*《ゴキボール/Gokibore》 [#o2a0d429]
*《ゴキボール/Gokibore》 [#top]
 通常モンスター
 星4/地属性/昆虫族/攻1200/守1400
 丸いゴキブリ。ゴロゴロ転がって攻撃。守備が意外と高いぞ。
 丸いゴキブリ。
 ゴロゴロ転がって攻撃。
 守備が意外と高いぞ。

 [[Vol.6]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~
 初期に多い低ステータス[[モンスター]]。~
 主な[[リクルーター]]の[[攻撃]]には耐えられるので意外に高いのだろうか。
 [[リクルーター]]の[[攻撃]]に耐えられる程度の[[守備力]]はあり、見た目からすれば意外と高いと言っても差し支えはない。~

-[[Vol.6]]にしか収録されていないので、後から買い始めた人にとっては微妙に入手しづらいカード。~
勿論[[ノーマル>Normal]]カードであり[[レア>Rare]]ではない。~
原作はそれにちなんだのかもしれない。~
 [[《ゴキポール》]]での[[特殊召喚]]が可能であり、なおかつ同条件の[[モンスター]]としては[[攻撃力]]が低い点は評価できる。~
 [[《ゴキポール》]]は[[特殊召喚]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]以上の[[モンスター]]に対する[[除去]][[効果]]を持つため、[[攻撃力]]が低い事が[[メリット]]となるためである。~

-[[米国マクドナルドのハッピーセット>McDonald's Promotional Series#k9b2ba12]]で配られている。~
しかも[[《アクア・ドラゴン》]]や[[《カイザー・ドラゴン》]]を差し置いて[[レア>Rare]]扱い。~
しかし、食品のおまけとしてはいかがなものか。
 なお、同条件には[[攻撃力]]1150の[[《カマキラー》]]が存在しており、[[攻撃力]]の低さは2番目である。~
 ただし[[《カマキラー》]]との[[除去]]範囲の差は、[[攻撃力]]1150〜1199の[[モンスター]]を[[破壊]]できるかどうかという僅かな差なので、無視できる範囲ではある。~
 さらに、同じ[[攻撃力]]1200・[[地属性]]で[[守備力]]が上回る[[《ビック・アント》]]も存在している。~
 [[守備力]]の差は100だけだが、あちらは[[《甲虫装機 ピコファレーナ》]]で[[昆虫族]]を[[装備]]させた際に[[《完全態・グレート・インセクト》]]の[[召喚条件]]を満たせるため、無視はし辛い。~
 勝っている点と言えば[[《スクープ・シューター》]]の[[効果]]で[[破壊]]されないという程度か。~
// しかしこれも[[《一族の結束》]]などで[[攻撃力]]を[[強化]]した状態で[[フィールド]]に立たせなければ大した[[メリット]]とはならない。

 ただ、[[《カマキラー》]]も[[《ビック・アント》]]も第1期以来一度も再録されておらず、入手難度が高い[[カード]]である。~
 この[[カード]]は[[トーナメントパック]]に再録されており、比較的入手しやすい。~
 もちろん、[[《ゴキポール》]]の[[イラスト]]との整合性という点ではこの[[カード]]がピカイチである。~
 入手性やイメージを重視するならばこちらを使ってもよいだろう。~

-[[《ゴキポール》]]・[[《G・ボールパーク》]]・[[《超装甲兵器ロボ ブラックアイアンG》]]は、「《ゴキボール》関連カード」「《ゴキボール》と相性抜群」など、この[[カード]]を意識しデザインされた事が雑誌等で明言されている。~
実際、[[《ゴキポール》]]との相性は上記の通り悪くなく、[[《ゴキポール》]]と類似した[[除去]][[効果]]を持つ[[《超装甲兵器ロボ ブラックアイアンG》]]ともそれなりのシナジーが見込める。~

-長らく[[絶版]]の状態が続いていたが、[[《ゴキポール》]]や[[《G・ボールパーク》]]の登場に合わせてか[[トーナメントパック2018 Vol.3]]にて19年ぶりに再録された。~

-[[米国マクドナルドのキャンペーン>McDonald's Promotional Series#k9b2ba12]]で配布されたが、[[《アクア・ドラゴン》]]や[[《カイザー・ドラゴン》]]を差し置いて[[レア>Rare]]扱いだった。~
しかし、食品のおまけとしてはいかがなものか。~

-ボールは"ball"と思われるが、[[英語名]]は「Gokiball」ではない。~
"Bore"は穴や穿孔機を意味する単語だが、ゴキボール自身は穴に関連するわけではない。~
もしくは退屈させる、うんざりさせる、という意味の"Bore"であろうか。~

--後に登場した[[《ゴキポール》]]や[[《G・ボールパーク》]]を見る限り、あちらの世界では完全にボール扱いを受けているようだ。~
いずれもこの[[モンスター]]は涙を流しており、[[昆虫族]]の中でも立場が弱い[[モンスター]]なのかもしれない。~

-ゴキブリとは、昆虫網ゴキブリ目のうちシロアリ以外の総称である。~
長い触角、扁平な楕円形の体、発達した脚、そして油を塗ったがごとき光沢のある体表等が特徴。~
その気味の悪い姿や不衛生さから一般的には嫌われることが多いが、自身は清潔を好み、モノによっては食用やペットにされるゴキブリも存在する。~
また、[[森>《森》]]に住む野生のゴキブリは蟲の死骸・朽木・腐葉土などを食べる「森の掃除屋」として自然界に貢献している存在である。~
昆虫の中でもこの種は特に姿形が数億年前からほとんど変わっておらず「生きた化石」とも称され、アニメGXで剣山は「太古の厳しい時代を生き抜いてきた尊敬すべき存在(達)」とまで解説し、自身を虫にたとえネガティブになっていた翔を一喝している。~
--森に住むゴキブリは長い地上生活で羽が退化し、ダンゴムシのような姿になるものも少なくない。~
中でもマルゴキブリという種類のメスは危険を察知すると丸まって身を守るというダンゴムシと同様の生態を持っており、これがモデルだと思われる。~
ちなみにオスはやや丸っこい体格ながらも普通に羽があるため、メスとの違いは一目瞭然である。~

-原作・アニメにおいて―~
初登場は「決闘者の王国」編の「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦。~
しかし、この時は[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]であっさり撃破されてしまっている。~
~
その後、「バトルシティ編」ではインセクター羽蛾が城之内に確実に勝利するため、ある意味で使用。~
彼は年下の子供を使って城之内の[[デッキ]]に[[《寄生虫パラサイド》]]をこっそり忍び込ませるという反則技をやってのけた。~
そして、その時の報酬の[[レアカード]]の代わりとして登場した。~
「羽蛾さん、これゴキボール![[レアカード]]じゃない!」のやり取りは必見。~
~
さらにアニメオリジナルの「ドーマ編」でも似たような使い方で登場。~
表遊戯の魂を封印しているカード、と嘘をつきさらにこのカードを破り捨ててしまうことで、闇遊戯に精神的[[ダメージ]]を与えた。~
この行為が遊戯を激怒させる引き金となり、羽蛾は[[《魔導戦士 ブレイカー》]]に[[何度も何度も斬られる>オーバーキル]]ことになる。~
このとき破られたカードは、実在しない日本語版の世界統一フォーマットのものであり、[[フレイバー・テキスト]]の「意外」が「以外」と誤植されている。~
//破られるためだけに登場とは…つくづく不運なカードである。~
//精神攻撃は?
なお、このアニメの放送時にはすでに[[絶版]]のカードであったため、現実で破り捨てるのは少々もったいない。~
「決闘者の王国編」の「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦において羽蛾が使用。~
この時は闇遊戯の[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]の[[効果]]によりあっさり[[破壊]]されてしまっている。~
「バトルシティ編」において羽蛾は[[レアカード]]を報酬にして子供を使い、城之内の[[デッキ]]に[[《寄生虫パラサイド》]]を紛れ込ませるが、その報酬に渡したのはレアでも何でもないこの《ゴキボール》だった。~
「羽蛾さん!これ『ゴキボール』![[レアカード]]なんかじゃない!」と抗議する子供に殺虫剤を吹きかけて逃走しており、彼の陰湿さがよく現れたシーンである。~
アニメでは、原作の行為がやり過ぎと判断された為か鳥もちに変更されている。~

--また、アニメでは海馬も所持している様で、王国編ではジュラルミンケースに入れていた。~
所持しているのはともかくなぜこのカードを携帯していたのかは謎である。
--アニメDM第26話では海馬のジュラルミンケースに確認できる。~
アニメオリジナルの「ドーマ編」における「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦では、羽蛾は裏向きのこの[[カード]]を見せつけて「遊戯の魂が封印された[[カード]]だ」と宣言した後に破り捨て、闇遊戯に精神的[[ダメージ]]を与えた。~
この行為が闇遊戯の逆鱗に触れ、羽蛾は[[《狂戦士の魂》]]を使用した[[《魔導戦士 ブレイカー》]]に[[オーバーキル]]されることになる。~
この時破られた[[カード]]は、当時実在しない日本語版の世界統一フォーマットのものであり、[[フレイバー・テキスト]]の「意外」が「以外」と誤植されている。~
ちなみに、このアニメDM162話の放送時にはすでに[[絶版]]となっているため、現実では少々もったいない話となった。~

--GXの「明日香vsボーイ」戦の回想での[[デュエル]]で、[[《鎧蜥蜴》]][[《ヂェミナイ・エルフ》]]とともに明日香の[[フィールド]]上に登場していた。
--海外オリジナルのカプセルモンスターズ編では、ゴロゴロ転がって杏子と本田に襲い掛かった。~

**関連カード [#f69e99cd]
―ゴキブリの[[モンスター]]
-[[《コカローチ・ナイト》]]
-[[《ゴキポン》]]
--アニメGXの「明日香vsボーイ」戦の回想シーンの[[デュエル]]において、[[《鎧蜥蜴》]]・[[《ヂェミナイ・エルフ》]]と共に明日香の[[フィールド]]上に登場していた。~
3種類とも[[地属性]]の[[通常モンスター]]であり、当時の明日香の[[デッキ]]は[[【地属性】]]なのだろうか?~

**収録パック等 [#o24737d3]
--アニメ5D's第44話では、黒い霧に襲われたサテライトのデュエリストが使用しているのが確認できる。

//--アニメVRAINS第21話において、ゴーストガールの名をうろ覚えだったAiが、あろう事か「ゴキガール」と呼称していた。~

-コナミのゲーム作品において―~
原作出身で[[ネタ]]要素のある[[カード]]だからか、ゲーム作品での登場が多い。~

--モンスターカプセルGBやカプセルモンスターコロシアムにも、使用できる[[モンスター]]として登場している。~
[[攻撃]]名はLV1が「ゴキアタック」、LV2が「ゴキフライングアタック」、LV3が「ゴキスピリット」。~

--[[TAG FORCE 4>ゲーム付属カード#TF4]]では、作中の大会の決勝敗退者に参加賞として配られる。~
受け取ったジャックからは「クズカード」呼ばわりされてしまっている。~
次回作[[TAG FORCE 5>ゲーム付属カード#TF5]]でも作中の大会「WTGP」の準決勝敗退者の参加賞として同様の役割で登場するが、受け取ったジャックと謎のD・ホイーラーがお互いに譲り合おうとするなど、5D'sの世界でも価値はないらしい。~

--真DMでは、[[パスワード]]で手に入れようとすると[[スターチップ]]999999枚を要求される正真正銘の[[レアカード]]である。~
この作品では、この[[カード]]は[[《スカルライダー》]]を[[儀式召喚]]するために必要な[[カード]]である点が評価されたのだろう。~

--デュエルリンクスでは、インセクター羽蛾からのドロップで手に入る。~
このゲームでは、サービス開始直後は遊戯などのレジェンドデュエリストから手に入る固有の[[カード]]は基本的に[[レア>Rare]]以上の[[レアリティ]]であった(現在はいくつか増えている)のだが、この[[カード]]のみ[[ノーマル>Normal]]扱いとなっていた。~
更に、インセクター羽蛾が使用する際にボイスのみならず「お前に[[レアカード]]なんてもったいない!」という台詞と共にカットインが発生するなど、この[[カード]]ならではの[[ネタ]]に富んだ優遇を受けている。~
---集英社の雑誌上やイベント等では、「ゴキボール川島」と名乗るデュエルリンクス担当のカリスマ決闘者が登場している。~
Vジャンプ2018年8月号によれば、「《ゴキボール》がカリスマ化した男」。~
イベントで配布された彼の名刺には、この[[モンスター]]の[[イラスト]]が載っている。~
ちなみにその正体は、週刊少年ジャンプの副編集長(登場時点)である。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]でも同一の[[ステータス]]で実装されている。~
ただし中途半端に[[攻撃力]]が高いため、[[ラッシュデュエル]]特有の低[[攻撃力]][[昆虫族]]の[[サポートカード]]に対応せず使い辛い。~
[[RUSH:《ゴキボール》]]を参照。~

**関連カード [#card]
―ゴキブリ系[[モンスター]]は[[《コカローチ・ナイト》]]を参照。~

―《ゴキボール》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ゴキポール》]]

-[[《超装甲兵器ロボ ブラックアイアンG》]]

-[[《G・ボール・シュート》]]
-[[《G・ボールパーク》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.6]]
-[[トーナメントパック2018 Vol.3]] 18TP-JP315

----
&tag(《ゴキボール》,モンスター,通常モンスター,星4/地属性/昆虫族/攻1200/守1400,);