*《ゴキボール/Gokibore》 [#top]
 通常モンスター
 星4/地属性/昆虫族/攻1200/守1400
 丸いゴキブリ。
 ゴロゴロ転がって攻撃。
 守備が意外と高いぞ。

 [[Vol.6]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[リクルーター]]の[[攻撃]]に耐えられる程度の[[守備力]]はあり、見た目からすれば意外と高いと言っても差し支えはない。~

 [[《共鳴虫》]]・[[《ゴキポン》]]等で[[リクルート]]・[[サーチ]]できる[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[通常モンスター]]としては、[[攻撃力]]1500の[[《吸血ノミ》]]が存在する。~
 [[守備力]]を活かすにしても[[《スクープ・シューター》]]に[[破壊]]されないぐらいで、より高い[[守備力]]を持つ[[《ビック・アント》]]が存在する。~
 使うとすれば羽蛾の[[ファンデッキ]]くらいだろう。~

//-[[Vol.6]]にしか収録されておらず、入手しづらい。~
//流通数は多いものの、再録されていない[[ノーマル>Normal]]カードはかえって入手が困難であり現在では貴重品。~
//とても破れる代物とはいいがたい。~
//後述の原作でのネタが有名だが、[[OCG]]でも[[レアリティ]]は[[ノーマル>Normal]]であり、[[レア>Rare]]ではない。~

-長らく[[絶版]]の状態が続いていたが、[[《ゴキポール》]]や[[《G・ボールパーク》]]の登場に合わせてか[[トーナメントパック2018 Vol.3]]にて19年ぶりの再録が決定した。~

-[[米国マクドナルドのキャンペーン>McDonald's Promotional Series#k9b2ba12]]で配布されたが、[[《アクア・ドラゴン》]]や[[《カイザー・ドラゴン》]]を差し置いて[[レア>Rare]]扱いだった。~
しかし、食品のおまけとしてはいかがなものか。~

-ボールは"ball"と思われるが、[[英語名]]は「Gokiball」ではない。~
"Bore"は穴や穿孔機を意味する単語だが、ゴキボール自身は穴に関連するわけではない。~
もしくは退屈させる、うんざりさせる、という意味の"Bore"であろうか。~

--後に登場した[[《ゴキポール》]]や[[《G・ボールパーク》]]を見る限り、あちらの世界では完全にボール扱いを受けているようだ。~
いずれもこの[[モンスター]]は涙を流しており、[[昆虫族]]の中でも立場が弱い[[モンスター]]なのかもしれない。~

-ゴキブリとは、昆虫網ゴキブリ目のうちシロアリ以外の総称である。~
長い触角、扁平な楕円形の体、発達した脚、そして油を塗ったがごとき光沢のある体表等が特徴。~
その気味の悪い姿や不衛生さから一般的には嫌われることが多いが、自身は清潔を好み、モノによっては食用やペットにされるゴキブリも存在する。~
また、[[森>《森》]]に住む野生のゴキブリは蟲の死骸・朽木・腐葉土などを食べる「森の掃除屋」として自然界に貢献している存在である。~
昆虫の中でもこの種は特に姿形が数億年前からほとんど変わっておらず「生きた化石」とも称され、アニメGXで剣山は「太古の厳しい時代を生き抜いてきた尊敬すべき存在(達)」とまで解説し、自身を虫にたとえネガティブになっていた翔を一喝している。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」の「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦において羽蛾が使用。~
この時は闇遊戯の[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]の[[効果]]によりあっさり[[破壊]]されてしまっている。~
「バトルシティ編」において羽蛾は[[レアカード]]を報酬にして子供を使い、城之内の[[デッキ]]に[[《寄生虫パラサイド》]]を紛れ込ませるが、その報酬に渡したのはレアでも何でもないこの《ゴキボール》だった。~
「羽蛾さん!これ『ゴキボール』![[レアカード]]なんかじゃない!」と抗議する子供に殺虫剤を吹きかけて逃走しており、彼の陰湿さがよく現れたシーンである。~
アニメでは、原作の行為がやり過ぎと判断された為か鳥もちに変更されている。~

--アニメDM第26話では海馬のジュラルミンケースに確認できる。~
アニメオリジナルの「ドーマ編」における「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦では、羽蛾は裏向きのこの[[カード]]を見せつけて「遊戯の魂が封印された[[カード]]だ」と宣言した後に破り捨て、闇遊戯に精神的[[ダメージ]]を与えた。~
この行為が闇遊戯の逆鱗に触れ、羽蛾は[[《狂戦士の魂》]]を使用した[[《魔導戦士 ブレイカー》]]に[[オーバーキル]]されることになる。~
この時破られた[[カード]]は、実在しない日本語版の世界統一フォーマットのものであり、[[フレイバー・テキスト]]の「意外」が「以外」と誤植されている。~
ちなみに、このアニメDM162話の放送時にはすでに[[絶版]]となっているため、現実では少々もったいない話となった。~

--海外オリジナルのカプセルモンスターズ編では、ゴロゴロ転がって杏子と本田に襲い掛かった。~

--アニメGXの「明日香vsボーイ」戦の回想シーンの[[デュエル]]において、[[《鎧蜥蜴》]]・[[《ヂェミナイ・エルフ》]]と共に明日香の[[フィールド]]上に登場していた。~

--アニメ5D's第44話では、黒い霧に襲われたサテライトのデュエリストが使用しているのが確認できる。

--アニメVRAINS第21話において、ゴーストガールの名をうろ覚えだったAiが、あろう事か「ゴキガール」と呼称していた。~

-コナミのゲーム作品において―~
原作出身で[[ネタ]]要素のある[[カード]]だからか、ゲーム作品での登場が多い。~

--モンスターカプセルGBやカプセルモンスターコロシアムにも、使用できる[[モンスター]]として登場している。~
[[攻撃]]名はLV1が「ゴキアタック」、LV2が「ゴキフライングアタック」、LV3が「ゴキスピリット」。~

--[[TAG FORCE 4>ゲーム付属カード#TF4]]では、作中の大会の決勝敗退者に参加賞として配られる。~
受け取ったジャックからは「クズカード」呼ばわりされてしまっている。~
次回作[[TAG FORCE 5>ゲーム付属カード#TF5]]でも作中の大会「WTGP」の準決勝敗退者の参加賞として同様の役割で登場するが、受け取ったジャックと謎のD・ホイーラーがお互いに譲り合おうとするなど、5D'sの世界でも価値はないらしい。~

--真DMでは、[[パスワード]]で手に入れようとすると[[スターチップ]]999999枚を要求される正真正銘の[[レアカード]]である。~
この作品では、この[[カード]]は[[《スカルライダー》]]を[[儀式召喚]]するために必要な[[カード]]である点が評価されたのだろう。~

--デュエルリンクスでは、インセクター羽蛾からのドロップで手に入る。~
このゲームでは、サービス開始直後は遊戯などのレジェンドデュエリストから手に入る固有の[[カード]]は基本的に[[レア>Rare]]以上の[[レアリティ]]であった(現在はいくつか増えている)のだが、この[[カード]]のみ[[ノーマル>Normal]]扱いとなっていた。~
更に、インセクター羽蛾が使用する際にボイスのみならず「お前に[[レアカード]]なんてもったいない!」という台詞と共にカットインが発生するなど、この[[カード]]ならではの[[ネタ]]に富んだ優遇を受けている。~
---集英社の雑誌上やイベント等では、「ゴキボール川島」と名乗るデュエルリンクス担当のカリスマ決闘者が登場している。~
イベントで配布された名刺には、この[[モンスター]]の[[イラスト]]が載っている。~
ちなみにその正体は、週刊少年ジャンプの副編集長(登場時点)である。~

**関連カード [#card]
―ゴキブリ系[[モンスター]]は[[《コカローチ・ナイト》]]を参照。~

―《ゴキボール》の姿が見られる[[カード]]
-[[《G・ボールパーク》]]
-[[《ゴキポール》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.6]]
-[[トーナメントパック2018 Vol.3]] 18TP-JP315

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