*《トイ・マジシャン》 [#yac145b9]
*《トイ・マジシャン/Toy Magician》 [#top]
 効果モンスター
 星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1500
 このカードは魔法カード扱いとして自分の魔法・罠ゾーンにセットする事ができる。
 魔法・罠ゾーンにセットされたこのカードが
 相手のコントロールするカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
 そのターンのエンドフェイズ時に自分フィールド上に特殊召喚する。
 またこのカードの反転召喚に成功した場合、
 フィールド上に表側表示で存在する「トイ・マジシャン」の数だけ
 魔法・罠カードを破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
 このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットする事ができる。
 自分の魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
 相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
 そのターンのエンドフェイズ時にこのカードを墓地から特殊召喚する。
 また、このカードが反転召喚に成功した時、
 フィールド上に表側表示で存在する「トイ・マジシャン」の数だけ、
 フィールド上に存在する魔法・罠カードを破壊する。

 [[Vジャンプ>書籍付属カード]]で登場した、かなり特殊な[[効果]]を持つ[[モンスター]]。~
~
 その[[効果]]は生きる[[《黄金の邪神像》]]とも言え、[[アタッカー]]としての使用も無理ではなく囮としては非常に優秀。~
 [[《大嵐》]]などで自分で[[破壊]]して[[効果]]を発動するという能動的な使い方こそ出来ないが、[[手札事故]]につながりにくいだけでも十分。~
 [[反転召喚]]時の[[効果]]はおまけと見ていいだろう。~
 [[Vジャンプ(2006年6月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2006]]で登場した[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[魔法カード]]として[[セット]]できる[[分類されない効果]]、[[破壊された]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[特殊召喚]]できる[[誘発効果]]、[[反転召喚に成功した]]時に[[同名カード]]の数だけ[[魔法・罠除去]]を行う[[誘発効果]]を持つ。~

-能動的に使うことがほぼ不可能なのは、少々難点である。~
[[セット]]された枚数が少ないときに「[[《ドッペルゲンガー》]]→[[《強制転移》]]→[[リバース]]」ぐらいのことをしてもまだ不確実なぐらいである。~
諦めたほうがいいかもしれない。
 [[魔法カード]]扱いで[[セット]]し、[[破壊された]]なら[[エンドフェイズ]]に[[特殊召喚]]できる。~
 [[魔法・罠除去]]を無駄撃ちさせることができるものの、後に登場した[[《白銀のスナイパー》]]は[[自己再生]]時に[[破壊]]を行えるため、こちらよりも[[アドバンテージ]]を稼ぎやすい。~
 さらにあちらは[[戦士族]]のため、[[《増援》]]や[[《戦士の生還》]]などで[[手札]]に[[加える]]のも容易であり、[[ブラフ]]としても機能しやすい。~

-ステータスが低めなので[[《月読命》]]などのサポートがほしいところである。
 [[反転召喚に成功した]]時の[[魔法・罠除去]][[効果]]もあるが、前半の[[効果]]と特に[[シナジー]]はない。~
 単体でも[[反転召喚]]させさえすれば[[《ワーム・アポカリプス》]]と同様の[[効果]]を[[発動]]し[[アタッカー]]としても使えるが、[[ステータス]]に物足りない感じがある。~
 [[相手]]が[[魔法・罠カード]]を[[セット]]していなければ[[自分]]の[[カード]]を巻き込む恐れもある。~
 一応[[ロック]]の解除や[[《歯車街》]]との[[コンボ]]には使用できる。~
 [[《黄金の邪神像》]]などの似た[[効果]]を持った[[カード]]と併用するのも手か。~
 [[同名カード]]の数まで[[破壊]]可能なのであらかじめ[[《召喚僧サモンプリースト》]]等を駆使して展開しておけば[[《大嵐》]]並みの破壊力となる。~

 [[《憑依解放》]]・[[《太陽の魔術師エダ》]]から[[裏側守備表示]]で[[セット]]可能であり、次の[[自分]]の[[ターン]]に[[反転召喚]]して[[効果]]を使うことができる。~

 [[トイ]]が[[カテゴリ]]化され[[《トイ・ボックス》]]でかなり幅広い範囲から直接[[セット]]できるようになった。~
 とはいえ、後発の[[トイ]]と違い[[相手]]に[[破壊]]される必要のあるこの[[カード]]は存在を知られた時点で機能不全に陥るため、その[[サポート>サポートカード]]先としても優先度は低い。~

-[[《砂塵の大竜巻》]]で[[セット]]可能。~
[[特殊召喚]]・[[反転召喚]]時の[[効果]]は[[誘発効果]]で、[[チェーンブロック]]が作られる。~
[[反転召喚]]時の[[効果]]は、[[相手]][[フィールド]]も含み、[[対象をとらない効果]]。~
[[《サクリファイス》]]などで[[装備カード]]にされている《トイ・マジシャン》も数える。~

-海外版では、[[The Duelist Genesis]]に[[シークレットレア>Secret]]で収録された。~
また、日本でも[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン− 限定版特典>ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−#SE]]で再録された。~

-原作・アニメにおいて―~
遊戯王Rの「表遊戯VSデプレ」戦で表遊戯が使用。~
《癇癪玉》の[[効果]]で[[攻撃力]]を上昇させ、デプレの[[《グリード・クエーサー》]]を撃破した。~
使う技は、相手をブロックに分解する「ブロック・デモリション」。
遊戯王Rの「表遊戯vsデプレ」戦で表遊戯が使用。~
[[《トイ・ボックス》]]によって一時的に隠れていたが、《イーバ・イプシロン》の[[直接攻撃]]時に再び[[フィールド]]に現れ《イーバ・イプシロン》を迎撃。~
さらに[[直接攻撃]]時に受けた[[ダメージ]]分モンスターの[[攻撃力]]を上げる《癇癪玉》の[[効果]]で[[攻撃力]]を5200に上げた。~
《ストライク・バック》により[[相手]][[ターン]]に[[バトルフェイズ]]を行って[[《グリード・クエーサー》]]を撃破し、続く表遊戯の[[ターン]]で[[直接攻撃]]により勝負を決めた。~
[[攻撃]]名は、[[相手]]をおもちゃのブロック状にして粉砕する「ブロック・デモリション」。~
[[直接攻撃]]時にはデプレ自身が粉砕されるという[[《マインドクラッシュ》]]を彷彿とさせるショッキングなシーンが見られた。~
もちろんソリッドビジョンの幻なのだが、デプレは己の敗北と相まってかなりの精神的ダメージを受けた様だ。~

**関連カード [#y1c16ff1]
-[[《黄金の邪神像》]]
//(先頭のスラッシュを削除すると表示されるようになります。)
--闇遊戯曰く、表遊戯の「もう一人の相棒」らしい。~

**収録パック等 [#b6e40c79]
-[[Vジャンプ(2006年6月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJC-JP016 &size(10){[[Ultra]]};
--原作では特に[[効果]]を持たない[[モンスター]]であった。~

**FAQ [#u7a3fae4]
Q:~
A:
---[[セット]]及び[[特殊召喚]][[効果]]は、同[[デュエル]]で使用された[[《トイ・ボックス》]]から来ていると思われる。~
この[[カード]]の[[OCG]]化からかなり長い時を要した第12期には、同[[デュエル]]で使用された他の[[トイ]][[モンスター]]及び[[《トイ・ボックス》]]が[[OCG]]化された。~
[[トイ]][[モンスター]]はこの[[カード]]を意識した共通[[効果]]を備えるようになり、[[《トイ・ボックス》]]もそれらと[[シナジー]]する[[効果]]を持つなど、後の[[カード]]デザインに大きな影響を与えたと言える。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE 2>ゲーム付属カード#TF2]]および[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#TF3]]では、CPUがこの[[カード]]を[[魔法カード]]として[[セット]]する際も「[[モンスター]]を[[セット]]!」と言ってしまう。~
ちなみに、「トイ」と言う名前が付いているためか、《トイ・エンペラー》を中心とした[[デッキ]]を使うナポレオンが[[シナジー]]の期待できないこの[[カード]]を[[キーカード]]として[[デッキ]]に投入している。~
デュエルリンクスでは表遊戯に専用ボイスが存在し、[[攻撃]]名のボイスも用意されている。~

**関連カード [#card]
-[[トイ]]

-[[《イナゴの軍勢》]]

-[[セットされた状態で破壊され墓地へ送られた時効果が発動するカード>《黄金の邪神像》#card]]
-[[魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできるモンスター>セット#asSpellTrap]]

//―《トイ・マジシャン》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2006年6月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2006]] VJC-JP016 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン− 限定版特典>ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−#SE]] SD16-JPSE1 &size(10){[[N-Parallel]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]の分類は何ですか?~
A:[[魔法&罠ゾーン]]に[[セット]]できる[[効果]]は特定の[[効果]]分類に属さない[[効果]]([[分類されない効果]])、[[エンドフェイズ]]および[[反転召喚]]時に[[発動]]する[[効果]]はそれぞれ[[誘発効果]]です。(13/06/07)~

Q:[[魔法カード]]扱いとして[[自分]]の[[魔法&罠ゾーン]]に[[セット]]されたこの[[カード]]に、[[攻撃宣言]]をすることはできますか?~
A:いいえ、[[攻撃対象]]に選択することはできません。~

Q:この[[カード]]が[[《月の書》]]・[[《砂バク》]]等の[[効果]]を受ける場合、[[魔法&罠ゾーン]]に[[セット]]することはできますか?~
A:いいえ、既に[[モンスター]]扱いとなっている場合は[[モンスターゾーン]]で[[裏側守備表示]]になります。~

//Q:《トイ・マジシャン》が[[魔法&罠ゾーン]]に[[セット]]されています。~
//  [[フィールド]]には[[《ポールポジション》]]が存在し、[[攻撃力]]700で[[《デーモンの斧》]]を[[装備]]している[[モンスター]]が存在します。~
//  [[セット]]された《トイ・マジシャン》を[[破壊]]すると[[エンドフェイズ]]に[[無限ループ]]が発生しますが、この場合[[セット]]されている[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できますか?~
//A:[[破壊]][[効果]]は[[発動]]できます。~
//  終わることができない[[無限ループ]]が発生する[[カード]]は使用できません。~
//  その場合[[《トイ・マジシャン》]]が[[破壊]]されても[[特殊召喚]]されません。(15/04/06)
//《ポールポジション》のページより引用
//A:[[調整中]](10/10/08)~
//A:[[破壊]]できます。その場合《トイ・マジシャン》が[[破壊]]されても[[特殊召喚]]されません。~
//  [[無限ループ]]を防ぐための特殊な措置になります。(10/10/07)
//裁定が変わったら《ポールポジション》と【ポールポジション】のこの質問の部分も同時に更新して下さい。
//《ポールポジション》裁定変更によりco

Q:[[相手]]の[[メインフェイズ]]時、[[相手]]の[[コントロール]]する[[カードの効果]]によってこの[[カード]]が[[破壊]]され[[墓地]]へ送られました。~
  その後、[[相手]]が[[バトルフェイズ]]に[[《ロスト》]]によってこの[[カード]]を[[除外]]しました。~
  この[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[エンドフェイズ]]に[[発動]]しますか?~
  また、[[エンドフェイズ]]まで[[墓地]]に存在し、[[特殊召喚]]する[[効果]]が[[発動]]した時、それに[[《ロスト》]]を[[チェーン]]して同様に[[除外]]された場合、[[特殊召喚]]は行われますか?~
A:いずれの場合でも[[特殊召喚]]は行われません。(14/02/06)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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