*《ラストバトル！/Last Turn》 [#l8391d56]
 通常罠（禁止カード）
 自分が１０００ライフポイント以下の時、相手ターンで発動する事ができる。
 自分フィールド上モンスターを１体選択し、
 他のお互いのフィールドと手札のカードを全て墓地に送る。
 その後、相手はデッキからモンスター１体を選択して攻撃表示で特殊召喚し戦闘を行う
 （プレイヤーへの戦闘ダメージは０とする）。
 エンドフェイズ時にフィールド上にモンスターが残ったプレイヤーをデュエルの勝者とする。
 その他の場合は引き分けとする。

　[[Mythological Age −蘇りし魂−]]で登場した[[デュエルの勝利条件]]を特殊なものに変えてしまう[[通常罠]]。~

　「[[自分]]のライフが1000以下の時、[[相手]]の[[ターン]]にのみ[[発動]]可能」と、その[[発動条件]]は非常に厳しい。~
　また、[[自分]]は場に居る[[モンスター]]しか選べないのに対し、[[相手]]は[[デッキ]]から最強の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]出来る為、状況はこちらが断然不利である。~
　だが、それら不利な条件を何らかの形でクリアする事が出来れば、これほど凶悪なカードも無いと言える。~
　[[発動条件]]に関しては、[[《光の護封壁》]]等の連続でライフを支払うカードを使えば、容易く満たす事が出来るだろう。~
　さらに、場に残す[[モンスター]]を[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]や[[《異星の最終戦士》]]、[[《虚無の統括者》]]、[[《虚無魔人》]]などにすれば、[[相手]]は[[モンスター]]を[[特殊召喚]]出来ず、敗北する事になる。~

　なお、上記のモンスターを場に残す場合には、、気を付けなければならない事がある。~
　なお、上記のモンスターを場に残す場合には気を付けなければならない事がある。~
　[[発動]]時の[[相手]]の場に、[[《クリッター》]]や[[《黒き森のウィッチ》]]等が存在していると、[[サーチ]]して来た[[モンスター]]を[[通常召喚]]される危険性があるのだ。~
　すると、２体の[[モンスター]]が[[相手]]の場に残る事になり、通常ではどちらか１体しか[[戦闘破壊]]する事が出来ず、結果として引き分けになってしまう。~
　一見[[《異星の最終戦士》]]なら可能なように見えるが、[[通常召喚]]による[[セット]]をされる危険性がある。~
　これを防ぐ為には、[[相手]]の[[通常召喚]]後に[[発動]]するか、[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に[[発動]]するのが確実である。~
　しかしそうなると、今度は[[発動]]前にこちらの[[モンスター]]を[[除去]]されてしまう可能性がある訳で、とにかく[[発動]]タイミングが難しい罠であった。~

-処理がかなり特殊なカードなので、要点を列記する。
--[[発動]]時の[[チェーンブロック]]で処理をするのは、｢[[自分]]の[[モンスター]]指定→場･[[手札]]の[[墓地]]送り｣までである。~
このカードを含む一連の[[チェーン]]処理後に、[[バトルフェイズ]]を発生させ[[戦闘]]を行う。
---[[《闇より出でし絶望》]]などは、｢一連の[[チェーン]]処理後｣に新たに[[チェーン]]を組む。
---[[効果解決時]]に[[モンスター]]を選ぶので、｢[[対象をとる（指定する）効果]]｣ではない。
--[[相手]][[ターン]]ならいつでも[[発動]]でき、｢この[[効果]]による[[バトルフェイズ]]終了後｣は再び｢[[発動]]した[[フェイズ]]｣に戻る。
---例：[[スタンバイフェイズ]]に発動した場合…~
「[[ドローフェイズ]]→[[スタンバイフェイズ]]→[[効果]]による[[バトルフェイズ]]→[[スタンバイフェイズ]]」という流れになる。~
もちろん、その後は[[メインフェイズ]]になり、さらにその後で｢通常の[[バトルフェイズ]]｣を行うこともできる。~
この｢通常のバトルフェイズ｣では、ちゃんと[[戦闘ダメージ]]が発生する。

-[[墓地に送る]]のは[[効果]]なので、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマン》]]等は[[フィールド]]に生存できる。

-[[《青眼の白龍》]]等の[[攻撃力]]に賭けても、大抵は[[《異次元の女戦士》]]や[[《魂を削る死霊》]]が出て来て引き分けに持ち込まれ、[[《一撃必殺侍》]]を出されれば返り討ちにされる可能性もある。~
やはり、[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]を用いて[[特殊召喚]]を封じてこそ、確実に勝利する事が出来ると言えるだろう。~
実際にこれらを使用した[[デッキ]]が確立され、かなりの勝率を誇った事は事実である。~
その為、[[コンボ]]抑制を兼ねて[[準制限>準制限カード]]に指定される事になった。~
その後[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の[[制限改訂]]において、禁止指定を受ける事となる。~

--以上の[[特殊勝利]]は確かに強力なものだが、実際には長らく[[調整中]]とされており裁定が決まる前に[[禁止カード]]に指定された。~
//ソースは過去ログ
だが今の時代の[[《ライオウ》]]や[[《神殿を守る者》]]、さらには[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]の裁定を見るに、「[[特殊召喚]]できない場合はこのカードの[[発動]]自体が出来ない」となりそうなのだが…~

-このカードの[[イラスト]]に描かれているのは、激しい戦いを繰り広げる[[《八俣大蛇》]]と[[《火之迦具土》]]。~
[[最上級]][[スピリット]]同士の死闘は、まさに《ラストバトル！》の名に相応しい。~
しかし、共に一切の[[特殊召喚]]が出来ないこの両雄を、実際に《ラストバトル！》で対決させる事は、残念ながらかなり困難となっている。~
因みに、本来の日本神話において[[《八俣大蛇》]]と闘うのは、[[《火之迦具土》]]では無く[[『須佐之男命(スサノオノミコト)』>《雷帝神》]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル｢乃亜編｣における、｢乃亜vs海馬｣戦において海馬が使用。~
最も信頼する[[《青眼の白龍》]]をもって臨んだが[[《天界王 シナト》]]に返り討ちにされた。~
しかしこのカードを使用した事で結果的にライフが400残った状態で[[デュエル]]が終了、残ったライフは闇遊戯が受け継ぐ事になるのであった…~

**関連カード [#g86c6ee9]
-[[《最終戦争》]]
-[[《最終突撃命令》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《八俣大蛇》]]
-[[《火之迦具土》]]

**このカードを採用する代表的なデッキ [#ha31edb5]
-[[【ラストバトル！】]]

**収録パック等 [#q7f00772]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP206 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-090 &size(10){[[Rare]]};
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]] MA-51 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#kc180445]
Ｑ：~
Ａ：