*《フュージョン・ゲート/Fusion Gate》 [#j10b00bc]
 フィールド魔法
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 ターンプレイヤーは手札・自分フィールド上から
 融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを
 ゲームから除外し、その融合モンスター１体を融合召喚扱いとして
 エクストラデッキから特殊召喚する事ができる。

　[[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
//[[カードの発動]]と同時に[[融合召喚]]の[[宣言]]も可能で、
　[[効果の発動]]で[[融合召喚]]を行う場合と同様に[[チェーンブロック]]を作る。~
　[[効果解決時]]に[[特殊召喚]]する[[融合モンスター]]を指定し、[[融合素材]][[モンスター]]を[[除外]]して[[融合召喚]]する。~

　[[手札]]や[[フィールド]]に[[融合素材]][[モンスター]]がある限り、いくらでも[[融合]]できる。~
　[[《融合》]]のように[[融合召喚]]するたびに[[カード]]を消費しなくて済むのが最大のメリット。~
　後述する[[【凡骨融合】]]など、[[手札]]を大量に稼げる[[デッキ]]タイプとは非常に相性が良い。~
　[[《融合》]]のような専用の[[サーチ]]手段は無いが、[[フィールド魔法]]であるため[[《テラ・フォーミング》]]で代用できる。~

　だが、[[融合素材]]が[[除外]]されてしまうという[[デメリット]]がある。~
　[[墓地]]回収[[カード]]の[[《貪欲な壺》]]・[[《融合回収》]]や、[[墓地]][[融合]][[カード]]の[[《龍の鏡》]]・[[《ミラクル・フュージョン》]]とは相性が悪い。~
　[[《融合解除》]]も実質不可能になってしまう。~
　だが、その[[除外]]も[[メリット]]に転換することができ、[[《異次元からの帰還》]]・[[《次元誘爆》]]等で[[融合素材]]を大量に[[特殊召喚]]することもできる。~
　[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ボルテック》]]・[[《Ｅ・ＨＥＲＯ Ｔｈｅ シャイニング》]]・[[《平行世界融合》]]と、[[除外アドバンテージ]]を重視するタイプの[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]関連のカードが台頭してきたことにより、このカードの価値は浮上しつつある。　
//[[《ブラック・マジシャン》]]・[[《バスター・ブレイダー》]]等を[[帰還]]させることができればリターンも大きい。~
//それらを複数枚使う事で、何度も[[融合]]をループさせる事が可能。~
//　ライフは大幅に減るものの、[[融合モンスター]]を一気に３体並べたりも出来るのでなかなか面白い。~
//[[《異次元からの帰還》]]が制限カードのためほぼ実現不可。~

　その他の[[デメリット]]としては、[[フィールド魔法]]である故に[[相手]]に利用される可能性がある点が挙げられる。~
　[[融合]]関連の[[デッキ]]と戦う場合は注意する必要がある。~
　また、[[《砂塵の大竜巻》]]等で[[破壊]]され、[[無効]]にされることも多い。~

-この[[カード]]は[[自分]]の[[メインフェイズ]]にのみ[[効果の発動]]ができる。~
この[[効果]]は[[起動効果]](と同じ扱いの魔法効果)であり、[[チェーン]]に乗る[[特殊召喚]]である。~
--[[フィールド]]・[[手札]]に[[融合素材]]がそろっているとき発動可能。~
[[効果発動時]]に何を[[融合召喚]]するかなどを宣言する必要はない。~
[[効果解決時]]に対応するカードを[[除外]]して、[[融合召喚]]。
--[[チェーン]]処理の結果、[[効果解決時]]に《フュージョン・ゲート》が[[フィールド]]から離れていたり、[[融合素材]]が足りなくなっていた場合は[[不発]]となる。~

-ただ[[表側表示]]で[[フィールド]]に出す[[発動]]も可能。~
その後[[融合召喚]][[効果]]を[[発動]]しても良い。~

-[[《チェーン・マテリアル》]]を使うと、かなり面白いことになる。~
(詳細は[[《チェーン・マテリアル》]]参照)~

-[[《凡骨の意地》]]の[[効果]]で大量に[[ドロー]]した[[通常モンスター]]を[[融合]]する戦術を取る[[デッキ]]が[[【凡骨融合】]]である。~
その際、[[融合召喚]]に使う[[魔法カード]]としては、[[《融合》]]よりもこのカードが優先される場合が多い。~
このカードは[[発動]]後も[[フィールド]]に留まるため、[[除去]]されない限り、同じカードを[[手札]]に[[加える]]必要はない。~
そのため、[[《融合》]]を使う場合よりも[[《凡骨の意地》]]の[[効果]]で[[融合素材]]を補充するのを妨げずに済む。~

-[[《融合》]]と同様に、[[おジャマトークン]]を[[《おジャマ・ナイト》]]の[[融合素材]]として消去できる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vs明日香」（１戦目）で十代が使用。~
[[《Ｅ・ＨＥＲＯ フレイム・ウィングマン》]]や[[《Ｅ・ＨＥＲＯ サンダー・ジャイアント》]]を[[召喚]]した。~
ちなみに同[[デュエル]]で明日香の初手にあるのが確認できる。~
その後も幾度か登場しており、[[融合]]のサポートとなっている。~
後の「十代vsエド」（２戦目）では[[《幽獄の時計塔》]]の[[破壊]]をかねて[[発動]]したが、それが裏目にでてしまう。~


**関連カード [#xeed3d38]
-[[フュージョン]]

-[[《融合》]]

**この[[カード]]を使用する代表的な[[デッキ]] [#u7f1b10c]
-[[【マテリアル１キル】]]
-[[【Ｅ・ＨＥＲＯ】]]
-[[【正規融合】]]
-[[【凡骨融合】]]

**収録パック等 [#i2293690]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP030 &size(10){[[Rare]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2（第７期）]] BE02-JP027
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-130 &size(10){[[Rare]]};
-[[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]] LN-47
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2]] SY2-049

**FAQ [#p7e5c245]
Ｑ：[[自分]]の[[フィールド]]にある《フュージョン・ゲート》の[[効果]]を[[相手]]も使うことができますか。~
Ａ：はい、[[相手]][[プレイヤー]]も使うことが可能です。

Ｑ：[[メインフェイズ]]以外に使えますか。~
Ａ：いいえ、使えません。[[カードの発動]]も[[効果の発動]]も不可能です。

Ｑ：[[カード]]自体の[[発動]]の[[チェーンブロック]]内で[[特殊召喚]][[効果]]を使用することはできますか？~
Ａ：できません。(10/03/04)

Ｑ：[[融合召喚]]する[[効果]]に[[チェーン]]して[[《サイクロン》]]を[[発動]]され[[破壊]]された場合、どうなりますか。~
Ａ：[[不発]]となります。なお、[[融合素材]]の[[除外]]は｢[[コスト]]｣ではなく｢[[効果]]｣なので[[融合素材]]は[[除外]]されません。

Ｑ：《フュージョン・ゲート》の[[効果]]の[[発動]]に[[チェーン]]して[[《王宮の鉄壁》]]を[[発動]]した場合、処理はどうなりますか？ ~
Ａ：[[融合素材]][[モンスター]]を[[除外]]する事はできません。（10/07/17）

Ｑ：[[《王宮の鉄壁》]][[発動]]中に《フュージョン・ゲート》の[[効果]]を[[発動]]することはできますか？ ~
Ａ：[[発動]]できません。（10/07/17）

Ｑ：このカードの[[発動]]を[[《神の警告》]]で[[無効]]にして[[破壊]]することはできますか？ ~
Ａ：いいえ、このカードの[[発動]]時に[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]しませんので、[[《神の警告》]]を[[発動]]することはできません。（10/08/01）