を用意しておくとよい。~
//普通に場のモンスターとシンクロすれば良い。
 この[[カード]]と相性の良い[[カード]]も多い。~
 [[効果]]を[[使用]]する[[ターン]]は[[攻撃]]を行えない[[デメリット]]を持つ[[《カオス・ソーサラー》]]との[[シナジー]]が強い。~
 [[特殊召喚]]し[[除去]][[効果]]を使用した[[《カオス・ソーサラー》]]をこの[[カード]]と[[シンクロ]]させれば、[[《アーカナイト・マジシャン》]]を[[シンクロ召喚]]できる。~
 さらに[[《アーカナイト・マジシャン》]]の[[除去]][[効果]]を使用してから、この[[カード]]を[[自己再生]]させれば[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]を呼び出せる。~
 つまり[[カード]]2枚の消費で[[相手]][[フィールド上のカード]]を最大3枚[[除去]]しつつ、強力な[[シンクロモンスター]]を展開できる。~
 この最終地点が[[《スクラップ・ドラゴン》]]ならば、[[アドバンテージ]]になるとは限らないものの、さらなる[[除去]]を行うことも可能である。

-[[シンクロ召喚]]を狙うほぼ全ての[[デッキ]]にそのまま投入できる性能を持っていると言ってもよい。~
そのため、一般的な[[デッキ]]でも[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]・[[《スプレンディッド・ローズ》]]の[[起動効果]]を活用できる可能性が高まった。~
[[効果]]が一度しか使えないため、[[《ダンディライオン》]]と違い[[効果]]使用後ならば[[除外]]する[[デメリット]]も小さい。~

--「《グローアップ・バルブ》+[[《ダンディライオン》]]+[[《ローンファイア・ブロッサム》]]+[[《スポーア》]]」の4体は、[[シンクロ召喚]]を効率よく行うために[[【植物族】]]以外の[[デッキ]]にもセットで投入されることも多い。~
起点となる[[《ローンファイア・ブロッサム》]]、[[綿毛トークン]]での[[レベル]]調整を担う[[《ダンディライオン》]]、[[《フォーミュラ・シンクロン》]]の[[シンクロ召喚]]を狙いやすい《グローアップ・バルブ》、用済みとなった[[《ローンファイア・ブロッサム》]]や《グローアップ・バルブ》を利用して[[自己再生]]する[[《スポーア》]]と、[[シナジー]]が非常に大きいのだ。~
しかし[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]以降[[《ダンディライオン》]]と[[《ローンファイア・ブロッサム》]]の[[制限強化]]により、この「出張セット」は[[《TG ストライカー》]]と[[《TG ワーウルフ》]]がその役目を担うことが増えた。~
これは、同時に行われた[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]の[[制限復帰]]により、[[闇属性]][[モンスター]]の投入率が増えているのも大きい。~

--汎用[[チューナー]]としての性能を危険視されてか、[[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]に一気に[[禁止カード]]となった。~
「[[デュエル]]中に一度しか使用できない」という縛りがあるにも関わらずの規制処置である。

-[[テキスト]]に「[[効果]]は[[デュエル]]中に一度しか使用できない」とあるが、制限がかかるのは一人の[[プレイヤー]]のみである。~
[[相手]]が先に[[効果]]を使うと、[[自分]]まで[[効果]]が[[使用]]できないという事はない。~

-海外版では[[汎用性]]の高さが評価されてか[[ウルトラレア>Ultra]]に昇格している。

-「グローアップ(Glow-Up)」は「成長する」、「バルブ(bulb)」は「球根」を意味する。~
しかし、OCG化にあたってアニメ版に存在した[[レベル]]を上げる[[効果]]がなくなったので、この[[カード名]]が噛み合わなくなっている。~
一応、[[墓地]]から[[自己再生]]する様は「発芽」、つまり「成長」しているようにも取れる。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「アキvsアンドレ」戦においてアキが使用。~
《&ruby(スピードスペル){Sp};−エンジェル・バトン》によって[[手札]]から[[墓地]]に送られる。~
さらに自身の[[効果]]により[[自己再生]]し、[[レベル]]7となった[[レベル・クライムトークン>星蝕トークン]]と共に[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。

--アニメでの[[テキスト]]は以下の通りだった。~
 チューナー(効果モンスター)
 星1/地属性/植物族/攻 100/守 100
 このカードが自分のスタンバイフェイズ時に墓地に存在する場合、
 このカードのレベルを1つ上げる。
 その後、このカードのレベルと同じ枚数のカードを自分のデッキの
 上から墓地へ送り、墓地に存在するこのカードを
 自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

[[墓地]]に存在するときに[[レベル]]が上がるという、OCG・アニメ史上共に類を見ない[[効果]]を持っていた。~
[[自己再生]]に回数制限が無く、[[墓地を肥やす]]枚数も多い点は、OCG版より強力である。~
このままでは[[射出]][[カード]]を利用した[[1ターンキル]]が簡単に行える為、回数制限がついただろう。~
[[墓地]]で[[レベル]]を上げる[[効果]]は、ルール上の問題で削られたと思われる。


//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#d298d2aa]

―デュエル中に一度しか使えない効果を持つカード
-[[《アンノウン・シンクロン》]]
-[[《スポーア》]]
-[[《タスケナイト》]]
-[[《ドル・ドラ》]]
-[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]
-[[《BF−天狗風のヒレン》]]

//―《グローアップ・バルブ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#ff514505]
-[[STARSTRIKE BLAST]] STBL-JP018

**FAQ [#n03433f1]
Q:《グローアップ・バルブ》を複数枚[[デッキ]]に入れている場合でも、《グローアップ・バルブ》の[[効果]]は[[デュエル]]中1度しか[[発動]]できませんか?~
A:はい、複数入れても一度しか[[発動]]できません。

Q:[[蘇生]][[効果]]の[[発動]]を[[《天罰》]]で[[無効]]にされた場合、もう一度[[蘇生]][[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:[[発動]]できません。(10/07/18)

Q:[[蘇生]][[効果]]は[[召喚ルール効果]]ですか?[[チェーン]]に乗りますか?~
A:[[起動効果]]で[[チェーンブロック]]が作られます。(10/07/18)

Q:[[デッキの一番上]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]ですか?~
A:いいえ、[[効果]]です。ゆえに[[効果解決時]]に[[墓地]]へ送ります。(10/08/19)

Q:[[デッキの一番上]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]のと[[特殊召喚]]は同時扱いですか?~
A:いいえ、別々の処理となります。(10/10/16)

Q:[[効果解決時]]に[[デッキ]]の[[カード]]の枚数が0枚になりこの[[カード]]の[[効果]]で[[デッキ]]の[[カード]]を[[墓地]]へ送れなくなった場合、この[[カード]]は[[特殊召喚]]されますか?~
A:いいえ、されません。(11/01/03)

Q:[[効果解決時]]に墓地にこの[[カード]]が存在しなくなった場合、[[デッキの一番上]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]処理は行いますか?~
A:はい、行います。(11/01/03)

Q:[[《次元の裂け目》]]が存在してる時、この[[カードの効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[効果]]で[[デッキの一番上]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]ため、[[発動]]できます。また、[[デッキ]]の上の[[カード]]が[[除外]]された場合でも[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[適用]]されます。(10/08/19)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。