*《コーリング・マジック/Spell Calling》 [#l60055b1]
 通常魔法
 相手がコントロールする魔法・罠カードの効果によって
 セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 デッキから速攻魔法カード1枚を選択してお互いに確認し
 自分フィールド上にセットする。

 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[速攻魔法]]を[[サーチ]]する。~
 能動的に[[発動]]できる[[効果]]が無い、[[魔法カード]]としては非常に珍しい[[カード]]である。~
 [[サーチ]]能力は良いのだが[[発動]]タイミングが厳しく、[[効果]]の使用が難しい。

 [[《サイクロン》]]・[[《砂塵の大竜巻》]]等の[[伏せ除去]]を待たなければいけないが、数少ない[[速攻魔法]]の[[サーチ]]手段である。~
 ほぼ全ての[[デッキ]]に入っているであろう[[《大嵐》]]や[[《サイクロン》]]に対して発動できれば[[アドバンテージ]]が稼げるため、[[ブラフ]]としての性能は悪くない。~
 しかし、現[[環境]]において[[効果モンスター]]の[[効果]]をカバーしていないのは大きなマイナスポイントである。~
 おまけに[[自分]]の[[カードの効果]]で[[破壊]]すると[[発動]]できないため、[[《呪われた棺》]]などと違い[[自分]]の[[《ダブル・サイクロン》]]や[[《邪神の大災害》]]と[[コンボ]]できないのもキツい。~
 例外として[[《甲虫装機 ホーネット》]]は[[装備カード]]の状態で[[破壊]][[効果]]を[[発動]]するため、[[魔法カード]]による[[破壊]]に該当するので[[効果]]を[[発動]]できる。

 [[速攻魔法]]は[[相手]][[ターン]]に[[セット]]したとしても、その[[ターン]]は[[発動]]できない。~
 即効性は薄れるが、それでも[[《サイクロン》]]や[[《月の書》]]などを[[サーチ]]できれば[[相手]]にもプレッシャーをかけられるだろう。~
 [[エンドサイク]]の標的になった場合は、[[サーチ]]した[[カード]]を[[相手]][[ターン]]にすぐに使用できる。~
 現[[環境]]で[[速攻魔法]]を1枚も採用していない[[デッキ]]はほとんどないので、どんな[[デッキ]]に投入しても[[発動]]さえできればなかなか優位に立てる。

 [[【天使族】]][[【サイバー・ドラゴン】]]等[[キーカード]]として[[《光神化》]]や[[《地獄の暴走召喚》]]を複数枚採用する(あるいは「[[速攻魔法]]軸」の構築)なら[[ブラフ]]兼[[サーチ]]用に使うのもアリかもしれない。~
 [[《イージーチューニング》]]に戦線維持を任す[[【チューナー】]]とも相性がいい。

-後にほぼ[[上位互換]]の[[《速攻魔力増幅器》]]が登場。あちらは[[効果モンスター]]にも対応し、さらに申し訳程度だが他の[[効果]]も備えている。~
[[セット]]ではなく[[サーチ]]という差もむしろ[[破壊]]されない[[メリット]]と取れるため立つ瀬がない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsエド」(3戦目)で十代が使用。~
エドが[[《E・HERO フレア・ネオス》]]の[[攻撃力]]低下を狙い[[装備魔法]]《大嵐剣》で[[フィールド]]上全ての[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]した際にこの[[カード]]が含まれていた。~
[[《E・HERO フレア・ネオス》]]の[[攻撃力]]を再び上げて[[《D−HERO ドグマガイ》]]を返り討ちにする役割を果たした。

--アニメでは[[速攻魔法]]に限定されず、[[セット]]できる枚数も2枚だった。

**関連カード [#k4bd19ce]
-[[セット]]後[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時[[効果]]が[[発動]]する[[カード]]は[[《黄金の邪神像》]]参照

―[[デッキ]]から[[魔法カード]]を[[セット]]する
-[[《アルケミック・マジシャン》]]

-[[《古代の採掘機》]]

**収録パック等 [#v436bd42]
-[[POWER OF THE DUELIST]] POTD-JP039 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#c29c53b8]
Q:[[《大寒波》]]適用中に[[破壊]]された場合、[[効果]]を使用できますか?~
A:いいえ、できません。