*《ゴヨウ・エンペラー》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星10/地属性/戦士族/攻3300/守2500
 戦士族・地属性のSモンスター×2
 (1):このカードまたは元々の持ち主が相手となる自分のモンスターが
 戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
 破壊したそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
 (2):相手がモンスターを特殊召喚した時、
 自分フィールドの戦士族・地属性のSモンスター1体をリリースして発動できる。
 そのモンスターのコントロールを得る。
 (3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた時に発動する。
 自分フィールドの全てのモンスターのコントロールは、元々の持ち主に戻る。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/637912173331636224

 [[ブレイカーズ・オブ・シャドウ]]で登場する[[地属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 自身または[[コントロールを奪った>コントロール奪取]][[モンスター]]で[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[自分]][[フィールド]]に[[蘇生]]する[[効果]]、[[特殊召喚に成功した]][[相手]][[モンスター]]の[[コントロールを奪う>コントロール奪取]][[効果]]、[[フィールド]]を離れた時に奪った[[コントロール]]を元に戻す[[効果]]を持つ。~

 [[地属性]]・[[戦士族]]の[[シンクロモンスター]]は強力な[[カード]]が揃っているが個々の[[シナジー]]には乏しく、[[融合召喚]]は難しい部類に入る。~
 条件を満たす[[シンクロモンスター]]を多数所有し、[[《ガトムズの緊急指令》]]1枚からこの[[カード]]まで繋げられる上に(2)の[[コスト]]までも確保できる[[【X−セイバー】]]であれば、比較的容易に[[融合素材]]を揃えることができる。~
 また、[[シンクロモンスター]]を[[融合素材]]とする[[融合モンスター]]であるため、[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]に対応する。~
 [[フィールド]]に2体揃えるのは難しいので、考えられる中ではこれが最も手軽に[[融合召喚]]を行える[[カード]]だろう。~
 同じ[[融合素材]]で[[《ナチュル・ガイアストライオ》]]・[[《旧神ノーデン》]]も[[融合召喚]]できるので、[[デッキ]]や局面によって使い分けるといい。~
 同じ[[融合素材]]で[[《ナチュル・ガイアストライオ》]]も[[融合召喚]]できるので、[[デッキ]]や局面によって使い分けるといい。~
 消費を考えれば、基本的には[[融合素材]]となる[[モンスター]]で攻め立て、[[除去]]されるなどして[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]ら、[[墓地融合]]で出すのが理想的である。~
 あるいは[[融合召喚]]自体を諦め、[[《幻想召喚師》]]や[[《デビル・フランケン》]]を使うのも手か。~
 [[《ジャンク・シンクロン》]]と[[《シンクロ・フュージョニスト》]]で[[融合]]・[[フュージョン]]を[[サーチ]]しつつ、[[《ゴヨウ・チェイサー》]]などに繋ぐ手もある。~

 (1)の[[効果]]は、自身および[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]で[[コントロール奪取]]を行う[[効果]]。~
 この[[カード]]で[[相手]][[モンスター]]を奪い、奪った[[モンスター]]でさらに[[戦闘破壊]]を行えば[[相手]][[フィールド]]の全ての[[モンスター]]のコントロールを奪う事ができる。~
 「元々の持ち主」が[[相手]]の[[モンスター]]であればよいので、他の[[コントロール奪取]]手段も併用することで[[攻撃力]]の高いものにも対応できる。~
 ただ、[[蘇生]]できないものや、[[墓地]]に送られない[[ペンデュラムモンスター]]には対応できないため、[[ペンデュラムモンスター]]が複数並んでいる場合は[[戦闘]]で状況をひっくり返すのは難しい。~

 (2)の[[効果]]は[[特殊召喚]]された[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]する[[効果]]。~
 [[コントロール奪取]]する数に制限はないため、同時に複数の[[モンスター]]が[[特殊召喚]]されればその全てを[[コントロール奪取]]できる。~
 [[相手]]の[[特殊召喚]]を大きく牽制できるが、[[戦士族]]・[[地属性]]の[[シンクロモンスター]]を[[コスト]]として要求しているため、[[融合召喚]]を行った後では[[コスト]]が用意できない事も十分に考えられるだろう。~
 基本的にはこちらはあくまでオマケと考え、[[発動]]できればラッキー程度とするのが良い。~

 (3)の[[効果]]は[[デメリット]]であり、この[[カード]]の[[効果]]で奪った[[モンスター]]だけでなく他の手段で[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]も[[相手]]に返してしまう。~
 いくら[[モンスター]]を奪ってもこの[[カード]]1枚を[[除去]]されるだけで戦況を逆転されかねないため、この[[カード]]を守る手段や[[デメリット]]を回避する手段を用意しておき、できる限り[[発動]]を避けたい。~
 [[発動条件]]は「[[表側表示]]のこの[[カード]]が[[フィールド]]から離れた時」なので、[[ランク]]10の[[エクシーズ素材]]にすれば[[デメリット]]を回避できる。~
 [[《月の書》]]や[[《皆既日蝕の書》]]などの、他のゴヨウ[[モンスター]]をサポートできる[[カード]]を投入して回避するのも良いだろう。~
 また、[[《星態龍》]]の[[シンクロ素材]]にすれば、あちらの[[効果]]により[[発動]]そのものを封じられるため(3)の[[効果]]が[[発動]]しなくなる。~
 この[[カード]]を活用する[[デッキ]]であれば奪った[[モンスター]]を[[シンクロ素材]]として利用する事は容易なはずであるため、奪った[[モンスター]]を戦力として活用する事は考えず、速やかに[[シンクロ素材]]にしてしまってもいい。

 総じて爆発力は非常に大きいものの、(3)の[[デメリット]][[効果]]により、ハイリスク・ハイリターンな[[カード]]と言える。~
 基本的には[[《ナチュル・ガイアストライオ》]]・[[《旧神ノーデン》]]の[[融合召喚]]を優先し、[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]と共に[[フィニッシャー]]として使用する、奪った[[モンスター]]を各種素材に使用する等この[[カード]]ならではの活躍ができる場面で[[融合召喚]]していきたい。
 基本的には[[《ナチュル・ガイアストライオ》]]の[[融合召喚]]を優先し、[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]と共に[[フィニッシャー]]として使用する、奪った[[モンスター]]を各種素材に使用する等この[[カード]]ならではの活躍ができる場面で[[融合召喚]]していきたい。

-これまでの[[ゴヨウ>シリーズカード#Goyo]]シリーズとは異なり、中華風の容姿をしている。~
「エンペラー」の名を踏まえると、清朝最後の皇帝である「溥儀」が元ネタか。~
この[[カード]]の少々幼げな[[イラスト]]は、彼がわずか2歳10ヶ月で皇帝に即位したことが由来なのだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vsデュエルチェイサー227」戦でデュエルチェイサー227が使用。~
対戦前夜にロジェからデュエルチェイサー227に送られた封書の中に、手紙と共に入っていた。~
[[《融合》]]の[[効果]]で、[[《ゴヨウ・チェイサー》]]と[[《ゴヨウ・プレデター》]]を[[融合素材]]として[[融合召喚]]される。~
[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]を[[攻撃]]し、[[破壊]]を[[無効]]にしてその[[コントロール]]を奪った。~
さらに、[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]で《EMホタルクス》を[[攻撃]]した際にも同じ[[効果]]で[[コントロール]]を奪った。~
だが、次の[[ターン]]に[[《オッドアイズ・セイバー・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[破壊]]され、[[コントロール]]を奪い返された。~

--[[融合召喚]]の際の台詞は「[[飽くなき追跡者>《ゴヨウ・チェイサー》]]の魂と[[誇り高き捕食者>《ゴヨウ・プレデター》]]の魂が、今1つとなりて昇華する![[融合召喚]]!出でよ、荘厳なる捕獲者の血統を受け継ぎし者!《ゴヨウ・エンペラー》!」。~

--[[攻撃]]方法は火炎放射らしきもので[[攻撃]]しており、外見からは想像できない[[攻撃]]方法だった。~
--[[攻撃]]の際には口から炎を吹き放つという、外見からは想像できない[[攻撃]]方法だった。~

--アニメでは[[ウルトラレア>Ultra]]であり、(1)の[[効果]]は、[[破壊]]して[[墓地へ送った>墓地へ送る]]時に[[蘇生]]するのではなく、[[破壊]]を[[無効]]にして[[コントロール]]を奪う[[効果]]だった。~
そのため、[[墓地]]へ送られない[[ペンデュラムモンスター]]も奪うことができた。~
また、自身以外の[[モンスター]]でも[[コントロール奪取]]ができることについては「《ゴヨウ・エンペラー》に[[捕らわれた>コントロール奪取]][[モンスター]]は同じ[[効果]]を使える」と表現されていた。~
(2)の[[効果]]は[[テキスト]]が確認できないためあったかは不明。~

---(2)の[[効果]]は、アニメ版[[《ゴヨウ・キング》]]が持っていたものの[[OCG]]で削除された[[効果]]と類似している。~
アニメ版のこの[[カード]]がこの[[効果]]を有していなかった場合、[[OCG]]化の際に[[下位種]]的な立場の[[カードの効果]]の一部が[[上位種]]に移されるという、珍しい事例になる。~

--この[[カード]]を使用したデュエルチェイサー227はシンクロ次元の人間なので、本来は[[融合モンスター]]を所持していないはずである。~
そのため、中継でこの[[カード]]が[[融合召喚]]される様子を見ていた零児は、「この次元に(融合次元の)ネズミが紛れ込んでいるということか」と考察している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ゴヨウ>シリーズカード#Goyo]]

//―《ゴヨウ・エンペラー》の姿が見られる[[カード]]

―この[[カード]]の[[融合素材]]及び(2)の[[効果]]の[[コスト]]にできる[[モンスター]]は[[《ゴヨウ・チェイサー》>《ゴヨウ・チェイサー》#list]]を参照。~

//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ブレイカーズ・オブ・シャドウ]] BOSH-JP044 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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&tag(《ゴヨウ・エンペラー》,モンスター,融合モンスター,効果モンスター,星10/地属性/戦士族/攻3300/守2500);