遊戯王カードWiki - 《ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン》のバックアップ(No.4)

《ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク５/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
レベル５モンスター×３
(1)：このカードが「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」をＸ素材としている場合、以下の効果を得る。
●１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除き、
相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を０にし、その元々の攻撃力分このカードの攻撃力をアップする。
●相手がモンスターの効果を発動した時、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、自分の墓地のＸモンスター１体を選んで特殊召喚できる。

　インベイジョン・オブ・ヴェノムで登場する闇属性・ドラゴン族のエクシーズモンスター。
　《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》をエクシーズ素材としている場合に相手モンスターの攻撃力を０にして攻撃力を上乗せする効果、相手モンスター効果の発動を無効にし、エクシーズモンスターを蘇生できる効果を持つ。

　《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》をエクシーズ素材とすることで２つの強力な効果を得る。
　一方、そうでない場合はただのバニラとなってしまうため、実質的に他のエクシーズ素材で出す意味はない。

　《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》をこのカードのエクシーズ素材にする方法は、基本的に《ＲＵＭ－幻影騎士団ラウンチ》のみとなる。
　一応、《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》をレベル５またはランク３に変更できれば他の手段もあるのだが、現実的ではないだろう。
　エクシーズ素材に持つ条件の都合上、カードの名前?をコピーして出しても意味がなく、正規手順が一番確実と言える。

　１つ目の効果は、相手モンスター１体の攻撃力を０にし吸収する効果。
　弱体化・強化ともに期限がないため長期的に運用でき、非常に強力な火力となる。
　攻撃力を上げるのみの場合の弱点も、もう1つの効果の存在によりフォローされている。

　２つ目の効果はモンスター効果の発動を無効にしつつのエクシーズモンスターの蘇生。
　蘇生は追加扱いのため、墓地に存在しなくても無効だけを目的に発動できる。
　この時に取り除いたエクシーズ素材がエクシーズモンスターなら、それを蘇生することもできる。

　効果自体は強力なのだが、出す手段の少なさが大きなネックとなる。
　また、《ＲＵＭ－幻影騎士団ラウンチ》はエクシーズ素材がないことを条件としており、そのままではエクシーズ素材２つでしか出すことはできない。
　あちらの効果で補充することも可能とはいえ、あまり長く運用するには向かず、火力と無効化を活かしフィニッシャーを担わせたい。
　一応、なんとか《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》を保持したままのエクシーズ素材の水増しさえできれば、回数制限がないのは利点か。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vの「遊矢vsエド」戦で遊矢が使用。
（ただし、使用時にはユートの意識が表面化しているため、実質的にはユートが使用している。）
《ＲＵＭ－幻影騎士団ラウンチ》の効果で《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》からランクアップ・エクシーズ・チェンジされる。
自身の効果で、《Ｄ－ＨＥＲＯディストピアガイ》の攻撃力を０にし、その際発動した《Ｄ－ＨＥＲＯディストピアガイ》の効果ももう一つの効果で無効にしつつ、《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》を蘇生させた。
その後、《Ｄ－ＨＥＲＯディストピアガイ》に攻撃を仕掛けるが、エドが発動した《Ｄ－ＨＥＲＯダイナマイトガイ》の効果で両者のライフが０になり引き分けとなった。
攻撃名は「鎮魂のディザスター・ディスオベイ」、自己強化の効果名は「レクイエム・サルベージョン」。

アニメではエクシーズ召喚に必要なエクシーズ素材が２体だった。
また、(1)の効果はレベル５以上のみ、(2)の効果はカードの種類を問わず破壊効果を無効にする効果であり、無効化の前に蘇生の処理が入っていた。
OCG化に伴い、魔法・罠カードを無効にできなくなったがモンスター効果全般に対応できるようになっており、相対的に強化されたといえるだろう。
なお、アニメのままの効果の場合、(2)の効果は墓地にエクシーズモンスターが存在しなければ空撃ちになるため発動できない。