*《ゾディアック&ruby(サイン){S};》 [#top]
 フィールド魔法
 (1):自分フィールドの「十二獣」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
 自分フィールドの攻撃力が一番高い獣戦士族モンスター以外の自分の獣戦士族モンスターを相手は攻撃対象に選択できない。
 (3):1ターンに1度、自分フィールドの「十二獣」モンスターが効果で破壊される場合、
 その「十二獣」モンスター1体の代わりに自分の手札・フィールドのモンスター1体を破壊できる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[レイジング・テンペスト]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[十二獣]]を[[全体強化]]する[[効果]]、[[攻撃力]]が最も高い[[獣戦士族]]以外を[[攻撃対象]]にできなくなる[[効果]]、[[十二獣]]1体が[[破壊される]]代わりに[[手札]]・[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[破壊]]できる[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[《イグニッションP》>《イグニッションP》#card]]などにも見られる[[全体強化]]。~
 [[十二獣]]は複数の[[エクシーズ素材]]で[[強化]]されるか、[[エクシーズ素材]]が[[強化]]に貢献せずに[[攻撃力]]・[[守備力]]が0になるかであり、影響はオマケ程度。~
 [[十二獣]]の主力となる[[エクシーズモンスター]]は、素材となっている[[十二獣]]の攻守の合計が[[ステータス]]となる。~
 複数の[[エクシーズ素材]]で大幅に[[強化]]されているか、逆に攻守0の[[モンスター]]のみを素材にしているかのどちらかという場合が多く、影響はオマケ程度である。~

 (2)の[[効果]]は[[獣戦士族]]が複数並んでいる場合に一番[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]しか[[攻撃対象]]にできなくなる[[効果]]。~
 (2)は[[効果]]は[[獣戦士族]]専用の[[《ガリトラップ−ピクシーの輪−》]]と言うべきものだが、同じ[[攻撃力]]の[[モンスター]]を並べた場合にはどちらにも[[攻撃]]できる点が異なる。~
 [[十二獣]]の[[エクシーズモンスター]]は[[ステータス]]が0であることも少なくないので、それらを[[戦闘破壊]]から守りやすくなる。~
 [[《十二獣ヴァイパー》]]を[[エクシーズ素材]]にした[[モンスター]]しか[[攻撃]]できなくなれば、[[相手]]も[[攻撃]]をし辛くなる。~
 ただし同じ[[攻撃力]]の[[モンスター]]を並べた場合、[[《ガリトラップ−ピクシーの輪−》]]などと違い両方を[[攻撃]]できてしまう。~

 (3)の[[効果]]は[[自分]][[フィールド]]の[[十二獣]][[モンスター]]が[[破壊]]される場合に[[手札]]か[[フィールド]]の[[モンスター]]を身代わりにできる[[効果]]。~
 (3)は[[十二獣]][[モンスター]]が[[破壊]]される場合に[[手札]]か[[フィールド]]の[[モンスター]]を身代わりにできる[[効果]]。~
 [[十二獣]]は[[破壊]][[耐性]]を持たないためその点を補え、[[1ターンに1度]]しか使えないものの、[[手札]]からも[[破壊]]できるので、[[破壊された]]場合の[[効果]]を持つ[[モンスター]]との[[コンボ]]を匂わすことで牽制できる働きがある。~
 [[《十二獣ラム》]]・[[《十二獣ラビーナ》]]を[[破壊]]すればその[[効果]]で[[蘇生]]・[[サルベージ]]に繋ぐことができる。~
 [[《十二獣ドランシア》]]の[[効果]]を[[《十二獣ドランシア》]]自身を対象に[[発動]]することで能動的に使うこともできる。~
 [[破壊]]する[[モンスター]]は[[十二獣]]に限らないため、その他の[[破壊された]]場合の[[効果]]を持つ[[カード]]も利用できる。~
 [[《炎王獣 ヤクシャ》]]・[[《炎王獣 バロン》]]なら[[《十二獣ブルホーン》]]から[[サーチ]]可能で[[破壊された]]場合の[[効果]]を[[発動]]できる。~
 また、[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]の[[全体除去]]からもこの[[カード]]で守ることができるため相性が良い。~

 全体的には悪くないのだがこの[[カード]]が[[十二獣]]の名を持たず、[[十二獣]]と相性の良い[[フィールド魔法]]が他にもいくつか存在するため競合するのが問題だろう。~
 [[《十二獣サラブレード》]]・[[《十二獣ラビーナ》]]を[[蘇生]]しやすい[[《ブラック・ガーデン》]]は[[フィールド]]を離れやすいため併用はしやすい。~
 その他では[[《エクシーズ・テリトリー》]]はこの[[カード]]以上に[[十二獣]][[エクシーズモンスター]]を[[強化]]でき、身代わりにできる[[エクシーズ素材]]がある限り[[効果]][[破壊]]への[[耐性]]を得ることができる。~
 この[[カード]]は[[十二獣]]を[[戦闘]]から守りやすい点や、上述のような[[コンボ]]を使える点などで差別化したい。~
 どの[[効果]]も使い途がないわけではないのだが、全体的に受け身な[[効果]]で[[アドバンテージ]]が得られるわけでもない。~
 この[[カード]]自身が[[十二獣]]の名を持たない事もあり、[[【十二獣】]]でも採用率は低い。~

-同系統の[[フィールド魔法]]の中では唯一、対応する[[カテゴリ]]がカタカナ表記ではない。~
そのため、他の類似[[フィールド魔法]]と比較すると、[[カード名]]だけでは[[カテゴリ]]との関係が少々分かりにくくなっている。~

-「ゾディアック(zodiac)」とは、天文学における黄道の事。~
[[カード名]]のルビも含めるとゾディアックサインとなるため、黄道十二宮の事を指していると思われる。~
[[十二獣]]の元ネタと思われる十二支は古代中国の天文学での天球分割法の十二辰の名称に割り振られており、黄道十二宮と区分けの仕方は同じである。~
-「ゾディアックサイン(zodiac sign)」とは、英語で黄道十二宮の星座を指す。~
[[十二獣]]の元ネタである十二支も、元々は黄道十二宮と同じく天球を12分割し星の動きを示すものであった。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[十二獣]]

-同様の特徴がある[[フィールド魔法]]については[[《イグニッションP》>《イグニッションP》#card]]を参照のこと。~

―[[イラスト]]関連
-[[《十二獣サラブレード》]]
-[[《十二獣ヴァイパー》]]
-[[《十二獣ラム》]]

-[[《真竜剣士マスターP》]]

//―《ゾディアックS》が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]

**収録パック等 [#pack]
-[[レイジング・テンペスト]] RATE-JP058

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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