*《コアキメイル・グラヴィローズ/Koa'ki Meiru Gravirose》[#af60127f]
 効果モンスター
 星4/炎属性/植物族/攻1900/守1300
 このカードのコントローラーは自分のエンドフェイズ毎に
 手札から「コアキメイルの鋼核」1枚を墓地へ送るか、
 手札の植物族モンスター1体を相手に見せる。
 または、どちらも行わずにこのカードを破壊する。
 自分のスタンバイフェイズ時に1度だけ、
 自分のデッキからレベル3以下のモンスター1体を墓地へ送る事ができる。

 [[EXTRA PACK Volume 3]]で登場した[[炎属性]]・[[植物族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[コアキメイル]]共通の[[ルール効果]]と、[[デッキ]]から[[レベル]]3以下の[[モンスター]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[起動効果]]を持つ。
 [[コアキメイル]]共通の[[ルール効果]]と、[[レベル]]3以下の[[モンスター]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。

 [[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]毎に、[[ノーコスト>コスト]]で[[デッキ]]から[[モンスター]]1体を[[墓地へ送る]]便利な[[効果]]を持つ。~
 [[レベル]]3以下ならどのような[[モンスター]]でも[[デッキ]]から[[墓地]]へ送れるので、その[[効果]]の[[汎用性]]は非常に高い。~
 [[《ゾンビキャリア》]]や[[《黄泉ガエル》]]などをはじめとし、この[[効果]]に有効に対応する[[モンスター]]は実に多種多様である。

 しかしこの[[カード]]を[[フィールド]]に維持するためには、[[《コアキメイルの鋼核》]]を[[墓地へ送る]]か、[[手札]]の[[植物族]]を[[公開]]する必要がある。~
 [[発動]]タイミングの関係上、基本的にこの[[維持コスト>コスト]]を避けることはできないので、[[【コアキメイル】]]か[[【植物族】]]でしか運用できない。~
 [[【コアキメイル】]]はこの[[レベル]]帯には[[墓地へ送り>墓地へ送る]]たい[[モンスター]]が特にいない為、主に[[【植物族】]]で採用されることになるだろう。~

 また[[効果]]を使うためには、[[召喚]]した後に[[相手]]の[[ターン]]に回してかつ生き残らなければならず、[[効果]][[発動]]に至るまでの障害もかなり多い。~
 この点に関しては、[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《コアの再練成》]]などで[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]にこの[[カード]]を[[蘇生]]させるのが有効だろう。~
 この方法なら[[相手]]の[[除去]]を喰らう危険性が下がるだけでなく、[[エンドフェイズ]]の[[維持コスト>コスト]]を無視した上で、最も素早く[[効果]]を[[発動]]できる。

 なお[[【植物族】]]ならば、[[《植物連鎖》]]や[[《ロードポイズン》]]の[[効果]]によって、[[相手]][[ターン]]での[[特殊召喚]]にも期待することができる。~
 [[【植物族】]]は、構築によっては[[デッキ]]内の[[植物族]]の割合が少なくなる場合もあるので、[[維持コスト>コスト]]を踏み倒す手段として覚えておこう。~
 いずれにせよ、[[相手]]に[[除去]]手段があるにも関わらずこの[[カード]]が放置されることは稀なので、1回[[発動]]できれば良いものと考えておこう。

-「[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]時に1度だけ」というのは、[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]毎に1回[[効果]]を[[発動]]できるという意味である。~
[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する限りまたは[[デュエル]]中に1回しか[[発動]]できないという意味ではないので注意しよう。

-上記の通り、[[維持コスト>コスト]]及び[[効果]]の[[発動]]のタイミングの関係上[[【コアキメイル】]]と[[【植物族】]]以外での運用は若干難しい。~
他の[[デッキ]]で活躍させたい場合は、この[[カード]]を複数採用するなどして、[[デッキ]]内の[[植物族]]を4〜5枚程度にはしておきたい。

-[[維持コスト>コスト]]無しで[[効果]]を使いたい場合、[[セット]]状態で[[通常召喚]]し、[[《和睦の使者》]]や[[《停戦協定》]]などを使うという手もある。~
[[効果]][[発動]]後、維持できない場合は、[[自壊]]してしまう前に[[《火霊術−「紅」》]]の[[リリース]]や[[シンクロ素材]]に使えれば理想的。

-[[コアキメイル]]と名のついた[[モンスター]]は、[[炎属性]]・[[水属性]]・[[地属性]]・[[風属性]]の4つのいずれかの[[属性]]になっている。~
しかし、[[炎属性]]のものだけは極端に少なく、この[[カード]]と[[《コアキメイル・ヴァラファール》]]しか存在しない。

-[[植物族]]の[[下級モンスター]]では、[[《サボウ・ファイター》]]や[[《ボタニカル・ライオ》]]と並ぶ高い[[攻撃力]]を誇る。~
[[《御前試合》]]の影響下でも[[《ローンファイア・ブロッサム》]]から[[リクルート]]できるのは、上記の2枚に無い利点である。

-[[カード名]]は「グラヴィド(gravid/妊娠している)」と「ローズ(rose/薔薇)」を繋いだ造語だと思われる。~
下腹部が膨らんだ[[イラスト]]や[[モンスター]]を[[産み落とす>墓地へ送る]][[効果]]とこの[[カードの名前>カード名]]は非常に合致している。~

-元々は、海外版[[Ancient Prophecy]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#weedd232]
-[[コアキメイル]]

-[[《コアキメイルの鋼核》]]

-[[《おろかな埋葬》]]

//―《コアキメイル・グラヴィローズ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**植物族のコアキメイル
//-《コアキメイル・グラヴィローズ》

**収録パック等 [#e703cc06]
-[[EXTRA PACK Volume 3]] EXP3-JP014

**FAQ [#dabf52fc]
Q:この[[カード]]が[[維持コスト>コスト]]を支払わず[[自壊]]した場合、[[《世界樹》]]に[[フラワーカウンター]]を置く[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:その場合でも[[フラワーカウンター]]が置かれます。(10/09/19)

Q:この[[カード]]が[[維持コスト>コスト]]を支払わず[[自壊]]し[[墓地へ送られた]]場合、既に[[表側表示]]で存在している[[《バックファイア》]]の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:その場合でも[[《バックファイア》]]の効果が発動します。(10/09/19)

Q:自分の[[スタンバイフェイズ]]時に1度だけとは、1[[ターン]]に1度だけという意味ですか?それとも[[デュエル]]中に1度だけという意味ですか?~
A:1[[ターン]]に1度の[[効果]]になります。(10/09/19)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。