遊戯王カードWiki - 《シャーク・フォートレス》のバックアップ(No.43)

《シャーク・フォートレス/Shark Fortress》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク５/闇属性/魚族/攻2400/守1800
レベル５モンスター×２
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除き、
自分フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃できる。

　LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した闇属性・魚族のエクシーズモンスター。
　エクシーズ素材を取り除き自分のモンスターに２回攻撃を付与する起動効果と、フィールド上に存在する限り相手が他のモンスターを攻撃対象にできなくする永続効果を持つ。

　(1)の効果は表側表示・裏側表示関係なく守れる。
　このカードの攻撃力が若干低いのが気にかかるが、相手の戦略の一部を封じ込められるという点ではあって困る効果ではなく、何らかのサポートをすれば壁として活躍できる。

　(2)の２回攻撃付与の効果に指定は無く、自身も対象にできるのでこのカードだけでも2400の２回攻撃ができる。
　その場合は《機甲忍者ブレード・ハート》とあまり攻撃力は変わらないが、このカードで対処できない状況では他のエクシーズモンスターを出せばよいだけなのでそこまで気にならない。
　相手の場にモンスターが存在する場合は《Ｎｏ.６１ヴォルカザウルス》、ダイレクトアタックできる場合はこちらなど、上手く使い分けていきたい。
　もちろん他のモンスターへ２回攻撃を付与し、このカードの攻撃と合わせて大打撃を与える手もあり、攻撃力2800以上に使えばこのモンスターも含めて１ターンキルが可能。
　【ゼンマイ】や【甲虫装機】などのランク４・５を必要に応じて展開できるデッキとは相性が良く１ターンキルを意識した構築も難なく可能。
　【ガエル】においては《デスガエル》でエクシーズ召喚でき、《死の合唱》で相手のフィールドをガラ空きにする事も難しくない。
　また２体素材のランク５の闇属性モンスターであるため、《シャドウ・ヴァンパイア》や《ヴァンパイア・デューク》を要する【ヴァンパイア】でも有用なカードとなり得る。

　また、魚族なので《フィッシャーチャージ》等のフリーチェーンのサポートにも対応する。
　《ガーベージ・ロード》にも対応するため、特殊召喚のみでエクシーズ召喚するのも難しくない。

アドバンスド・トーナメントパック2015 Vol.4に突如として再録された。
レベル５モンスターの多いダイナミストが登場したからだろう。

要塞という意味のフォートレスが付き、航空母艦のような外見だが、魚族である。
- 容姿のモデルとなっているのはウバザメ（姥鮫）だろう。
  ジンベエザメに次いで２番目に大きな魚類であり、このモンスターはウバザメの特徴である大きな口の部分がカタパルトとなっている。

原作・アニメにおいて―
アニメZEXALII(セカンド)の「遊馬vs凌牙」（５戦目）にて凌牙が使用。
《パンサー・シャーク》と《イーグル・シャーク》をエクシーズ素材としてエクシーズ召喚される。
攻撃は《ゴゴゴ護符》に防がれるものの、効果を発動して《潜航母艦エアロ・シャーク》と《ブラック・レイ・ランサー》の攻撃回数を増やした。
しかしこの際、《潜航母艦エアロ・シャーク》及び《ブラック・レイ・ランサー》で《ゴゴゴゴーレム》または《ゴゴゴジャイアント》を戦闘破壊していれば、このカードをエクシーズ召喚せずとも《ゴゴゴ護符》の効果を封じる事ができた。
さらにその上で、《潜航母艦エアロ・シャーク》のアニメ効果を使用していれば結果的に勝利していた。
その後は返しのターンに攻撃力が8000になった《Ｈ－Ｃエクスカリバー》に戦闘破壊され敗北した。
効果名は「ファング・リローデッド」、英語版での攻撃名は「メイヘム・ミサイル」。

アニメではエクシーズ素材が３体必要で、自分フィールド上にエクシーズモンスターが存在する場合、エクシーズ召喚に必要なエクシーズ素材を１つ減らしてエクシーズ召喚できた。
攻撃を増やす効果はバトルフェイズ中のみ、そのターン中に戦闘を行った「シャーク」と名の付くモンスターに限定されている代わりに、１ターンの回数制限はなかった。
（凌牙は「自身を除く『シャーク』と名の付くモンスター」と効果の説明をしているが、アニメ版テキストにはそのような記載はない）
《ブラック・レイ・ランサー》は、装備モンスターを「シャーク」と名の付くモンスターとして扱う装備魔法《シャーカイズ》により効果を受けることができた。
OCGでは選択モンスターの制限が無くなった代わりに回数制限が付いた。
また、レアリティはアニメではウルトラレアとなっている。