*《マジシャンズ・サークル/Magician's Circle》 [#x759ab57]
 通常罠
 魔法使い族モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
 お互いに自分のデッキから攻撃力2000以下の魔法使い族モンスター1体を選択し、
 それぞれ自分のフィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する。

 [[ゲーム付属カード]]として登場した、[[魔法使い族]]の特殊召喚サポートカード。~
 召喚できる対象の攻撃力は2000以下と広く、多くのモンスターをデッキからリクルートできる。~
 「お互いに」というのがネックで、相手のデッキ構築に左右されるのは難点だが、それ以外は優秀なカードと言える。~

 相手にも特殊召喚させてしまうデメリットはあるものの、意外とこの点は大きな難になりづらい。~
 通常のビートダウンで入っている魔法使い族と言えば、《魔導戦士 ブレイカー》や《聖なる魔術師》あたり。~
 《魔導戦士 ブレイカー》ならば魔力カウンターが乗らず、表側攻撃表示の《聖なる魔術師》ならば絶好のカモである。~
 デッキからの特殊召喚は強制効果なので、その2枚に関して言えば無力化できるということでもある。~
 ただし、《見習い魔術師》の場合は効果を無力化できず、相手に1枚のアドバンテージを与えかねない。~
 《お注射天使リリー》の存在にも注意が必要だろう。~

 攻撃宣言をするモンスターのコントローラーを問わず発動できるため、攻撃面、守備面共に期待できる。~
 自分の魔法使い族モンスターの攻撃宣言時には、特殊召喚から連続攻撃に繋ぐことができる。~
 また、必須カードと称される《魔導戦士 ブレイカー》等の存在から、相手の攻撃宣言時の発動も難しくはない。~
 (もっとも、相手が《魔導戦士 ブレイカー》を召喚する前に伏せていると破壊されてしまう可能性もあるが)

 もちろん、デッキから任意に特殊召喚させることができる効果は、選択肢の幅が広く十分に強力。~
 こちらが特殊召喚する対象には、《魔法の操り人形》《D・D・M》《お注射天使リリー》等の攻撃力に反比例して強力な効果を持つものを選ぼう。~
 《魔法の操り人形》は限界ギリギリの攻撃力2000に加え、強化効果と[[除去]]効果を兼ね備える意外に優秀なモンスター。~
 また、《召喚僧サモンプリースト》等の、特定デッキのキーカードをサーチするのにも向いている。~
 魔法使い族を中心としたデッキ以外での起用は難しいが、それだけに有効活用できた時の効果は大きい。~

 それでも、デッキ構築レベルでの対策・工夫が難しいのは、評価を下げるポイントとなる。~
 【魔法使い族】や【墓守】等を相手にした場合は発動を控えれば良いだけのことだが、それ以外のデッキだと稀に予想外のモンスターが出てきたりもするので、発動させる前に覚悟はしておこう。~

-《DNA改造手術》とのコンボで、爆発的に発動はしやすくなる。~
その他、《ディメンション・マジック》等の発動も助けてくれるが、ディスアドバンテージは覚悟すべき。~
 ~
-《死のデッキ破壊ウイルス》《魔のデッキ破壊ウイルス》のコストをピンポイントでサーチできる。~

-原作・アニメにおいて―~
原作最後の決闘「表遊戯vs闇遊戯」で登場。~
このカードの効果でお互いに魔法使い族のモンスターを召喚している。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《ディメンション・マジック》]]

―このカードで特殊召喚可能な上級効果モンスター~
-[[《暗黒の眠りを誘うルシファー》]]
-[[《THE トリッキー》]]
-[[《大神官デ・ザード》]]
-[[《墓守の長》]]
-[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]
-[[《魔法の操り人形》]]
-[[《D・D・M》]]
-[[《マインド・オン・エア》]]

**収録パック等 [#j0532fa4]
-[[遊戯王デュエルモンスターズ ナイトメア トラバドール 付属カード>ゲーム付属カード#d64543d5]] NTR-JP003

**FAQ [#l7c300ca]
Q:お互いに特殊召喚するタイミングは同時になりますか?それともターンプレイヤーからですか?~
A:同時になるので、相手が出すモンスターを見てから決めるという事は出来ません。~