*《ニードルワーム/Needle Worm》 [#top]
 効果モンスター
 星2/地属性/昆虫族/攻 750/守 600
 リバース:相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる。

 [[BOOSTER5]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級>下級モンスター]][[リバースモンスター]]。~
 [[相手]]の[[デッキの一番上]]から[[カード]]を5枚[[墓地へ送る]][[誘発効果]]を持つ。~

 [[相手]]の[[デッキ]]に干渉する初の[[モンスター]]の一体であり、今なお現役で[[デッキ破壊]]戦術を用いる際に[[キーカード]]を務める。~
 5枚という多めの枚数を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]]ので、[[相手]]の[[デッキ切れ]]をかなり早めさせることができる。~
 [[ランダム]]ではあるが、[[キーカード]]となる[[魔法・罠カード]]や[[マストカウンター]]を[[墓地へ送った]]場合には、有利な試合運びができるだろう。~

 とはいえ、[[デッキ破壊]]等の特殊な[[デッキ]]以外では採用は難しい。~
 最も多いタイプである[[相手]]の[[ライフポイント]]をゼロにすることを目的とする[[デッキ]]では、[[相手]]の[[デッキ]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]ことは[[アドバンテージ]]に直接つながることはなく、重要視されない。~
 それどころか、[[墓地]]の[[カード]]を利用する[[カード]]が多い[[環境]]では、[[相手]]を有利にすることが多く、[[ディスアドバンテージ]]になるケースがほとんどである。~
 ゆえに[[デッキ]]コンセプトを熟考し、それに合った場合に投入してゆこう。~

 この[[カード]]と相性の良い[[カード]]は多数存在する。~
 [[《カオスポッド》]]と併用すれば[[デッキ]]に戻った[[相手]]の[[上級モンスター]]を直接[[墓地へ送る]]ことができる。~
 同時期に登場した[[《ペンギン・ソルジャー》]]・[[《メタモルポット》]]との相性も抜群で、この3種[[モンスター]]をメインとしても[[【デッキ破壊】]]を作ることは可能である。~
 これらは皆[[リバースモンスター]]なので、[[サポートカード]]も共有できるという利点がある。~
 [[《月読命》]]でこの[[カード]]の[[リバース]]させ、[[効果]]を何度も使用するという戦術も可能である。~
 この[[カード]]と相性の良い[[デッキ]]はもちろん[[【デッキ破壊】]]だが、他にも多数存在する。~
 [[ロック]][[デッキ]]とも相性は良く、[[ロック]]対策[[カード]]を[[墓地へ送る]]ことができれば勝利に大きく貢献することができる。~
 [[《ネクロフェイス》]]との相性は抜群である。~
 あちらは高速な分[[自分]]の[[デッキ]]も[[破壊]]してしまうのでこの[[カード]]で[[相手]]の[[デッキ]]を削る事で先に[[相手]]の[[デッキ]]を削りきれる。~

-間違えやすいが、《ニードルワーム》等の[[効果]]を受けて[[デッキ]]枚数が0枚になっても負けにはならない。~
敗北するのは[[ドロー]]できなかった時のみである。~
詳しくは[[デッキ切れ]]参照。~

-登場当初は、[[デッキ破壊]]の枚数が最も多い[[リバース効果モンスター]]として[[【デッキ破壊】]]に関連する様々な[[デッキ]]で重宝されてきた。~
しかし、[[墓地アドバンテージ]]を重要視する[[デッキ]]が増えるにつれ、[[相手]]を有利にしてしまう可能性の高いこの[[カード]]が徐々に使いにくくなっている。~
一方で[[デッキ]]の枚数が最大60枚までに減り、相性のいい[[カード]]も増えているため、1[[ターン]]で[[デッキ]]をすべて[[墓地へ送る]]ことも可能にもなっている。~
更に、[[ペンデュラムモンスター]]が主軸の[[デッキ]]では[[墓地アドバンテージ]]は殆ど重視されず、[[ペンデュラムモンスター]]は[[墓地]]に落とした方が再利用が困難な場合も多い。~
このように[[環境]]の変化を如実に物語る[[カード]]の1枚といってよいだろう。~

-正確には「[[墓地へ送る]]」では無く「[[墓地]]へ[[捨てる]]」[[効果]]だが、[[デッキ]]から[[墓地へ捨てられた]]事を[[発動条件]]とする[[カード]]は存在しないため「[[墓地へ送る]]」と同じと考えて差し支えない。~
-正確には「[[墓地へ送る]]」では無く「[[墓地へ捨てる]]」[[効果]]だが、[[デッキ]]から[[墓地へ捨てられた]]事を[[発動条件]]とする[[カード]]は存在しないため「[[墓地へ送る]]」と同じと考えて差し支えない。~

-[[《ラーバモス》]]の[[色違い]]だが、互いの優劣は比べるまでもない。~
また、単純に[[ステータス]]も1.5倍となっている。~
なお、[[大量に集まる>《針虫の巣窟》]]と逆効果になるようである。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-V1話の看板に描かれている。~
[[デッキ破壊]]についての看板であり[[《メタモルポット》]]・[[《カオスポッド》]]が共に採用されている。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「鋼鉄のとげを持つ幼虫 油断すると痛い目にあうぞ」と書かれている。~

--[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]では、[[《プチモス》]]等と同様に[[《進化の繭》]]に対応している[[モンスター]]である。~

**関連カード [#card]
-[[《ネクロフェイス》]]
-[[《メタモルポット》]]

-[[《ウォーム・ワーム》]]
-[[《シールド・ワーム》]]

―[[色違い]][[モンスター]]
-[[《ラーバモス》]]

―《ニードルワーム》の姿が見られる[[カード]]
-[[《大樹海》]]

-[[《針虫の巣窟》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【デッキ破壊】]]
-[[【カオスループ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER5]]
-[[Booster R3]] B3-36
-[[Booster Chronicle]] BC-69 &size(10){[[Rare]]};
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-40
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-111 &size(10){[[Rare]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP102
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP076

**FAQ [#faq]
Q:[[相手]]の[[デッキ]]が4枚以下の時、この[[効果]]は[[不発]]になりますか?~
A:いいえ、通常通り[[効果]]の処理を行い、[[相手]]の残りの[[デッキ]]を[[墓地]]に送ります。(08/08/26)
A:いいえ、通常通り[[効果]]の処理を行い、[[相手]]の残りの[[デッキ]]を[[墓地]]へ送ります。(08/08/26)

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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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