*《ラーの&ruby(よくしんりゅう){翼神竜};−&ruby(スフィア・モード){球体形};》 [#top]
*《ラーの&ruby(よくしんりゅう){翼神竜};−&ruby(スフィア・モード){球体形};/The Winged Dragon of Ra - Sphere Mode》 [#top]
 効果モンスター
 星10/神属性/幻神獣族/攻   ?/守   ?
 このカードは特殊召喚できない。
 このカードを通常召喚する場合、
 自分フィールドのモンスター3体をリリースして自分フィールドに召喚、
 または相手フィールドのモンスター3体をリリースして相手フィールドに召喚しなければならず、
 召喚したこのカードのコントロールは次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主に戻る。
 (1):このカードは攻撃できず、相手の攻撃・効果の対象にならない。
 (2):このカードをリリースして発動できる。
 手札・デッキから「ラーの翼神竜」1体を、
 召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:4/21発売のVJより

 [[デュエリストパック−決闘都市編−]]で登場する[[神属性]]・[[幻神獣族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[デュエリストパック−決闘都市編−]]で登場した[[神属性]]・[[幻神獣族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[特殊召喚]]できず、[[自分]]または[[相手]]の[[モンスター]]3体を[[リリース]]して[[召喚]]する[[効果外テキスト]]、[[召喚]]されたこの[[カード]]の[[コントロール]]を次の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に元々の[[持ち主]]に戻す[[効果外テキスト]]を持つ。~
 さらに、[[攻撃]]できず[[相手]]の[[対象]]にならない[[効果]]、自身を[[リリース]]して[[《ラーの翼神竜》]]を[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~
 さらに、[[攻撃]]できず[[相手]]の[[攻撃対象]]・[[効果の対象]]にならない[[永続効果]]、自身を[[リリース]]して[[《ラーの翼神竜》]]を[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[自分]]の[[モンスター]]3体を[[リリース]]して[[召喚]]した場合は[[攻撃]]・[[効果]]の[[対象]]にならないが、自身も[[攻撃]]できない。~
 維持して[[壁]]にするか、(2)の[[効果]]で[[《ラーの翼神竜》]]の[[特殊召喚]]につなぎたい。~
 しかし同じ[[神属性]]の[[《オベリスクの巨神兵》]]もこの[[カード]]と同様に[[効果]]の[[対象]]にならない[[耐性]]を持ち、(2)の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[《ラーの翼神竜》]]と同じ[[ステータス]]である。~
 [[攻撃対象]]・[[効果の対象]]にならないが、自身も[[攻撃]]できない。~
 維持して[[壁]]にするか、(2)の[[効果]]で[[《ラーの翼神竜》]]の[[特殊召喚]]につなぐことになる。~
 しかし、同じ[[三幻神]]の[[《オベリスクの巨神兵》]]もこの[[カード]]と同様に[[効果の対象]]にならない[[耐性]]を持ち、(2)の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[《ラーの翼神竜》]]と同じ[[ステータス]]である。~
 この[[カード]]は[[召喚]]を[[無効]]にされない[[効果]]は持ち合わせていないため、[[自分]]の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[召喚]]するのは効率が悪い。~

 そのため、[[相手]][[モンスター]]3体を[[リリース]]して[[召喚]]することを狙いたいところ。~
 [[相手]]の[[モンスター]]3体を[[除去]]できる上、[[相手]]がこの[[カード]]を[[除去]]できなければ[[相手]]の[[エンドフェイズ]]にこの[[カード]]が戻ってくるため、3枚分の[[アドバンテージ]]となる。~
 その後(2)の[[効果]]で[[《ラーの翼神竜》]]を[[特殊召喚]]すれば[[フィールド]]の状況は大いに有利になる。~
 [[相手]][[フィールド]]に[[召喚]]する場合は3体の[[相手]][[モンスター]]を一度に[[リリース]]できる。~
 [[相手]]の[[モンスター]]3体を[[除去]]できる上、この[[カード]]は[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]0で[[攻撃]]もできないため、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]のように元々の[[持ち主]]にとって(単体で)[[デメリット]]となる可能性は低い。~
 更に[[相手]]がこの[[カード]]を[[除去]]できなければ[[相手]]の[[エンドフェイズ]]にこの[[カード]]が戻ってくるため、3枚分の[[アドバンテージ]]となる。~
 その後、(2)の[[効果]]で[[《ラーの翼神竜》]]を[[特殊召喚]]すれば[[フィールド]]の状況は大いに有利になる。~
 [[相手]][[ターン]]中に[[アドバンス召喚]]を行う[[《連撃の帝王》]]とも相性は抜群である。~
 展開する上で[[モンスター]]が3体以上並ぶことは珍しくもなく、そのタイミングを見計らって[[効果]]を[[発動]]すれば、それらをまとめて[[除去]]して展開を阻害できる。~
 但し、上手く[[相手]]の[[モンスター]]3体を[[除去]]できたとしても、[[リンク素材]]等に消費される可能性もある。~

 ただし、[[コントロール]]が戻ってくるのは[[相手]]の[[エンドフェイズ]]なのでタイムラグがあり、[[リリース]]や[[エクシーズ素材]]などに使われれば当然戻ってこない。~
 また[[コントロール]]が戻ってくるのは次の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]なので上述の様に、[[リンク素材]]などに使われると当然戻ってこない。~
 また、[[攻撃対象]]にならないので[[相手]][[フィールド]]にこの[[カード]]のみの場合は[[攻撃]]できない。~
 なお、[[攻撃対象]]にならない[[効果]]は[[モンスター]]に影響を与える[[永続効果]]なので、[[エクシーズモンスター]]以外の[[効果を受けない]][[《無限起動要塞メガトンゲイル》]]等は普通に[[攻撃]]ができる。~
 [[効果の対象]]にもできず、[[相手]][[フィールド]]に[[召喚]]したこの[[カード]]を[[《No.11 ビッグ・アイ》]]などの[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]で処理することもできない。~
 滅多にないことだが、[[相手]]が[[《ラーの翼神竜》]]を[[デッキ]]に入れている場合は[[相手]]に[[効果]]を使われてしまう。~

 [[《洗脳解除》]]や[[《所有者の刻印》]]などで[[コントロール]]を即座に戻せばこの問題は解決できるため、[[【ゴーレム】]]に[[《ラーの翼神竜》]]共々採用してみるのも面白い。~
 また、[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]3体が都合よくいてくれるかは不確定要素であるため、場合によってはこちらから[[モンスター]]を増やすことも考えられる。~
 [[《トーチ・ゴーレム》]]や[[《ギブ&テイク》]]などは、上述の[[《洗脳解除》]]や[[《所有者の刻印》]]とも相性が良いため、[[デッキ]]としても無理な構築にはなりづらい。~
 [[《ナイトメア・デーモンズ》]]や[[《ギブ&テイク》]]などは、上述の[[《洗脳解除》]]や[[《所有者の刻印》]]とも相性が良いため、[[デッキ]]としても無理な構築にはなりにくい。~

-[[特殊召喚]]であるため、[[《ラーの翼神竜》]]の[[召喚]]を[[無効]]にされない[[効果]]や、[[召喚に成功した]]時の[[効果]]、他の[[カードの発動]]を封じる[[効果]]は[[適用]]できない。~
 [[フィールド]]にこの[[カード]]を[[召喚]]せずとも、[[墓地]]のこの[[カード]]を[[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[除外]]し[[効果]]を[[コピー]]すれば、(2)の[[効果]]を[[発動]]し、[[《ラーの翼神竜》]]を[[攻撃力]]4000にして[[特殊召喚]]できる。~
// そのため、この[[カード]]と[[《ファントム・オブ・カオス》]]・[[《オシリスの天空竜》]]・[[《オベリスクの巨神兵》]]を[[墓地]]に置けば、[[《ソウル・チャージ》]]1枚で[[《光の創造神 ホルアクティ》]]の[[特殊召喚]]が可能になる。~
 この[[カード]]を[[リリース]]した後[[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[コピー]]すれば、[[《ラーの翼神竜》]]を2体並べることもできる。~
 そのまま[[《ラーの翼神竜》]]の[[破壊]][[効果]]を使い、[[フィールド]]をがら空きにすれば[[1ターンキル]]も可能である。~

-[[カード名]]は[[《ラーの翼神竜》]]ではないため、[[《ラーの使徒》]]や[[《光の創造神 ホルアクティ》]]には対応していない。
-[[カード名]]は[[《ラーの翼神竜》]]ではないため、あちらの専用[[サポートカード]]には対応していない。~

-[[フィールド]]にこの[[カード]]を[[召喚]]せずとも、[[墓地]]のこの[[カード]]を[[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[除外]]し[[効果]]をコピーすれば、(2)の[[効果]]を[[発動]]し、[[《ラーの翼神竜》]]を[[攻撃力]]4000にして[[特殊召喚]]できる。~
そのため、この[[カード]]と[[《ファントム・オブ・カオス》]]・[[《オシリスの天空竜》]]・[[《オベリスクの巨神兵》]]を[[墓地]]に置けば、[[《ソウル・チャージ》]]1枚で[[《光の創造神 ホルアクティ》]]の[[特殊召喚]]が可能になる。~
-[[《エクスチェンジ》]]等で[[相手]]から奪ったこの[[カード]]を[[アドバンス召喚]]した場合でも、[[効果外テキスト]]が[[適用]]され[[コントロール]]は元々の[[持ち主]]に戻る。~
[[自分]][[フィールド]]に[[召喚]]してしまった場合、すぐに処理しなければ5枚分の[[ディスアドバンテージ]]を負うことになりかなり悲惨な結果となる。~
もっとも、この[[カード]]の仕様が分かっている状態でその様な行為をする事はまず考えられず、[[OCG]]の実戦で生じるケースは無いだろう。~
--遊戯王カードゲーム25周年イベント「遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説 QUARTER CENTURY」 デュエルオペラ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 〜 城之内克也&孔雀舞 vs 闇マリク 〜』では、このケースが生じている。~
このイベント[[デュエル]]は原作同様に[[《ラーの翼神竜》]]の[[テキスト]]が古代文字で記されており、気づいたら[[召喚]]した[[《ラーの翼神竜》]]がこの[[カード]]に変化していた、という経緯から生じたものである。~
下記の原作の流れを忠実に再現した形となった。~

-攻守?でありながら、その攻守を決定する[[効果]]を持っていないのは[[《光の創造神 ホルアクティ》]]に次いで2体目である。~
また、[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[相手]][[フィールド]]に[[通常召喚]]できる[[モンスター]]は初である。~
-[[《ラーの翼神竜》]]は[[特殊召喚]]であるため、あちらの(2)の[[カードの発動]]を封じる[[効果]]や(3)の[[効果]]は使用できない。~
//あちらの(1)の[[召喚]]を[[無効]]にされない[[効果]]、
//チェーンブロックを作る効果で特殊召喚するので[[召喚]]を[[無効]]にされることは無
この[[カード]]自体に[[三幻神]]共通の[[召喚]]を[[無効]]にされない[[効果]]、[[召喚に成功した]]時に[[カードの発動]]を封じる[[効果]]はなく、[[《ラーの翼神竜》]]の[[特殊召喚に成功した]]時に[[カードの発動]]を封じる[[効果]]もない。~

--[[通常召喚]]であるため、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]等とは異なり[[《大天使クリスティア》]]等の[[特殊召喚]]を封じる[[モンスター]]をも[[除去]]できる。~
-[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[相手]][[フィールド]]に[[通常召喚]]できる[[モンスター]]は初である。~
また[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]?でありながら、その[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]を決定する[[効果]]を持っていないのは[[《光の創造神 ホルアクティ》]]に次いで2体目である。~
この[[カード]]の場合、[[ステータス]]?の[[モンスター]]の処理にならい、[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]共に0として扱う。

-[[相手]]が[[《ラーの翼神竜》]]を[[デッキ]]に入れている場合、(2)の[[効果]]を逆利用されてしまう。~
もっとも、簡単に[[デッキ]]に採用できる[[カード]]ではないため、その可能性はかなり低いだろう。~
-[[《ハードアームドラゴン》]]を含めて[[アドバンス召喚]]された場合は、[[効果の対象]]・[[攻撃対象]]にされず[[カードの効果]]でも[[破壊されない]][[壁]]となる。~
ただ「[[破壊]]以外の[[対象をとらない>対象をとらない効果]][[除去]]」や、[[壊獣]]で[[リリース]]されるといった方法で突破される恐れはある。~

-[[OCG]]版の[[《ラーの翼神竜》]]は原作と比べて貧弱な[[効果]]になったため、[[エラッタ]]を望む声が多かった。~
この[[カード]]で[[特殊召喚]]することが可能になったため、扱いやすさに関しては多少は改善されたと言える。~
ただ、やはり原作のように[[墓地]]の[[《ラーの翼神竜》]]を[[蘇生]]することはできない。~
-[[《スキルドレイン》]]とは相性が良く、[[相手]][[モンスター]]3体を[[リリース]]処理した上に[[攻撃力]]0の棒立ち状態にできる。~
こちらの[[フィールド]]に戻ってきた場合でも[[コスト]]として[[リリース]]できるため[[効果]]が[[無効]]にならず、呼び出された[[《ラーの翼神竜》]]の攻守は4000のまま維持される。~
ただし、[[《ラーの翼神竜》]]の[[除去]][[効果]]は使えない。~

-[[壊獣]]や[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]等とは異なり[[通常召喚]]であるため、[[《大天使クリスティア》]]や[[《虚無空間》]]等の[[特殊召喚]]を封じる[[カード]]の影響を受けずに[[除去]]できる。~
[[特殊召喚]]に比べて[[通常召喚]]を封じる[[カード]]は殆ど存在しないため、[[相手]][[モンスター]]の数の条件さえ満たしていれば殆どの[[制圧]]盤面を崩せる。~

--第10期ではこの点を活かし、他の[[《ラーの翼神竜》]]関連の[[カード]]を採用せず、この[[カード]]のみが[[サイドデッキ]]に採用されるケースも見られた。~
[[相手]]に[[先攻]]1[[ターン]]目で[[エクストラリンク]]を形成されても、[[制圧]][[モンスター]]を排除しつつ[[エクストラリンク]]を崩しての[[1:3交換>1:1交換]]が可能である。~
[[召喚権]]を失うのが難点だが、[[《夢幻崩界イヴリース》]]等で[[特殊召喚]]を封じられても出せるという固有の強みもある。~
[[特殊召喚]]手段に恵まれた[[デッキ]]であればそこから十分に巻き返しも狙える。~

--第10期末の[[【リリーサードラグーン】>【ドラグーンビート】#Releaser]]では、この[[カード]]による[[除去]]を警戒して[[モンスター]]の数を2体に留めて[[相手]]に[[ターン]]を渡す動きが見られた。~
[[自分]][[フィールド]]の[[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]]と[[手札]]1枚を消費してでも[[モンスター]]の数を減らす事もあったほどであり、この[[カード]]の[[除去]]性能の高さを端的に示すエピソードである。~

-ジャンプフェスタ2020で行われたデュエルオペラで闇マリク役の岩永哲哉氏が使用した際には、[[効果発動時]]に『&ruby(ヒエラティックテキスト){古代神官文字};』を唱えている。~
下記の通り、原作においてスフィア・モードから通常形態に移行する際に必要な手順を再現した演出であり、直後の「噛まずに言えた」という発言と共に会場を大いに沸かせた。~
後に、2024年開催の25周年記念イベント「決闘者伝説 QUARTER CENTURY」で行われたデュエルオペラでも同様の演出を行っている。~

-原作・アニメにおいて―~
原作及びアニメにおける[[《ラーの翼神竜》]]の形態の1つ。~
「[[召喚]]された時点のスフィア・モードでは一切の行動ができず、『&ruby(ヒエラティックテキスト){古代神官文字};』を唱えることでバトルモードになり、唱えた[[プレイヤー]]が[[コントロール]]を得る」という特殊な[[効果]]があった。~
「舞vs闇マリク」戦では闇マリクから[[《ラーの翼神竜》]]を奪った舞が[[生け贄召喚]]したものの、『古代神官文字』がわからなかったため[[コントロール]]することができなかった。~
その後、闇マリクが自身の[[バトルフェイズ]]に『古代神官文字』を唱えたことで彼が[[コントロール]]を握り、舞を敗北に追い込んでいる。~
[[OCG]]のこの[[カード]]の[[効果]]は上述のシーンをイメージしたものである。~
ただしこのシーンにおける[[《ラーの翼神竜》]]の[[ステータス]]はいずれも4000という数値ではないため、こちらは同じ[[神属性]]の[[《オベリスクの巨神兵》]]に合わせた形だろう。~
もしくは、過去に発売されていた[[OCG]]外のゲーム作品のルールでは[[神>神属性]]の[[カード]]の[[ステータス]]は全て攻守4000となっていたため、そちらに合わせたとも取れる。
「舞vs闇マリク」戦で、舞が[[《アマゾネスの鎖使い》]]で奪った[[《ラーの翼神竜》]]を[[生け贄召喚]]した時に登場。~
「スフィア・モードでは一切の行動ができず、『&ruby(ヒエラティックテキスト){古代神官文字};』を唱えることでバトルモードになり、唱えた[[プレイヤー]]が[[コントロール]]を得る」という特殊な[[効果]]のため、『古代神官文字』が分からない舞には[[コントロール]]できなかった。~
その後、闇マリクが自身の[[バトルフェイズ]]に『古代神官文字』を唱えたことで[[コントロール]]を握り、[[《ラーの翼神竜》]]の通常形態へと変形して舞を敗北に追い込んだ。~
この[[カードの効果]]は、この一連の展開を疑似的に再現したものと思われる。~
ちなみにこの形態で[[フィールド]]に存在したのはこの[[デュエル]]だけだが、その後も何度か[[《ラーの翼神竜》]]の[[召喚]]・[[特殊召喚]]の際にはこの形態から変形している。

--リシドが受け取った[[《ラーの翼神竜》]]のコピーカードは[[召喚]]直後に暴走したためこのモードに変化していない。~
また原作では[[《ラーの翼神竜》]]を[[生け贄召喚]]したのは舞が最後だったため、このモードが登場したのは上記のシーン1度だけである。~
アニメ版では、闇バクラや闇遊戯(アテム)が[[《ラーの翼神竜》]]を[[召喚]]している。~
だが『古代神官文字』を唱えながら[[召喚]]されたため、変化する演出の過程で出たものを除けば、このモードの登場は上記のシーン1度だけである。~
--上記[[デュエル]]でバトルモード化した時の[[ステータス]]は、[[《ハーピィ・レディ》]]3体分の攻3900守4200であり4000の数値とは特に縁がない。~
また、後に登場した[[《ラーの翼神竜−不死鳥》]]の[[ステータス]]も4000で固定されている。~
[[OCG]]で[[ステータス]]が4000に固定されたのは、下記のDM4・7・8でのゲームオリジナル[[ステータス]]の再現だろうか。~
---ちなみに、アニメ版の同シーンでは[[《ハーピィ・レディ・SB》]]3体を[[生け贄]]にしているので[[攻>攻撃力]]5400[[守>守備力]]3900のはずなのだが、何故か海馬は[[守備力]]4200と述べている。~
恐らく、[[守備力]]の数値は[[デュエル]]に影響が無かったため、スタッフが原作の数値から変更するのを忘れていたのだろう。~

--作中では[[OCG]]版の[[《伝説のフィッシャーマン》]]と同様にこの[[カード]]しかいない状況では[[直接攻撃]]を受ける仕様だった。~
このままでは[[相手]][[モンスター]]を3体も[[除去]]した上で[[直接攻撃]]により大[[ダメージ]]が与えられる仕様であるため、[[OCG]]版では[[直接攻撃]]を防げるよう変更されている。~
--[[OCG]]では[[直接攻撃]]を防ぐ[[壁]]にもなるが、原作・アニメのスフィア・モードは[[OCG]]版の[[《伝説のフィッシャーマン》]]と同じく、[[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]にも干渉できなかった。~

--舞はこの[[《ラーの翼神竜》]]の特殊極まる[[効果]]に対して「[[カード]]ゲームにおいて特別な者にしか操れない[[カード]]があるなんて!」と実に真っ当とも言える不満を述べている。~
--通常、遊戯王シリーズでは[[カード]]の元々の[[持ち主]]でなくとも[[コントロール]]を得れば([[テキスト]]に書かれていなくとも)その情報は把握できるのだが、[[《ラーの翼神竜》]]は上記の通り[[コントローラー]]となった舞にも情報は明かされなかった。~
流石に使用者の舞も、[[カード]]ゲームの基本ルールから逸脱しかねないこの[[効果]]に対しては、「[[カード]]ゲームにおいて特別な者にしか操れない[[カード]]があるなんて!」と不満を述べている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DM8>ゲーム付属カード#DM8]]では、[[《ラーの翼神竜》]]は「&ruby(スフィア){球体};」・「&ruby(バトル){通常};」・「&ruby(フェニックス){不死鳥};」とそれぞれ別の[[カード]]として扱われた。~
スフィアモードの時は[[通常モンスター]]で「この状態の時は何もできない。[[テキスト]]を唱えた者のしもべとなる」と書かれており、[[レベル]]12・[[機械族]]・神魔族・攻守0の[[カード]]だった。~
キースがイシズを人質にして全ての千年アイテムを揃え、この[[カード]]を復活させる。~
キースの[[デッキ]]にも投入されているが、彼とは1度しか戦えず、勝利後に神の裁きを受けた後、主人公の手に渡る。~
その後、マリクとの[[デュエル]]に勝つと古代神官文字を唱えてもらい、バトルモードを入手するとこの[[カード]]は消滅する。~
消滅した後は、永遠の間にてシモン・ムーランからのアンティにて入手できる。~
[[DM8>ゲーム付属カード#DM8]]では[[OCG]]に先駆け、《ラーの翼神竜(スフィアモード)》[[《ラーの翼神竜(バトルモード)》>《ラーの翼神竜》]][[《ラーの翼神竜(フェニックスモード)》>《ラーの翼神竜−不死鳥》]]が、それぞれ別の[[カード]]として収録されている。~
スフィアモードの時は[[通常モンスター]]で「この状態の時は何もできない。[[テキスト]]を唱えた者のしもべとなる」と書かれており、[[レベル]]12・[[機械族]]・神魔族・[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]0の[[カード]]だった。~
シナリオ上最初に入手できる[[《ラーの翼神竜》]]はこのスフィアモードである。~
その後マリクとの[[デュエル]]に勝利すると、マリクの古代神官文字によりこの[[カード]]が[[《ラーの翼神竜(バトルモード)》>《ラーの翼神竜》]]に変化する。

--デュエルリンクスでは闇マリクの高レベル[[デッキ]]に投入されており、カットインと専用台詞も存在する。~
また、期間限定イベント「蘇る神のカード!闇マリクを追え!後編」でLv.50の闇マリクが使うCPU専用スキルとして「顕現 ラーの翼神竜−球体形」が存在する。~
[[デュエル]]開始時のスキル使用者の[[フィールド]]にこの[[カード]]が出現するというもので、闇マリクの[[ターン]]になると(2)の[[効果]]により[[攻撃力]]4000の[[《ラーの翼神竜》]]を[[特殊召喚]]してくる。~
初期[[ライフ]]4000の[[スピードデュエル]]では、対策を講じなければあちらの[[モンスター除去]][[効果]]によって[[1ターンキル]]に持ち込まれてしまう。~
長らくCPU専用だったが、2024年1月にプレイヤーの使用可能[[カード]]として[[《ラーの翼神竜−不死鳥》]]ともども実装された。~

**関連カード [#card]
-[[必殺技カード]]

-[[三幻神]]

-[[《ラーの翼神竜》]]
-[[《ラーの翼神竜−不死鳥》]]

-[[相手モンスターをリリースして特殊召喚するモンスター>リリース#ReleaseOpponent]]

//―《ラーの翼神竜−球体形》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ラーの翼神竜】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−決闘都市編−]] DP14-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[デュエリストパック−決闘都市編−]] DP16-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[RARITY COLLECTION −20th ANNIVERSARY EDITION−]] RC02-JP006 &size(10){[[Ultimate]],[[Secret]],[[Collectors]]};
-[[PRISMATIC GOD BOX]] PGB1-JP013 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]]-[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[RARITY COLLECTION −QUARTER CENTURY EDITION−]] RC04-JP008 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Collectors]],[[Secret]],[[Ex-Secret>Secret#ES]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
Q:[[自分]][[フィールド]]に《ラーの翼神竜−球体形》のみが存在する時、[[相手]]は[[自分]]に対し[[直接攻撃]]が可能ですか?~
A:[[モンスターゾーン]]に《ラーの翼神竜−球体形》が存在しているため、[[相手]][[モンスター]]は[[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]もできません。 (15/06/06)

Q:[[相手]][[ターン]]に[[《連撃の帝王》]]の[[効果]]で《ラーの翼神竜−球体形》を[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]し[[相手]][[フィールド]]に[[アドバンス召喚]]できますか?~
A:[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]3体を[[リリース]]できるのであれば、[[《連撃の帝王》]]の[[効果]]を[[発動]]する事で、[[相手]][[フィールド]]に《ラーの翼神竜−球体形》を[[アドバンス召喚]]させる事ができます。(15/06/06)~

Q:[[相手]][[フィールド]]に《ラーの翼神竜−球体形》が[[アドバンス召喚に成功した]]場合、[[自分]]の[[《冥界の宝札》]]の[[効果]]は[[発動]]しますか? ~
A:ご質問の状況の場合でも、[[《冥界の宝札》]]の[[効果]]を[[発動]]できます。 (15/06/06)~

Q:《ラーの翼神竜−球体形》を[[相手]][[フィールド]]に[[召喚]]しました。~
  次の[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[自分]][[フィールド]]の[[モンスターゾーン]]に空きがなかった場合、《ラーの翼神竜−球体形》の[[コントロール]]はどうなりますか? ~
A:ご質問の状況の場合、[[自分]]の[[モンスターゾーン]]に[[コントロール]]を戻せない《ラーの翼神竜−球体形》は[[墓地へ送られます>墓地へ送る]]。 (15/06/10)~

Q:《ラーの翼神竜−球体形》を[[自分]][[フィールド]]に[[召喚]]しました。~
  この時[[《強制転移》]]を[[発動]]しこの[[カード]]を[[相手]][[フィールド]]に移動させた場合、次の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[自分]][[フィールド]]に戻ってくるのでしょうか? ~
A:ご質問の状況の場合でも、元々の[[持ち主]]が[[自分]]の《ラーの翼神竜−球体形》の[[コントロール]]は、次の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に元々の[[持ち主]]である[[自分]]に戻ります。(15/06/10) ~

Q:[[《交差する魂》]]を[[発動]]し、[[相手]][[モンスター]]3体を[[リリース]]して《ラーの翼神竜−球体形》を[[アドバンス召喚]]する場合、どちらの[[フィールド]]に[[アドバンス召喚]]しますか?~
A:[[自分]][[フィールド]]・[[相手]][[フィールド]]のどちらにでも[[アドバンス召喚]]できます。(20/12/28)~

Q:[[《交差する魂》]]の[[効果]]で[[アドバンス召喚]]する際に、《ラーの翼神竜−球体形》の[[効果外テキスト]]を適用して[[相手]][[モンスター]]3体を[[リリース]]して[[相手]][[フィールド]]に[[アドバンス召喚]]しました。~
  この場合、[[《交差する魂》]]の●以下の[[効果]]は適用されますか?~
//A:ご質問の状況が[[デュエル]]中に発生した際には、対戦[[相手]]の方と話し合って進めていただいたり、大会中であれば審判の判断で進めていただけましたら幸いでございます。(20/12/28)~
A:その場合でも[[《交差する魂》]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]に[[《交差する魂》]]の●以下の[[効果]]は[[適用]]されます。(21/01/23)~

Q:[[相手]][[フィールド]]の[[攻撃対象]]にされない《ラーの翼神竜−球体形》に[[エクシーズモンスター]]以外の[[効果を受けない]][[《無限起動要塞メガトンゲイル》]]は[[攻撃]]できますか?~
A:ご質問の場合、[[《無限起動要塞メガトンゲイル》]]で《ラーの翼神竜−球体形》に[[攻撃]]できます。

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

----
&tag(《ラーの翼神竜−球体形》,モンスター,効果モンスター,星10/神属性/幻神獣族/攻?/守?);
&tag(《ラーの翼神竜−球体形》,モンスター,効果モンスター,星10/神属性/幻神獣族/攻?/守?,特殊召喚不可);