*《フォトン・スラッシャー/Photon Thrasher》 [#aa7f60fe]
 効果モンスター
 星4/光属性/戦士族/攻2100/守   0
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
 自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在する場合、
 このカードは攻撃できない。

 [[ORDER OF CHAOS]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 自身を[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]と、[[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在する場合[[攻撃]]できない[[デメリット]]の[[永続効果]]を持つ。

 [[《サイバー・ドラゴン》]]と等しい[[攻撃力]]を持ち、[[特殊召喚]]条件はあちらよりも緩い。~
 [[《増援》]]に対応するだけでなく、あちらと同様[[《オネスト》]]などの[[光属性]]サポートを受けられる。~
 また、こちらは[[レベル]]4なので、他の[[下級モンスター]]と共に[[エクシーズ召喚]]に繋げやすい。~
 反面、[[通常召喚]]した他の[[モンスター]]と共に[[攻撃]]が出来ず、[[蘇生制限]]を満たしていない場合[[蘇生]]することもできないので、単純な[[攻撃]]能力は[[《サイバー・ドラゴン》]]に劣っている。

 この[[モンスター]]で露払いを行い、その後に[[エクシーズ召喚]]・[[シンクロ召喚]]に繋げるのが理想的。~
 [[《奈落の落とし穴》]]などを[[発動]]されても[[通常召喚]]権を消費しないためそれほど痛手にはならず、[[発動]]を誘えれば後続[[モンスター]]の安全を確保でき、[[発動]]されなければそのまま[[攻撃宣言]]できる。~
 類似[[モンスター]]には[[《ゴブリンドバーグ》]]等がいるが、この[[カード]]は[[《ライオウ》]]や[[《インヴェルズ・ローチ》]]の打点を超えている利点がある。~
 前者に対しては[[効果]]の[[発動]]を強要することができ、後者は[[効果]]をかいくぐって[[戦闘破壊]]できる。~

 また、類似[[カード]]と比べ、[[光属性]]・[[戦士族]]・[[レベル]]4という[[ステータス]]が[[エクシーズ素材]]として優秀である点も大きい。~
 [[《機甲忍者ブレード・ハート》]]・[[《H−C エクスカリバー》]]・[[《輝光子パラディオス》]]、[[除去]]に[[耐性]]のある[[《セイクリッド・オメガ》]]に繋げられ、攻めの起点となれるのは特筆すべき点である。~

 [[【フォトン】]]でも群を抜いて強力な[[モンスター]]であり、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]を狙う[[デッキ]]になら何でも投入できるほどの性能を持つ。~
 [[フィールド]]に[[モンスター]]がいない状況で[[《フォトン・リザード》]]を[[召喚]]、[[リリース]]し、この[[カード]]を[[サーチ]]すれば即座に[[特殊召喚]]できる。

-[[通常召喚]]不可のため、[[《名推理》]]・[[《モンスターゲート》]]でこの[[カード]]を[[めくった>カードをめくる]]場合は[[墓地に送って>墓地に送る]]再び[[カードをめくる]]ことができる。~
同様の[[通常召喚]]不可の[[モンスター]]の中でも比較的軽い[[モンスター]]であるため、[[【推理ゲート】]]・[[【カオスゲート】]]では重宝するだろう。~
逆に、[[《アクセル・ライト》]]による[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]や[[《フォトン・リード》]]による[[手札]]からの[[特殊召喚]]はできないため、[[【フォトン】]]に採用する際は留意しておきたい。~
上記の通り、[[蘇生制限]]を満たさなければ[[《銀河零式》]]などによる[[蘇生]]も不可能である。~
下記の通りアニメでは[[通常召喚]]できたことや、似た[[効果]]を持つ[[《サイバー・ドラゴン》]]などと混同されがちであるため、注意したい。~

-「ナンバーズガイド」のカイトのコンセプト[[デッキ]]では、この[[カード]]の収録パックが[[PHSW>PHOTON SHOCKWAVE]]と誤植されている。~

-[[英語名]]は「切り裂く者(Slasher)」ではなく「脱穀機(Thrasher)」になっている(カタカナではどちらも「スラッシャー」と書く)。~
剣を携えた[[イラスト]]には似つかわしくない[[カード名]]にも思えるが、その他にももっと漠然と「打破する者」「攻める者」といった意味も持つので、間違ってはいない。~
//おそらく本来の意味で用いたのではなく、英単語「Thrash(他動詞用法)」に「打ちのめす、鞭打つ、打ち負かす」等の意味があるため、それに行為主体造語接尾辞「er」をつけたのであろう。~


-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALにおける「凌牙vsカイト」戦にてカイトが使用。~
自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]され、すぐに[[《フォトン・クラッシャー》]]と共に[[《銀河眼の光子竜》]]を[[特殊召喚]]するために[[リリース]]された。~
「遊馬&カイトvs&ruby(フォー){IV};&&ruby(スリー){III};」戦では[[通常召喚]]され、[[フィールド魔法]]《&ruby(フォトン・プレッシャー・ワールド){光子圧力界};》による[[効果ダメージ]]の[[トリガー]]となった後、[[《銀河眼の光子竜》]]を[[特殊召喚]]するために[[リリース]]された。~
「カイトvs&ruby(ブイ){V};」戦では、[[《フォトン・パイレーツ》]]と共に[[《銀河眼の光子竜》]]を[[特殊召喚]]するために[[リリース]]された。~
その後、[[魔法カード]][[《未来への思い》]]によって[[蘇生]]され、[[魔法カード]]《シフトアップ》によって[[レベル]]8になり、[[《超銀河眼の光子龍》]]の[[エクシーズ素材]]となった。

--アニメでは[[通常召喚]]できない制約が無かった。

--初登場時以降、暗転した画面を細切れに切り裂いて登場する[[下級モンスター]]にも関わらず大層な演出がなされている。~

--アニメZEXALの特別編に登場した《マッスル・ガードナー》は、この[[カード]]と同じ[[デメリット]]のみ持つ。

--「遊馬&凌牙&カイトvsDr.フェイカー」戦においてカイトが使用した[[速攻魔法]]《フォトン・プリヴェント》の[[イラスト]]に描かれている。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では扱いが優遇されている[[モンスター]]。~
エース[[モンスター]]ではないにもかかわらず専用のカットインが用意されており、DUEL TERMINAL NEXTのルーレットでは[[《銀河眼の光子竜》]]を差し置いて当たりの位置に存在している。~
それだけこの[[カード]]が強力な1枚と認識されているということだろうか。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#n90cc27d]

-[[フォトン]]

-[[《E−HERO ヘル・ブラット》]]
-[[《インヴェルズの魔細胞》]]
-[[《ジャンク・フォアード》]]
-[[《太陽風帆船》]]

-[[《チェイン・スラッシャー》]]

//―《フォトン・スラッシャー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#t86744ac]
-[[【フォトン】]]
-[[【光属性】]]
-[[【戦士族】]]

**収録パック等 [#o7cee594]
-[[ORDER OF CHAOS]] ORCS-JP008 &size(10){[[Rare]]};
-[[デュエリストパック−カイト編−]] DP13-JP006

**FAQ [#i58b9d1a]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:『[[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在しない場合に[[特殊召喚]]できる』能力は[[召喚ルール効果]]、『この[[カード]]以外の[[モンスター]]が存在する場合、この[[カード]]は[[攻撃]]できない。』[[効果]]は[[永続効果]]になります。(12/02/11)~

Q:この[[カード]]を他の[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]できますか?~
A:できません。正しい手順で[[特殊召喚]]し、その後[[墓地]]へ送られている場合は、[[墓地]]から[[特殊召喚]]する事ができます(→[[蘇生制限]])。(12/02/11)~

Q:この[[モンスター]]の[[攻撃宣言]]時に[[《おジャマトリオ》]]を[[発動]]された場合、どうなりますか?~
A:[[攻撃]]は中断されます。[[ダメージステップ]]には入りません。(12/05/02)~

Q:この[[モンスター]]の[[攻撃宣言]]後、バトルステップ中に[[《おジャマトリオ》]]を[[発動]]された場合、どうなりますか?~
A:その場合も[[攻撃]]は中断されます。[[ダメージステップ]]には入りません。(12/10/19)~

//Q:[[手札]]のこの[[カード]]を[[《ゴブリンドバーグ》]]の[[効果]]によって[[特殊召喚]]できますか?~
//A:いいえ、できません。(13/01/11)~
//↑上から2つ目の質問とかぶっており、このカードに限らず召喚条件を持つ特殊召喚モンスターの基本ルールです

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。