*《サイバー・ドラゴン・インフィニティ/Cyber Dragon Infinity》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク6/光属性/機械族/攻2100/守1600
 機械族・光属性レベル6モンスター×3
 「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」は1ターンに1度、
 自分フィールドの「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」の上に重ねてX召喚する事もできる。
 (1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×200アップする。
 (2):1ターンに1度、フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
 (3):1ターンに1度、カードの効果が発動した時、
 このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 その発動を無効にし破壊する。
//英語名:https://www.facebook.com/OfficialYuGiOhTCG/photos/a.498905223471514.130793.124988010863239/1157084537653576/?type=3&theater

 [[クロスオーバー・ソウルズ]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]に重ねるという[[召喚条件]]、自身の[[エクシーズ素材]]の数に比例して[[攻撃力]]を上げる[[永続効果]]、[[表側攻撃表示]][[モンスター]]1体を自身の[[エクシーズ素材]]にする[[起動効果]]、自身の[[エクシーズ素材]]を[[コスト]]に[[効果の発動]]を[[無効]]にする[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[エクシーズ素材]]の[[縛り]]が非常に厳しく、その条件を満たす[[モンスター]]は[[下記>#list]]の通り数が少ない上に[[汎用性]]が低い。~
 よって、基本的には通常の[[エクシーズ召喚]]ではなく[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]に重ねる形で[[エクシーズ召喚]]する事になるだろう。~
 [[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]を出しやすい[[デッキ]]としては、[[【サイバー・ドラゴン】]]をはじめとして、[[《銀河戦士》]]を擁する[[【ギャラクシー】]]、[[《先史遺産ゴールデン・シャトル》]]を擁する[[【先史遺産】]]などが挙げられる。~
// [[エクストラデッキ]]を消費する点に目を瞑れば、[[ランク]]4の[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]から[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]を経由して出すこともできる。~
 変わったところでは、[[【セイクリッド】]]における[[《セイクリッド・ビーハイブ》]]や[[【先史遺産】]]での[[《No.36 先史遺産−超機関フォーク=ヒューク》]]に対し[[《RUM−アストラル・フォース》]]を使用する方法もある。~

 (1)の[[自己強化]]により、[[エクシーズ召喚]]直後の[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]に重ねた場合は[[攻撃力]]2700。~
 そこから(2)の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]を増やせばさらに上昇する。~
 上昇幅はそれほど大きくないものの、(3)の[[効果]]により[[カードの効果]]で[[除去]]されにくいため、数値以上の堅牢さを発揮する。~

 (2)の[[効果]]は[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]によく似た[[攻撃表示]][[モンスター]]を[[エクシーズ素材]]として[[吸収]]する[[効果]]。~
 [[相手]][[モンスター]]を[[除去]]して[[アドバンテージ]]を得るのみならず、[[エクシーズ素材]]が増える事で(1)の[[自己強化]]数値と(3)の[[コスト]]も確保できる[[効果]]である。~
 [[蘇生]]後など[[エクシーズ素材]]がない場合も[[使用]]でき、且つ[[表側攻撃表示]]であれば、[[特殊召喚]]された等条件を問わないため、(3)の[[効果]]の[[コスト]]を容易に確保できる。~
 また、[[自分]]の[[モンスター]]に対しても使用できるので、[[フィールド]]に残っている[[《サイバー・ドラゴン・コア》]]等を[[吸収]]して[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の[[融合素材]]にされる事を防ぐ事や、[[フィールド]]を空けるために使う事も可能。~

 (3)の[[効果]]は、[[魔法・罠>魔法・罠カード]]・[[モンスター]]の[[効果]]の全てに対応する万能な[[カウンター]][[効果]]。~
 「[[モンスター効果の発動]]」「[[魔法・罠カード]]の[[カードの発動]]」だけでなく「[[魔法・罠カード]]の[[効果の発動]]」にも対応するので、既に[[フィールド]]にある永続系[[カード]]にも対応できる。~
 (2)の[[効果]]により[[エクシーズ素材]]を補給できるため、[[1ターンに1度]]という点以外は隙はないといって良いだろう。~

 強力な制圧力と[[除去]]能力を誇る[[モンスター]]であり、この[[カード]]のためだけに[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]を採用する価値は十分にあるだろう。~
 ただし、一見して隙がないように見えるこの[[モンスター]]にも、大きく分けて3つの難点がある。

 第一に、[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]を経由する[[特殊召喚]]について。~
 [[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]から[[エクシーズ召喚]]できるのは[[1ターンに1度]]だけなので、複数体を並べて制圧を狙う場合は、通常の[[エクシーズ召喚]]を行うか[[ターン]]をまたぐ必要がある。~
 さらに、下地である[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]自体が何の[[耐性]]も持たない上に、狙いがあからさまである。~
 [[《強制脱出装置》]]等の[[除去]]はもちろん、[[《エネミーコントローラー》]]で一時的に[[コントロール奪取]]されただけでも、[[エクシーズ召喚]]を妨害される。~

 第二に、[[モンスター]]の[[召喚ルール効果]]や[[永続効果]]は(3)の[[効果]]によって対処できない。~
 [[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]は素材も含めて[[通常召喚]]・[[召喚ルール効果]]による展開が可能であり、高[[攻撃力]]の[[モンスター]]には[[戦闘破壊]]される。~
 また、[[機械族]]の宿命と言うべきか、[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]は[[《サイバー・ドラゴン》]]共々(3)の[[効果]]をすり抜けて出せるので天敵となる。~
 [[《ナイト・ドラゴリッチ》]]に至っては、[[守備表示]]にされてしまうため(1)の[[自己強化]]が無意味となり、[[永続効果]]なので(3)で[[無効]]にもできず、いとも簡単に[[戦闘破壊]]されてしまう。~

 第三に、[[エクシーズ素材]]がない状態でも(2)の[[効果]]によって補給できるので、[[コントロール奪取]]されたり[[相手]][[フィールド]]に[[蘇生]]された場合も苦戦を強いられる。~
 特に[[《死者蘇生》]]は採用率が極めて高いので、この[[カード]]を出しただけで過信せず、[[《奈落の落とし穴》]]等による対策を打っておきたい。~

-[[エクシーズ素材]]に[[種族]]と[[属性]]の両方を指定する初の[[エクシーズモンスター]]である。~
ちなみに、アニメZEXALでオボミが使用した《リサイクル・リライノボット》は[[地属性]]・[[機械族]]を指定していた。~

-[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]と同様に、[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]の[[カード名]]をコピーした[[《ファントム・オブ・カオス》]]の上に重ねて出すこともできる。~

-本来の[[エクシーズ素材]]は非常に厳しい指定がなされており、固有の[[召喚条件]]として設定されている[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]も[[エクシーズ素材]]に[[縛り]]がある。~
しかし[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]の現役時代は殆どの[[デッキ]]で[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]を出せたために、[[《サイバー・ドラゴン》]]どころか[[光属性]]や[[機械族]]とも全く関係ない[[デッキ]]でも幅広く採用されていた。~
[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]が[[禁止カード]]に指定されたことで、漸く[[《サイバー・ドラゴン》]]や[[機械族]]に関連した[[デッキ]]のみで採用されるようになった。~

-「インフィニティ(無限)」にちなんでか、[[イラスト]]では胴体が∞の記号のようになっている。~
自分の尾を飲み込んでいる[[ウロボロス>《サイバー・ウロボロス》]]の姿は、無限性や永続性の象徴でもある。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[サイバー・ドラゴン]]

-[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]

-[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]

-[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]

-[[エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるカード>エクシーズ召喚#kasane]]

//―《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の姿が見られる[[カード]]

***エクシーズ素材にできるレベル6の機械族・光属性モンスター [#list]
#taglist(星6^光属性^機械族^効果モンスター-特殊召喚モンスター-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-エクシーズ素材にできない)
//-[[《サイバー・バリア・ドラゴン》]]
//-[[《セイクリッド・アンタレス》]]
//-[[《ユーフォロイド》]]

#taglist(星6^光属性^機械族^特殊召喚モンスター-エクシーズ素材にできない-エクストラデッキ-儀式モンスター)

#taglist(星6^光属性^機械族^儀式モンスター-エクシーズ素材にできない)

#taglist(星6^光属性^機械族^融合モンスター-エクシーズ素材にできない)
//-[[《VW−タイガー・カタパルト》]]
//-[[《XY−ドラゴン・キャノン》]]
//-[[《XZ−キャタピラー・キャノン》]]
//-[[《YZ−キャタピラー・ドラゴン》]]

#taglist(星6^光属性^機械族^シンクロモンスター-エクシーズ素材にできない)
//-[[《甲化鎧骨格》]]

―自身の[[効果]]で[[レベル]]の変更が可能な[[機械族]]・[[光属性]][[モンスター]]~
-[[《先史遺産ゴールデン・シャトル》]]
-[[《スキヤナー》]]
-[[《フォトン・サテライト》]]

-[[《太陽風帆船》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【サイバー・ドラゴン】]]
-[[【先史遺産】]]
-[[【ギャラクシー】]]
//-[[【テラナイト】]] 

**収録パック等 [#pack]
-[[クロスオーバー・ソウルズ]] CROS-JP090 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
Q:《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の[[エクシーズ召喚]]が[[《神の宣告》]]で[[無効]]になった場合、その[[ターン]]にもう1度《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を[[エクシーズ召喚]]できますか?~
A:[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]の上に重ねる方法で、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を[[エクシーズ召喚]]する事ができるのは[[1ターンに1度]]のみとなります。~
  [[機械族]]・[[光属性]][[レベル]]6[[モンスター]]×3を[[自分]][[フィールド]]に揃えて[[エクシーズ召喚]]を行うのであれば、その[[ターン]]に行う事は可能です。 (15/02/13)~

Q:[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]の[[カード名]]を得ている[[《ファントム・オブ・カオス》]]の上に重ねて、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を[[エクシーズ召喚]]できますか?~
A:できます。(15/02/13)~

Q:(2)の[[効果]]の処理時に、自身が[[フィールド]]を[[離れて>離れる]]いる場合、処理はどうなりますか?~
A:[[適用]]されません。(15/02/13)~

Q:[[手札]]や[[墓地]]にて[[発動]]した[[カードの効果]]に[[チェーン]]して、(3)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:できます。(15/02/13)

Q:[[ダメージステップ]]に(3)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(15/02/14)

Q:[[ペンデュラム効果]]を持たない[[《閃光の騎士》]]などが[[ペンデュラムゾーン]]へ[[発動]]された場合に、(3)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の[[効果]]は、[[魔法カード]]を表側で[[発動]]した場合においても、[[チェーン]]して[[発動]]し、その[[発動]]を[[無効]]にする事ができます。~
  したがって、[[《閃光の騎士》]]を[[魔法カード]]扱いとして[[ペンデュラムゾーン]]にて[[発動]]した場合においても、その[[発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]する事ができます。(15/06/27)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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