*《ラーの&ruby(よくしんりゅう){翼神竜};−&ruby(スフィア・モード){球体形};》 [#top]
 効果モンスター
 星10/神属性/幻神獣族/攻   ?/守   ?
 このカードは特殊召喚できない。
 このカードを通常召喚する場合、
 自分フィールドのモンスター3体をリリースして自分フィールドに召喚、
 または相手フィールドのモンスター3体をリリースして相手フィールドに召喚しなければならず、
 召喚したこのカードのコントロールは次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主に戻る。
 (1):このカードは攻撃できず、相手の攻撃・効果の対象にならない。
 (2):このカードをリリースして発動できる。
 手札・デッキから「ラーの翼神竜」1体を、
 召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:4/21発売のVJより

 [[デュエリストパック−決闘都市編−]]で登場する[[神属性]]・[[幻神獣族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[特殊召喚]]できず、[[自分]]または[[相手]]の[[モンスター]]3体を[[リリース]]して[[召喚]]する[[効果外テキスト]]、[[召喚]]されたこの[[カード]]の[[コントロール]]を次の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に元々の[[持ち主]]に戻す[[効果外テキスト]]を持つ。~
 さらに、[[攻撃]]できず[[相手]]の[[対象]]にならない[[効果]]、自身を[[リリース]]して[[《ラーの翼神竜》]]を[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

 [[攻撃]]・[[効果]]の[[対象]]にならないが、自身も[[攻撃]]できない。~
 維持して[[壁]]にするか、(2)の[[効果]]で[[《ラーの翼神竜》]]の[[特殊召喚]]につなぐことになる。~
 しかし同じ[[三幻神]]の[[《オベリスクの巨神兵》]]もこの[[カード]]と同様に[[効果]]の[[対象]]にならない[[耐性]]を持ち、(2)の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[《ラーの翼神竜》]]と同じ[[ステータス]]である。~
 この[[カード]]は[[召喚]]を[[無効]]にされない[[効果]]は持ち合わせていないため、[[自分]]の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[召喚]]するのは効率が悪い。~

 [[相手]][[フィールド]]に[[召喚]]する場合は3体の[[モンスター]]を一度に[[リリース]]できる。~
 [[相手]]の[[モンスター]]3体を[[除去]]できる上、この[[カード]]は攻守0で[[攻撃]]もできないため、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]のように元々の持ち主にとって[[デメリット]]となる可能性は低い。~
 更に[[相手]]がこの[[カード]]を[[除去]]できなければ[[相手]]の[[エンドフェイズ]]にこの[[カード]]が戻ってくるため、3枚分の[[アドバンテージ]]となる。~
 その後、(2)の[[効果]]で[[《ラーの翼神竜》]]を[[特殊召喚]]すれば[[フィールド]]の状況は大いに有利になる。~
//特に[[相手]][[ターン]]に[[アドバンス召喚]]が行える[[《連撃の帝王》]]とは抜群の[[シナジー]]を誇り、[[相手]]からすれば3体の[[モンスター]]を[[リリース]]された挙句攻撃もできない[[モンスター]]を押し付けられるのだから、たまったものではない。~

 ただし、[[コントロール]]が戻ってくるのは[[相手]]の[[エンドフェイズ]]なのでタイムラグがあり、[[リリース]]や[[エクシーズ素材]]などに使われれば当然戻ってこない。~
 また、[[攻撃対象]]にならないので[[相手]][[フィールド]]にこの[[カード]]のみの場合は[[攻撃]]できない。~
 [[相手]][[フィールド]]に[[召喚]]したこの[[カード]]を[[《No.11 ビッグ・アイ》]]などの[[対象]]を取る[[効果]]で処理することもできない。~

 [[《洗脳解除》]]や[[《所有者の刻印》]]などで[[コントロール]]を即座に戻せばこの問題は解決できるため、[[【ゴーレム】]]に[[《ラーの翼神竜》]]共々採用してみるのも面白い。~
 また、[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]3体が都合よくいてくれるかは不確定要素であるため、場合によってはこちらから[[モンスター]]を増やすことも考えられる。~
 [[《ナイトメア・デーモンズ》]]や[[《ギブ&テイク》]]などは、上述の[[《洗脳解除》]]や[[《所有者の刻印》]]とも相性が良いため、[[デッキ]]としても無理な構築にはなりにくい。~


-[[特殊召喚]]であるため、[[《ラーの翼神竜》]]の[[召喚]]を[[無効]]にされない[[効果]]や、[[召喚に成功した]]時の[[効果]]、他の[[カードの発動]]を封じる[[効果]]は[[適用]]できない。~

-[[カード名]]は[[《ラーの翼神竜》]]ではないため、[[《ラーの使徒》]]や[[《光の創造神 ホルアクティ》]]には対応していない。

-[[フィールド]]にこの[[カード]]を[[召喚]]せずとも、[[墓地]]のこの[[カード]]を[[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[除外]]し[[効果]]をコピーすれば、(2)の[[効果]]を[[発動]]し、[[《ラーの翼神竜》]]を[[攻撃力]]4000にして[[特殊召喚]]できる。~
そのため、この[[カード]]と[[《ファントム・オブ・カオス》]]・[[《オシリスの天空竜》]]・[[《オベリスクの巨神兵》]]を[[墓地]]に置けば、[[《ソウル・チャージ》]]1枚で[[《光の創造神 ホルアクティ》]]の[[特殊召喚]]が可能になる。~

-[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[相手]][[フィールド]]に[[通常召喚]]できる[[モンスター]]は初である。~
また、攻守?でありながら、その攻守を決定する[[効果]]を持っていないのは[[《光の創造神 ホルアクティ》]]に次いで2体目である。~

--[[通常召喚]]であるため、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]等とは異なり[[《大天使クリスティア》]]等の[[特殊召喚]]を封じる[[モンスター]]をも[[除去]]できる。~
//この[[召喚ルール効果]]を利用して、[[《連撃の帝王》]]との組み合わせで[[チェーン]]を組める[[除去]]が可能。当然、[[相手]]の[[ターン]]に[[使用]]した場合、[[コントロール]]が戻るのは[[自分]]の[[エンドフェイズ]]となる。
//裁定が不明なので隠し

-[[相手]]が[[《ラーの翼神竜》]]を[[デッキ]]に入れている場合、(2)の[[効果]]を逆利用されてしまう。~
もっとも、簡単に[[デッキ]]に採用できる[[カード]]ではないため、その可能性はかなり低いだろう。~

-[[OCG]]版の[[《ラーの翼神竜》]]は原作とかけ離れた扱いにくい[[効果]]に変更されたため、この[[カード]]の登場で多少は改善されたと言える。~
ただ、やはり原作のように[[墓地]]の[[《ラーの翼神竜》]]を[[蘇生]]することはできない。~

-原作・アニメにおいて―~
原作及びアニメにおける[[《ラーの翼神竜》]]の形態の1つ。~
「舞vs闇マリク」戦で、舞が[[《アマゾネスの鎖使い》]]で奪った[[《ラーの翼神竜》]]を[[生け贄召喚]]した時に登場。~
「スフィア・モードでは一切の行動ができず、『&ruby(ヒエラティックテキスト){古代神官文字};』を唱えることでバトルモードになり、唱えた[[プレイヤー]]が[[コントロール]]を得る」という特殊な[[効果]]のため、『古代神官文字』が分からない舞には[[コントロール]]できなかった。~
その後、闇マリクが自身の[[バトルフェイズ]]に『古代神官文字』を唱えたことで[[コントロール]]を握り、舞を敗北に追い込んだ。~
この形態で[[フィールド]]上に存在したのはこの時だけだが、その後も何度か[[《ラーの翼神竜》]]の[[召喚]]・[[特殊召喚]]の際にはこの形態から変形している。

--作中のスフィア・モードは[[OCG]]版の[[《伝説のフィッシャーマン》]]と同じく、[[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]には干渉できなかったが、[[OCG]]では[[直接攻撃]]を防げるようになった。~
また、バトルモード化した時の[[ステータス]]は[[《ハーピィ・レディ》]]3体分の攻3900守4200だった。~
OCGの[[ステータス]]は切りを良くしたのか、DM4・7・8における[[神>神属性]]の[[カード]]の[[ステータス]]に合わせたものだろうか?
//--作中のスフィア・モードは[[OCG]]版の[[《伝説のフィッシャーマン》]]と同じく、[[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]には干渉できなかったが、[[OCG]]では[[直接攻撃]]を防げるようになった。~
//また、
--上記デュエルでバトルモード化した時の[[ステータス]]は[[《ハーピィ・レディ》]]3体分の攻3900守4200だった。~
OCGの[[ステータス]]は切りを良くしたのか、DM4・7・8での[[ステータス]]に合わせたものだろうか?

--舞はこの[[《ラーの翼神竜》]]の特殊極まる[[効果]]に対して「[[カード]]ゲームにおいて特別な者にしか操れない[[カード]]があるなんて!」と実に真っ当な不満を述べている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DM8>ゲーム付属カード#DM8]]では[[OCG]]に先駆け、[[《ラーの翼神竜》]]の「&ruby(スフィア){球体};」・「&ruby(バトル){通常};」・「&ruby(フェニックス){不死鳥};」の三形態がそれぞれ別の[[カード]]として扱われた。~
スフィアモードの時は[[通常モンスター]]で「この状態の時は何もできない。[[テキスト]]を唱えた者のしもべとなる」と書かれており、[[レベル]]12・[[機械族]]・神魔族・攻守0の[[カード]]だった。~
同ゲームでは、シナリオ上最初に入手できる[[《ラーの翼神竜》]]はこのスフィアモードである。~
その後マリクとの[[デュエル]]に勝利すると、マリクの古代神官文字によりこの[[カード]]がバトルモードに変化する。

**関連カード [#card]
-[[三幻神]]

-[[《ラーの翼神竜》]]

//―《ラーの翼神竜−球体形》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−決闘都市編−]] DP14-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:[[自分]][[フィールド]]に《ラーの翼神竜−球体形》のみが存在する時、[[相手]]は[[自分]]に対し[[直接攻撃]]が可能ですか?~
//A:(発売をお待ちください)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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&tag(《ラーの翼神竜−球体形》,モンスター,効果モンスター,星10/神属性/幻神獣族/攻?/守?,特殊召喚不可);