遊戯王カードWiki - 《ツイスター》のバックアップ(No.110)

《ツイスター/Twister》 †

速攻魔法
５００ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード１枚を選択して破壊する。

　STRIKE OF NEOSで登場した速攻魔法。
　ライフコストを払うことで発動し、表側表示の魔法・罠カードを破壊する効果を持つ。

　《サイクロン》の完全下位互換。
　４枚目以降の選択肢としても1000ライフポイント払うことで除外できる《コズミック・サイクロン》がある。

環境において―
登場時点では《サイクロン》は制限カードであり、《マクロコスモス》や《スキルドレイン》等を苦手とするデッキのメインデッキやサイドデッキによく投入されていた。
しかし、第７期に11/09/01で《サイクロン》が無制限カードになると、ほぼ採用されない状況が続く。
その後は強力な永続カードも増え、第９期でペンデュラム召喚が登場すると４枚目以降の《サイクロン》として価値を見直される。
特に《スキルドレイン》や《虚無空間》も採用できペンデュラム召喚を軸としている【クリフォート】が全盛の時期には、対策としてサイドデッキへ高い採用率を誇った。
その後、《ツインツイスター》が登場し伏せ除去の趨勢が《サイクロン》から《ツインツイスター》へ変遷するに伴いこのカードの採用率は急激に低下。
このカードと500ライフポイントの差で《サイクロン》を上回る性能を発揮する《コズミック・サイクロン》の登場を以ってこのカードはほぼ役割を終えた。

永続カード以外の魔法・罠カードも表側表示であればチェーンして破壊できる。
《くず鉄のかかし》の再利用を封じたり、《ゴブリンのやりくり上手》のドロー枚数を増やすのに利用できる。

イラストで色々なものが吹っ飛んでいる。
確認できるのは《トゥーン・ワールド》の本、《リバースダイス》のサイコロなど。
だが、このカードで実際に意味のある破壊となるのは《トゥーン・ワールド》だけである。
他のカードもチェーン発動すれば破壊自体はできるが、当然無効には出来ない。

「ツイスター(Twister)」とは「旋風、つむじ風」を指す。
しかし、イラストでは周りの物が巻き上げられており、どちらかというと「竜巻」に近い描写がなされている。

「風」が絡む除去魔法カードは日本語名と英語名が一致していない事が多いが、このカードと《トルネード》、《ダブル・サイクロン》はそのままになっている。

2012年世界大会・一般の部では米国代表の【チェーンエクゾ】がベスト８に進出したが、《活路への希望》のドロー強化と《王宮のお触れ》対策としてこのカードをあえて採用していた。

ヨハンもユベルも使用しておらず、宝玉獣とは関連性のないこのカードがデュエリストパック－ヨハン編－に収録されている。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「龍亞vsボマー」戦において龍亞の手札にあるのが確認できる。

コナミのゲーム作品において―
WORLD CHAMPIONSHIP 2009では、このカードを「ライディングデュエル」用に調整した《Ｓｐ(スピードスペル)－ツイスター》がオリジナルカードとして登場した。
また、TAG FORCE2で、天上院明日香（ホワイト）がこのカードを発動するときに、速攻魔法だが、「永続魔法、発動！！」と発言するバグがある。

関連カード †

《結界術師メイコウ》

《フーコーの魔砲石》

―イラストに描かれているアイテム

収録パック等 †

Tag: 《ツイスター》魔法速攻魔法