《ハーピィの羽根帚/Harpie's Feather Duster》 †
通常魔法(制限カード)
(1):相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カードで登場した通常魔法。
相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する効果を持つ。
魔法・罠カード版《サンダー・ボルト》とも言える、全体除去カード。
不特定多数の魔法・罠カードを破壊するので、対象をとらない効果である。
コストなし、デメリットなしで最大6枚まで一気に破壊できるため、魔法・罠除去としては最高クラスの性能を持つ。
ハーピィにも含まれるため、《ヒステリック・サイン》からのサーチも可能である。
敵味方問わず魔法・罠カードを全て破壊する《大嵐》と比較すると、こちらは自分が使用している永続カードや伏せカードを巻き込まない点、またカテゴリ固有のサーチ手段を持つ点で優れている。
反面《大嵐》と異なり、邪魔になった自分の《スキルドレイン》やペンデュラムモンスターを除去したい場合や、破壊された際に発動する魔法・罠カードとのコンボには運用できない。
もっとも、そのようなデッキは環境クラスの一部程度しかないため、ほとんどのデッキでは実質的に《大嵐》の上位互換と認識して問題ない。
【次元ビートダウン】や【ウィジャ盤】といった《大嵐》の採用を見送られる事もあるデッキでも問題なく採用できる。
- 原作での出番は「闇遊戯vs舞」戦のみであるが、アニメでは同じく「決闘者の王国編」の「杏子vs孔雀舞」戦、「バトルシティ編」の「舞vsマリク」戦、「ドーマ編」の「城之内vs舞」(3戦目)でも舞が使用した。
なお、アニメでは舞はこのカードをアンティとしてバトル・シティに参加している。
アニメオリジナル「乃亜編」の「遊戯&城之内vsビッグ5」戦では、舞のデュエルを参考にした城之内が使用し、《伝説の都 アトランティス》を破壊した。
また、「バトルシティ編」で海馬が名蜘蛛に強化に使うように提示したカードの中にも確認できる。
アニメDM第55話で遊戯たちが立ち寄ったカードショップのウィンドウにも、このカードが展示されている。
- アニメARC-V第60話において、徳松が看守にデュエルディスクを借りるために渡しており、看守が「レアカードだ」と発言する等、他の賄賂カードより強調されている。
現実においても、制限カードへの復帰・収録機会の少なさ・発行されたカード全てが絶版であったことから、高額取引されている最中の放送だった。
第101話では、ユートの回想でカイトが手札に持っているのが確認できる。
第118話では、イーサンが謎のデュエリストに投げつけたカードとして登場している。
- マスターデュエルでは2022/05/06のアップデートで発動時のエフェクトが追加され、イラストの羽根が出現して魔法&罠ゾーンを掃く演出が見られるようになった。
関連カード †
―相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する効果を持つカード
―専用メタカード
―パロディカード
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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