*《ユニオン・アタック/Union Attack》 [#kf266f8f]
 通常魔法
 (1):自分フィールドの表側表示のモンスター1体を対象として発動できる。
 このターンのバトルフェイズ中、そのモンスターの攻撃力は、
 自分フィールドの攻撃表示の他のモンスターの攻撃力の合計分アップする。
 そのモンスターが相手プレイヤーに与える戦闘ダメージは0になる。
 他の攻撃表示モンスターはこのターン攻撃できない。
 (1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
 このターンのバトルフェイズ開始時、そのモンスターの攻撃力は、
 他の自分フィールドの攻撃表示モンスターの攻撃力の合計分、
 バトルフェイズ終了時までアップする。
 このターン、対象のモンスターが相手に与える戦闘ダメージは0になり、
 他の自分のモンスターは攻撃できない。

 [[LIMITED EDITION 7>LIMITED EDITION#y19677f6]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[モンスター]]同士の[[攻撃力]]を総計させて、[[相手]]に[[攻撃]]を仕掛ける[[カード]]。~

 さしずめ、[[種族]]を限定しない[[《マジシャンズ・クロス》]]と言ったところ。~
 高い[[攻撃力]]のみを利用できるため、[[デメリット]][[アタッカー]]とは相性が良い。~

 しかし、[[攻撃]]の制限は[[《マジシャンズ・クロス》]]よりもきつく、更に[[戦闘ダメージ]]が通らないという[[デメリット]]が厳しい。~
 せっかく展開した上での[[バトルフェイズ]]が、[[カード]]1枚を消費したにも関わらず[[モンスター]]1体の[[戦闘破壊]]で終わってしまうのは明らかに勿体無いと言える。~
 [[ダメージ]]を与えずに[[除去]]するなら、普通に[[《地砕き》]]等の[[除去]][[魔法>魔法カード]]を使用した方が良い。~
 [[効果]][[破壊]]や[[魔法>魔法カード]][[効果]]に[[耐性]]を持つ[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]するにしても、[[《フォース》]]や[[《団結の力》]]の方が殆どの場合有効に働く。~
 [[【シザースバンカー】]]のような[[戦闘破壊]]自体が目的となる[[デッキ]]でも他に使える[[戦闘]]補助手段が多く、まず採用されることはないだろう。~
 そのため実質的に[[《墓守の従者》]]専用[[カード]]となる。~

-この[[カード]]を[[発動]]しても、この[[カードの効果]]対象に選択されなかった[[《絶対防御将軍》]]や、条件を満たした[[《E・HERO ランパートガンナー》]]は[[表側守備表示]]であれば[[攻撃]]可能。(10/09/08)~
ただし[[表側守備表示]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]は選択した[[モンスター]]の[[攻撃力]]には加算されないので注意。~
また、[[《墓守の従者》]]を対象に[[発動]]すれば上がった[[攻撃力]]分を含めてその[[戦闘]]で発生するはずだった[[戦闘ダメージ]]を[[相手]]に[[効果ダメージ]]として与えられる。(10/05/12)

-原作・アニメにおいて―~
遊戯王Rで多用された[[カード]]。~
Rでは[[モンスター]]の[[攻撃力]]はそのままに、[[相手]][[モンスター]]に与える[[戦闘ダメージ]]だけが2体の合計値になる[[効果]]であった。~
「遊戯vsティラ・ムーク」戦にて遊戯が使用。~
[[《磁石の戦士γ》]]と[[《幻獣王ガゼル》]]の連携[[攻撃]]で[[《カース・オブ・ヴァンパイア》]]を[[戦闘破壊]]した。~
合体[[攻撃]]名は「[[ダブルインパクト>《The big SATURN》]]」。~
「vs天馬夜行」戦では、[[《冥府の使者ゴーズ》]]と[[《THE トリッキー》]]の連携[[攻撃]]で[[《邪神アバター》]]の[[破壊]]を試みる。~
しかし、夜行の《力の消失》によって[[《THE トリッキー》]]の[[攻撃力]]を0にされたために失敗、[[《冥府の使者ゴーズ》]]が返り討ちに遭うだけに終わった。~
合体[[攻撃]]名は「マジック・ソード・ブラッシュ」。~
「海馬vsウィラー・メット」戦ではウィラーが使用。~
[[《ランサー・ドラゴニュート》]]と[[《アックス・ドラゴニュート》]]の連携で海馬の[[《復讐のソード・ストーカー》]]を撃破した。~
合体[[攻撃]]名は「ダブルスライサー」。~

--夜行曰く、遊戯の[[デッキ]]の中で[[《邪神アバター》]]を攻略できる唯一の[[カード]]との事だが、[[《邪神アバター》]]と同じ最高神のランクを持ち[[除去]]能力を[[無効]]にされない[[《ラーの翼神竜》]]や邪神にも通用する《幻想の呪縛》については全くノーコメントである。~
上記の通り[[モンスター]]の[[攻撃力]]を変化させずに[[戦闘ダメージ]]だけを増加させるため、[[《邪神アバター》]]を[[破壊]]できる、という扱いの様だ。~
OCGではこの[[カード]]を使用しても[[《邪神アバター》]]の[[攻撃力]]が更に上になるため、これを再現することはできない。~

--アニメGXでは「十代vsオージーン」戦でオージーンが[[OCG]]版を使用している。~
[[《サテライト・キャノン》]]3体の[[攻撃]]を集結させ[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を撃破した。~
これにより、[[《サテライト・キャノン》]]の[[攻撃力]]が0に戻る[[デメリット]]を1体のみに抑えている。

--アニメオリジナル「ドーマ編」の「遊戯vsグリモ」、「遊戯vsラフェール」(2戦目)では、遊戯が同じような[[効果]]を持つ[[通常魔法]]《ブレイブアタック》を使用している。~
「[[自分]][[フィールド]]上の[[攻撃表示]][[モンスター]]を選択し、その[[攻撃力]]の合計値で[[相手]][[モンスター]]1体と[[戦闘]]を行う」と、[[攻撃]]に関しては《ユニオン・アタック》とほぼ同じ。~
こちらは[[戦闘ダメージ]]が発生する代わりに[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]が全て[[破壊]]されてしまう。~

**関連カード [#y62fc07d]
-[[《BF−暁のシロッコ》]]
-[[《マジシャンズ・クロス》]]
-[[《受け継がれる力》]]
-[[《結束 UNITY》]]

-[[《ビーストライザー》]]

-[[《奇跡の軌跡》]]

**収録パック等 [#j31a3508]
-[[LIMITED EDITION 7>LIMITED EDITION#y19677f6]] LE7-JP004 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#e5cf5633]
Q:[[発動]][[ターン]]に[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]は[[攻撃]]できますか?~
A:[[攻撃]]できます。(10/08/11)

Q:[[《絶対魔法禁止区域》]]がある場合、[[発動]][[ターン]]に[[通常モンスター]]は[[攻撃]]できますか?~
A:[[攻撃]]できます。(10/08/11)