《ミノタウルス/Battle Ox》 †
通常モンスター
星４/地属性/獣戦士族/攻1700/守1000
すごい力を持つウシの怪物。オノひと振りで何でもなぎ倒す。
BOOSTER6で登場した、地属性・獣戦士族の通常モンスター。
かつてはレベル４で攻撃力が高い部類だったため、それなりに使えたのだが、攻撃力1900クラスのアタッカーの登場により駆逐されたモンスター。
さらにリメイク版の《激昂のミノタウルス》がいるため、現環境で見かけることはほぼありえない。
それでも、あちらは海馬の使ったカードではないので、海馬ファンデッキを組むなら使えないこともない。
- 原作・アニメにおいて―
海馬瀬人の主力カードの１つ。記念すべき最初のデュエルから早くも登場している。
力任せに相手をねじ伏せるその姿は、「まさに海馬のカード」という雰囲気に満ちており、斧も使わずに《ワイト》を粉砕するシーンが印象的。
上記のとおり攻撃力が高かったためそこそこに活躍している。
攻撃名は｢斧断砕｣「豪腕アックス」。
なお、「決闘者の王国編」では「炎属性の攻撃に強い」という能力があることが発覚する。
これにより、城之内の《炎の剣士》の攻撃力を300ポイント減少させた。
アニメ版ではその後、「海馬vs最強レベルデュエルロボ(海馬の最強デッキ使用)」戦にて海馬が使用したところを見ると、二軍落ちしたように見える。
だが、アニメ版｢遊戯&海馬vs闇と光の仮面｣戦においては、海馬のデッキに投入されていることが確認できる。
- アニメ5D'sでは氷室の回想シーンの地下デュエルで氷室の対戦相手が使用している。
- コナミのゲーム作品において―
GB版DM3以降は「相手の炎魔族（召喚魔族の一つ。詳しくはGB版の資料を参照）のモンスターを全て破壊する」という効果を持っていた。
このカードは森魔族であり炎魔族が相手だと相性で負けてしまうのだが、この効果は上記の炎属性耐性を踏襲したものである。
よって自分の苦手とする魔族を自らの効果で処理することが出来るということになる。
- 神話・伝承において―
ギリシャ神話に登場する怪物であるが、元々はクレタ島のミノス王の息子である。
王が約束した生け贄をポセイドン(…《ポセイドンの力》参照)に捧げなかったのが原因で、牛頭人身の怪物として生まれてしまった。
成長するにつれ乱暴になったため、手におえなくなったミノス王は迷宮ラビュリントスを建造し、そこに彼を閉じ込めた。
なお、この大迷宮の作成者はダイダロス(…《海竜−ダイダロス》参照)である。
ミノス王は食料としてアテナイから９年毎に７人の少年、７人の少女を送らせることとした。
が、最後には食料に紛れ迷宮に進入した英雄テセウスにより倒されている。
関連カード †
―《ミノタウルス》の姿の見られるカード
収録パック等 †