*《ラストバトル!/Last Turn》 [#l8391d56]
*《ラストバトル!/Last Turn》 [#top]
 通常罠(禁止カード)
 自分のライフポイントが1000以下の場合、相手ターンにのみ発動する事ができる。
 発動後、自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
 そのモンスター以外のお互いの手札・フィールド上のカードを全て墓地へ送る。
 その後、相手はデッキからモンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚し、
 自分が選択したモンスターと戦闘を行う。
 その後、相手はデッキからモンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚し、自分が選択したモンスターと戦闘を行う。
 この戦闘によって発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは0になる。
 このターンのエンドフェイズ時、
 どちらかのプレイヤーのみがモンスターをコントロールしていた場合、
 このターンのエンドフェイズ時、どちらかのプレイヤーのみがモンスターをコントロールしていた場合、
 そのコントローラーはデュエルに勝利する。
 それ以外の場合は引き分けになる。
//テキストはBE02 (2011/8/13発売) を参照

 [[Mythological Age −蘇りし魂−]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[デュエルの勝利条件]]を特殊なものに変える。
 [[自分]]の[[モンスター]]1体を除く[[フィールド]]・[[手札]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[相手]]が選んだ[[モンスター]]と残した[[モンスター]]で[[戦闘]]させる[[効果]]、[[エンドフェイズ]]の[[フィールド]]の状況次第で[[特殊勝利]]する[[効果]]を持つ。~

 「[[自分]]の[[ライフ]]が1000以下の時、[[相手]]の[[ターン]]にのみ[[発動]]可能」と、その[[発動条件]]は非常に厳しい。~
 また、[[自分]]は場に居る[[モンスター]]しか選べないのに対し、[[相手]]は[[デッキ]]から最強の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]出来る為、状況はこちらが断然不利である。~
 だが、それら不利な条件を何らかの形でクリアする事が出来ればこれほど凶悪な[[カード]]も無いと言える。~
 [[特殊勝利]][[カード]]の性質として、戦況の有利不利を無視した突然の勝利を[[自分]]にもたらすことができる。~
 [[発動条件]]は、「[[自分]]の[[ライフポイント]]が瀕死のまま[[相手]][[ターン]]」。~
 普通、[[罠カード]]は[[セット]]した次の[[ターン]]から使えるので、[[相手]][[ターン]]にしか使えない点は[[デメリット]]にはなりにくい。~
 [[自分]]の[[ライフ]]が僅かという点も、この[[カード]]の[[発動]]に成功すれば[[デュエル]]が終結するのであまり気にならない。~
 [[自分]]の[[ライフ]]を瀕死に追い込む方法としては、[[《光の護封壁》]]等で[[ライフ]]を調整することで、簡単に実現できる。~

 [[発動条件]]に関しては、[[《光の護封壁》]]等の連続で[[ライフ]]を支払う[[カード]]を使えば、容易く満たす事が出来るだろう。~
 更に、場に残す[[モンスター]]を[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]・[[《異星の最終戦士》]]・[[《虚無の統括者》]]・[[《虚無魔人》]]等にすれば、[[相手]]は[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する事すらできず敗北する事になる。~
 上記の[[モンスター]]を駆使して勝利を収める[[【ラストバトル!】]]は強力であった。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]と[[戦闘]]させる[[効果]]は、[[相手]]は[[デッキ]]の中から最強の[[モンスター]]を選んで[[特殊召喚]]できるので、基本的には状況は[[自分]]が不利となる。~
 だが、[[自分]]の[[モンスター]]に[[《異次元の戦士》]]等を選択すれば相打ちに持ち込め、[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]等であれば[[相手]]は[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できず敗北する。~
 特に[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]による[[特殊召喚]]抑止[[効果]]の[[コンボ]]は強力で、のちに[[【ラストバトル!】]]という[[デッキ]]が考案された。~

 ただし、[[発動]]時の[[相手]]の場に、[[《クリッター》]]や[[《黒き森のウィッチ》]]等の[[サーチャー]]が存在していると、[[サーチ]]して来た[[モンスター]]を場に出される危険性がある。~
 すると、結局[[相手]]の場に[[モンスター]]が残る事となり引き分けに持ち込まれてしまう。~
 一見、[[《異星の最終戦士》]]なら阻止可能なように見えるが、[[通常召喚]]による[[セット]]をされる危険性がある。~
 これを防ぐ為には、[[《光の護封剣》]]等で事前確認するか、[[相手]]の[[通常召喚]]後に[[発動]]するか、[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に[[発動]]する必要がある。~
 しかし、そうなると今度は[[発動]]前にこちらの[[モンスター]]を[[除去]]されてしまう可能性がある訳で、とにかく[[発動]]タイミングが難しい[[罠>罠カード]]であった。~
 [[《昇霊術師 ジョウゲン》]]等で[[特殊召喚]]を封じたとしても、[[相手]]が負けを回避できる状況も起こりうる。~
例えば、[[発動]]時の[[相手]][[フィールド]]に[[《黒き森のウィッチ》]]等の[[サーチャー]]が存在していると、[[サーチ]]してきた[[モンスター]]を[[フィールド]]に出され、結局[[相手]]の[[フィールド]]に[[モンスター]]が残る事となり、[[引き分け]]に持ち込まれてしまう。~
 [[《異星の最終戦士》]]であれば阻止可能なように見えるが、[[通常召喚]]による[[セット]]をされる危険性がある。~
 これを防ぐためには、[[相手]]の[[通常召喚]]後に[[発動]]するか、[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に[[発動]]する必要がある。~
 しかし、そうなると、今度は[[発動]]前にこちらの[[モンスター]]を[[除去]]されてしまう可能性がある。~

-処理がかなり特殊な[[カード]]なので、要点を列記する。~
--[[カードの発動]]時の[[チェーンブロック]]で処理をするのは、「[[自分]][[モンスター]]の指定→[[手札]]と[[フィールド]]の[[墓地送り>墓地へ送る]]」まで。~
---よって、[[《闇より出でし絶望》]]等の「[[墓地へ送られた]]」事を[[トリガー]]とする[[カード]]は、「一連の[[チェーン]]処理後」に新たに[[チェーン]]を組む。~
---また、[[効果処理時]]に[[モンスター]]を選ぶので、[[対象をとる(指定する)効果]]ではない。~

-処理がかなり特殊な[[カード]]なので、要点を列記する。
--[[カードの発動]]時の[[チェーンブロック]]で処理をするのは、「[[自分]][[モンスター]]の指定→[[手札]]と[[フィールド]]の[[墓地送り>墓地へ送る]]」までである。~

---[[《闇より出でし絶望》]]等の「[[墓地へ送られた]]」事を[[トリガー]]とする[[カード]]は、「一連の[[チェーン]]処理後」に新たに[[チェーン]]を組む。
---[[効果解決時]]に[[モンスター]]を選ぶので、[[対象をとる(指定する)効果]]ではない。

--その後、[[一連の効果]]として[[特殊召喚]]の処理後に、[[バトルフェイズ]]を発生させ[[戦闘]]を行う。~
--その後、[[一連の効果]]として[[特殊召喚]]の処理後に、[[バトルフェイズ]]を発生させて[[戦闘]]を行う。~
この[[戦闘]]では、指定した[[モンスター]]間の[[戦闘ダメージ]]は発生しない。~
また、[[お互い]]のどちらか一方が指定した[[モンスター]]を所持しなくなった場合、[[効果]]が[[適用]]されず、[[戦闘]]は発生しない。~
他に[[モンスター]]が存在しても[[戦闘]]は発生せず、[[バトルフェイズ]]が終了する。~
また、[[お互い]]のどちらか一方が指定した[[モンスター]]を所持しなくなった場合、[[効果]]が[[適用]]されず、[[戦闘]]も発生しない。~
この時、他に[[モンスター]]が存在しても[[戦闘]]は発生せず、[[バトルフェイズ]]が終了する。~

--[[相手]][[ターン]]ならいつでも[[発動]]でき、[[効果]]によって[[バトルフェイズ]]を発生させる。~
この[[カードの効果]]による[[バトルフェイズ]]終了後は、再び[[発動]]した[[フェイズ]]に戻る。
---例:[[スタンバイフェイズ]]に発動した場合―~
この[[カードの効果]]による[[バトルフェイズ]]終了後は、再び[[発動]]した[[フェイズ]]に戻る。~
---例:[[スタンバイフェイズ]]に[[発動]]した場合―~
「[[ドローフェイズ]]→[[スタンバイフェイズ]]→[[効果]]による[[バトルフェイズ]]→[[スタンバイフェイズ]]」という流れになる。~
勿論、その後は[[メインフェイズ]]になり、更にその後で通常の[[バトルフェイズ]]を行える。~
この通常の[[バトルフェイズ]]では、通常通りに[[戦闘ダメージ]]が発生する。~
それによって、この[[カード]]を[[発動]]した[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]を迎える前にどちらかの[[ライフポイント]]が0になった場合、この[[カードの効果]]は関係がなくなり、勝敗が決する。~
もちろん、その後は[[メインフェイズ]]になり、更にその後で通常の[[バトルフェイズ]]を行える。~
この通常の[[バトルフェイズ]]では、通常通り[[戦闘ダメージ]]が発生する。~
この流れにより、この[[カード]]を[[発動]]した[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]を迎える前にどちらかが他の勝利条件を満たした場合、この[[カードの効果]]は関係なくなる。~

--勝利判定は[[エンドフェイズ]]に発生する。~
判定条件は、「[[プレイヤー]]が[[モンスター]]を[[コントロール]]しているか否か」である。~
その為、この[[カード]]に[[モンスター]]を1体ずつ対峙させる[[効果]]こそあれど、[[お互い]]に当初の1体である必要はなく、尚且つ[[モンスター]]の出所は不問である。~
---[[残存効果]]として行う。~
その為、いずれかが[[《W星雲隕石》]]等、同じく[[残存効果]]で[[エンドフェイズ]]に[[適用]]処理があるものを発動させていた場合、[[ターンプレイヤー]]であるか否かが死活問題になる。~
--勝利判定は、[[エンドフェイズ]]に発生する。~
判定条件は、「どちらか[[プレイヤー]]のみが[[モンスター]]を[[コントロール]]しているか否か」である。~
そのため、この[[カード]]に[[モンスター]]を1体ずつ対峙させる[[効果]]こそあれど、[[お互い]]に当初の1体である必要はなく、[[モンスター]]の出所は不問である。~

---[[発動]]を止められなかった場合、[[効果]]による勝利判定が決定するため、その時点で[[ターン]]中にいずれかの[[プレイヤー]]の勝利または引き分けが確定する。~
[[エンドフェイズ]]までにどちから一方が[[相手]]の[[ライフポイント]]を削りきる可能性もあるが、その場合でもこの[[ターン]]中に決することになる。~
---また、この[[カード]]の[[効果]]は、[[残存効果]]として行う。~
そのため、いずれかが同じ[[残存効果]]で[[エンドフェイズ]]に[[適用]]処理がある[[カード]]([[《W星雲隕石》]]等)を[[発動]]させていた場合、[[ターンプレイヤー]]であるか否かが死活問題になる。~
---[[発動]]を止められなかった場合、[[効果]]による勝利判定が決定するため、その時点でこの[[カード]]が[[発動]]した[[ターン]]中に、いずれかの[[プレイヤー]]の勝利または[[引き分け]]が確定する。~
[[エンドフェイズ]]までに、どちらか一方が[[相手]]の[[ライフポイント]]を削りきる可能性もあるが、その場合でも、この[[ターン]]中に勝敗が決する事になる。~

-[[発動]][[プレイヤー]]が[[モンスター]]を選ぶのは[[効果解決時]]である為、[[《サンダー・ブレイク》]]等で[[チェーン]]して[[対象]]を[[破壊]]することによる対処は直接的には不可能である。~
しかし、多くは上述した[[モンスター]]が選択される為、それらを狙って[[除去]]してしまえば、[[コンボ]]を破綻させて勝利することはできるだろう。~
また、[[相手]]が[[発動]]時に1体しか[[モンスター]]をコントロールしていなかった場合、[[自分]]の[[デッキ]]に[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]が存在すれば勝利はほぼ確定する。~
そのため、性質を理解していれば抜け道がないわけではない。~
-[[発動]][[プレイヤー]]が[[モンスター]]を選ぶのは[[効果処理時]]であるため、[[《サンダー・ブレイク》]]等で[[チェーン]]して[[対象]]を[[除去]]する事による対処は、直接的には不可能である。~
しかし、多くは上述した[[モンスター]]が選択されるため、それらを狙って[[除去]]してしまえば、[[コンボ]]を破綻させて勝利する事はできる。~
また、[[相手]]が[[発動]]時に1体しか[[モンスター]]を[[コントロール]]していなかった場合、[[自分]]の[[デッキ]]に[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]が存在すれば、勝利はほぼ確定する。~
そのため、性質を理解していれば抜け道を見出すこともできる。~

-[[墓地へ送る]]のは[[効果]]なので、[[《E・HERO ワイルドマン》]]等は[[フィールド]]に生存できる。
-[[墓地へ送る]]のは[[効果]]なので、[[《E・HERO ワイルドマン》]]等は[[フィールド]]に生存できる。~

-[[《青眼の白龍》]]等の[[攻撃力]]に賭けても、大抵は[[《異次元の女戦士》]]や[[《魂を削る死霊》]]等が出て来て引き分けに持ち込まれ、[[《一撃必殺侍》]]を出されれば返り討ちにされる可能性もある。~
やはり、[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]を用いて[[特殊召喚]]を封じてこそ、確実に勝利する事が出来ると言えるだろう。~
実際に、これらを使用した[[デッキ]]が確立され、かなりの勝率を誇った事は事実である。~
その為、[[コンボ]]抑制を兼ねて[[02/01/01>禁止・制限カード/2002年1月1日]]の[[制限改訂]]で[[準制限カード]]に指定される事になった。~
その後、[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の[[制限改訂]]において、遂には禁止指定を受ける事となる。~
-[[イラスト]]は「パワフルな大型[[モンスター]]同士の最終決戦」というド派手なものであるが、登場当初から多くの抜け穴があり、実際に最終決戦に相応しい戦況となる事は稀である。~
[[自分]]が高[[攻撃力]][[モンスター]]を選んだとしても、[[相手]]が[[《クリッター》]]や[[《黒き森のウィッチ》]]、[[《キラー・トマト》]]などを[[特殊召喚]]することで[[引き分け]]に持ち込む、という手段が当初から存在していた。~
第3期に入ると[[《魂を削る死霊》]]や[[《異次元の女戦士》]]が登場して[[必須カード]]となり、[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を選んで押し切る事はますます困難になっていった。~
結局の所、[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]を用いて[[特殊召喚]]を封じるという「派手さ」とは程遠い手段を用いなければ、勝利を得るのは難しい[[カード]]であった。~

--以上の[[特殊勝利]]は確かに強力なものだが、実際には長らく[[調整中]]とされており、裁定が決まる前に[[禁止カード]]に指定された。~
//ソースは過去ログ
--[[環境]]ではもっぱら[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]を用いた[[1ターンキル]][[デッキ]][[【ラストバトル!】]]で運用され、かなりの勝率を誇った。~
そのため、[[特殊勝利]][[コンボ]]の抑制を兼ねて、[[02/01/01>禁止・制限カード/2002年1月1日]]の[[制限改訂]]にて[[準制限カード]]に指定される事になった。~
その後、[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の[[制限改訂]]にて[[禁止カード]]に指定される。~
[[特殊勝利]][[カード]]初の[[禁止カード]]であり、以降も公式[[デュエル]]で使用できない[[《奇跡の創造者》]]を除いて唯一その地位に留まり続けている。~

--以上の[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]による一方的な[[特殊勝利]]は確かに強力なものだが、実際には長らく[[調整中]]とされており、[[裁定]]が決まる前に[[禁止カード]]に指定された。~
[[禁止カード]]指定後に「できる」との[[裁定]]が出たが、2020年6月の質問で再び[[調整中]]に戻っている。~

-[[特殊召喚]]を封じる[[カード]]との[[コンボ]]も凶悪だが、単体でも恐るべきポテンシャルを秘めている。~
この[[カード]]以外の[[特殊勝利]]は、ある程度の優位的状況や時間がなければ条件を満たせないのに対し、こちらは条件さえ満たせれば即座に決着に持ち込めるためだ。~
この[[カード]]以外の[[特殊勝利]]は、ある程度の優位的状況や時間がなければ条件を満たせないのに対し、こちらは条件さえ満たせれば即座に決着に持ち込めるからである。~
その観点から見た場合、[[ライフ]]が1000以下という窮地から[[アドバンテージ]]を一切無視して勝利の可能性を掴み取れる、その性能は破格である。~
[[裁定変更]]等によって上述の[[コンボ]][[デッキ]]が不可能になったとしても、この[[カード]]がもたらすゲームバランスの問題上、復帰は難しい。~
現[[環境]]では、[[自分]]の場に[[《クリッター》]]が存在する時にこの[[カード]]を[[発動]]し、[[《オネスト》]]等を[[サーチ]]できることを考えれば尚更である。~

-その他、現[[カード]]プールで採用できた場合―~
[[シンクロ召喚]]の登場により、[[デッキ]]に[[最上級モンスター]]が採用されている数が圧倒的に減少し、採用されているとしても[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]等の[[特殊召喚モンスター]]がほとんどになった。~
その為、[[デッキ]]内の最強[[モンスター]]を[[相手]]に選択されるとは言え、単純な高[[攻撃力]]勝負で[[相手]][[モンスター]]に負けることは格段に減っている。~
しかし、場と[[手札]]を一掃する意味合いを持つ[[墓地送り>墓地へ送る]][[効果]]は、[[トリガー]]となりやすくなった。~
また、[[墓地]]からの[[モンスター]]展開が容易になったことも相成って、[[発動]]タイミングが[[相手]][[ターン]]であることのリスクはかなり向上している。~
-この[[テキスト]]には「[[お互い]]」のルビが「おおたがい」となっている[[カード]]が存在している。~

-この[[カード]]には「[[お互い]]」のルビが「おおたがい」となっている物が存在している。~
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]]に収録されているこの[[カード]]の[[テキスト]]は、現在の「([[プレイヤー]]への[[戦闘ダメージ]]は0とする)」の部分が、「([[ダメージ計算]]は無視)」となっていた。~
曖昧な表現だったからか、後に[[エラッタ]]されている。~
--このように、初期の整備されていない[[テキスト]]は不明瞭な点が多く、再録される度に[[テキスト]]が長くなっている。~
[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]]で再録された際には274字となり、再録時点では[[魔法・罠カード]]では3番目に長い[[テキスト]]であった(現在は[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]]の[[エラッタ]]により2番目)。~
[[罠カード]]に限ればこの[[カード]]が最も長い[[テキスト]]を持つ。~

-[[Mythological Age −蘇りし魂−]]に収録されているこの[[カード]]の[[テキスト]]は、現在の「(プレイヤーへの[[戦闘ダメージ]]は0とする)」の部分が、「(ダメージ計算は無視)」となっていた。~
曖昧な表現だったからか、後に[[エラッタ]]されている。
-[[イラスト]]に描かれているのは、激しい戦いを繰り広げる[[《八俣大蛇》]]と[[《火之迦具土》]]。~
[[最上級]][[スピリットモンスター>スピリット]]同士の死闘は、まさに《ラストバトル!》の名に相応しい。~
しかし共に一切の[[特殊召喚]]ができないので、実際に《ラストバトル!》の[[効果]]で対決させる事は不可能である。~
--[[ドローフェイズ]]に[[発動]]した後、[[《封印の黄金櫃》]]や[[墓地]]の[[カード]]をうまく使う等すれば「《ラストバトル!》を[[発動]]した後に両者を対峙させる」事はできなくもない。~
--ちなみに、本来の日本神話において[[ヤマタノオロチ>《八俣大蛇》]]と闘うのは、[[ヒノカグツチ>《火之迦具土》]]ではなく[[&ruby(スサノオノミコト){須佐之男命};>《雷帝神》]]である。~
[[武神]]などのストーリーも日本神話に即しておらず、[[OCG]]オリジナルである。~

-この[[カード]]の[[イラスト]]に描かれているのは、激しい戦いを繰り広げる[[《八俣大蛇》]]と[[《火之迦具土》]]。~
[[最上級]][[スピリット]]同士の死闘は、まさに《ラストバトル!》の名に相応しい。~
しかし、共に一切の[[特殊召喚]]ができないこの両雄を実際に《ラストバトル!》の効果で対決させる事は、残念ながら不可能である。~
(とは言うものの、[[ドローフェイズ]]に発動し、その後[[《封印の黄金櫃》]]等をうまく使えば「《ラストバトル!》を発動した後に両者を対峙させる」ことは出来なくもない。)~
ちなみに、本来の日本神話において[[《八俣大蛇》]]と闘うのは、[[《火之迦具土》]]では無く[[「&ruby(スサノオノミコト){須佐之男命};」>《雷帝神》]]である。~
-[[英語名]]は「バトル」の部分が「[[ターン]]」になっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「海馬vs乃亜」戦において海馬が使用。~
海馬は[[《青眼の白龍》]]を、乃亜は[[デッキ]]マスターの[[《奇跡の方舟》]](アニメ[[効果]])を選択した。(ちなみに、[[デッキ]]マスターは[[デッキ]]に入らない[[モンスター]]である。)~
そして、この[[カード]]の[[効果]]による[[戦闘]]を行うが、[[破壊]]された[[《奇跡の方舟》]]が[[《天界王 シナト》]]となった事により、逆に返り討ちにされ敗北した。~
その後、この[[カード]]の[[効果]]により[[デュエル]]が終了した為、闇遊戯が残り[[ライフ]]400ポイントと共に[[デュエル]]を引き継いだ。
--作中で遊戯が説明していたが、海馬が[[《異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン》]]を選択すれば引き分けになっていた。~
アニメオリジナル「乃亜編」における「海馬vs乃亜」戦において海馬が使用。~
海馬は[[《青眼の白龍》]]を、乃亜はデッキマスターの[[《奇跡の方舟》]](アニメ[[効果]])を選択してこの[[カードの効果]]による[[戦闘]]を行ったのだが、[[破壊された]][[《奇跡の方舟》]]が[[《天界王 シナト》]]となった事により、逆に返り討ちにされて海馬が敗北。~
この[[カードの効果]]により[[デュエル]]が終了したため、闇遊戯が残り[[ライフ]]400ポイントと共に[[デュエル]]を引き継いだ。~

**関連カード [#g86c6ee9]
-[[《最終戦争》]]
-[[《最終突撃命令》]]
--作中で遊戯が説明していたが、海馬が[[《異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン》]]を選択すれば[[引き分け]]になっていた。~
だが海馬は、乃亜の支配を受けたモクバを解放するために、2人の絆の象徴である[[《青眼の白龍》]]を選んでいた。

--アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「ラストバトル?」という名前が確認できる。~
他のハンドルネームが[[放送時の禁止カード>リミットレギュレーション/2017年10月1日]]の捩りであることを踏まえると、この[[カード名]]を捩ったものだろう。~


**関連カード [#card]
―[[イラスト]]関連
-[[《八俣大蛇》]]
-[[《火之迦具土》]]

**このカードを採用する代表的なデッキ [#ha31edb5]
//―《ラストバトル!》が見られる[[カード]]

**このカードを採用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ラストバトル!】]]

**収録パック等 [#q7f00772]
**収録パック等 [#pack]
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]] MA-51 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-090 &size(10){[[Rare]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP206 &size(10){[[Rare]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP167 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-090 &size(10){[[Rare]]};
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]] MA-51 &size(10){[[Super]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP167

**FAQ [#kc180445]
Q:[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]や[[《虚無魔人》]]が存在する時に[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]する事ができます。その場合[[特殊召喚]]処理のみが行われません。~
  ただし、この[[カード]]の[[効果]]で[[《虚無魔人》]]等を[[墓地へ送った]]場合は[[特殊召喚]]処理もされます。(09/01/11)
**FAQ [#faq]
***全般について [#jff53d72]
Q:この[[カードの効果]]は「選んだ[[モンスター]]以外の[[お互い]]の[[手札]]・[[フィールドのカード]]を全て[[墓地へ送る]]」・「[[相手]]が[[デッキ]]から[[モンスター]]1体を[[表側攻撃表示]]で[[特殊召喚]]する」・「選んだ[[モンスター]]と[[戦闘]]を行う([[ダメージ計算]]を行い[[戦闘破壊]]を確定させる)」までが[[一連の効果]]ですか?~
A:「選んだ[[モンスター]]以外の[[お互い]]の[[手札]]・[[フィールドのカード]]を全て[[墓地へ送る]]」・「[[相手]]が[[デッキ]]から[[モンスター]]1体を[[表側攻撃表示]]で[[特殊召喚]]する」までが一連の処理です。~
  なお、「選んだ[[モンスター]]と[[戦闘]]を行う([[ダメージ計算]]を行い[[戦闘破壊]]を確定させる)」とは、上記処理後に行う[[戦闘]]となり、一連の処理ではありません。(15/04/11)

Q:この[[カード]]の[[発動]]を[[《王宮の弾圧》]]で[[無効]]にできますか?~
***[[発動]]について [#v4e1531e]
Q:この[[カードの発動]]を、[[《王宮の弾圧》]]で[[無効]]にできますか?~
A:はい、できます。(09/09/13)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
Q:[[自分]]または[[相手]]の[[フィールド]]に[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]・[[《虚無魔人》]]等が存在する時に、[[発動]]できますか?~
//A:はい、[[発動]]する事ができ、その場合[[特殊召喚]]処理のみが行われません。~
//  ただし、この[[カードの効果]]で[[《虚無魔人》]]等を[[墓地へ送った]]場合は、[[特殊召喚]]処理もされます。(09/01/11)
A:[[調整中]]。(20/06/17)~

Q:[[《地縛神 Chacu Challhua》]]が[[表側守備表示]]の時、[[発動]]できますか?~
A:その状況でも[[発動]]できますが、[[対象]]に選択された[[モンスター]]以外の[[カード]]は、[[フィールド魔法]]も含めて全て[[墓地へ送られます>墓地へ送る]]。~
  よって、[[《地縛神 Chacu Challhua》]]は自身の[[効果]]によってただちに[[破壊]]されます。(15/04/02)

Q:[[自分]][[フィールド]]に[[守備表示]][[モンスター]]しか存在しない時、[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]でき、その場合[[守備表示]]のまま[[戦闘]]を行います。~
  [[裏側守備表示]][[モンスター]]を選択した場合、[[バトルフェイズ]]に入った時点で[[表側攻撃表示]]になります。(11/11/13)

Q:[[相手]][[フィールド]]に[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]が存在する場合、この[[カード]]を[[発動]]することができますか?~
A:はい、[[発動]]できます。~
  なお、他の[[カード]]の[[効果を受けない]][[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]は、この[[カード]]の[[効果を受けない]]ため[[墓地へ送られず>墓地へ送る]]、[[相手]][[フィールド]]に残ります。(15/04/02)

Q:[[相手]]の[[デッキ]]が0枚の時[[発動]]できますか?~
//A:[[相手]]の[[デッキ]]が0枚の場合でも、この[[カード]]を[[発動]]する事はできます。(12/05/10)
A:[[調整中]]。(20/06/17)~

Q:[[相手]]が[[バトルフェイズ]]を終えた[[ターン]]に、[[発動]]できますか?~
A:[[相手]]の[[バトルフェイズ]]が終了した後の[[フェイズ]]でも、この[[カード]]を[[発動]]する事ができます。(12/05/10)

Q:[[相手]]が[[《強欲で謙虚な壺》]]を[[発動]]した[[ターン]]に[[発動]]できますか?~
A:[[調整中]]。(20/06/18)~

Q:[[相手]][[ターン]]に[[自分]]が[[《捨て身の宝札》]]を[[発動]]した場合、その[[ターン]]に[[発動]]できますか?~
A:[[調整中]]。(20/06/18)~

***[[墓地へ送る]]処理について [#t51e5e70]
Q:この[[カード]]の[[発動]]に[[チェーン]]して[[相手]]の[[モンスター]]を[[対象]]に[[《禁じられた聖槍》]]を[[発動]]した場合、この[[カード]]の処理はどうなりますか?~
A:[[《禁じられた聖槍》]]の[[効果]]を受けた[[相手]][[モンスター]]はこの[[カードの効果]]で[[墓地へ送られず>墓地へ送る]]、[[フィールド]]に残り続けます。~
  なお、この場合でも、この[[カード]]の[[効果]]処理は通常通り行います。(15/04/02)

//Q:この[[カードの効果]]で[[墓地へ送られた]][[《ダンディライオン》]]の[[効果]]は、いつ[[発動]]しますか?~
//A:この[[カードの効果]]による[[戦闘]]を行った後、[[《ダンディライオン》]]の[[効果]]が[[発動]]します。(12/05/10)
//下記のヘッジホッグと矛盾するのでCO

Q:この[[カードの効果]]で[[手札]]の[[《シャドール・ヘッジホッグ》]]が[[墓地へ送られた]]時、[[《シャドール・ヘッジホッグ》]]の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
  また、[[発動]]する場合どのタイミングで[[発動]]しますか?~
A:はい、[[戦闘]]を行う前に[[《シャドール・ヘッジホッグ》]]の[[効果]]を[[発動]]できます。(15/04/11)

Q:この[[カードの効果]]で[[手札]]の[[《BK グラスジョー》]]が[[墓地へ送られた]]時、[[《BK グラスジョー》]]の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、続けて[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する処理を行いますので、[[《BK グラスジョー》]]の[[効果]]は[[発動]]できなくなります。(15/04/11)

***[[特殊召喚]]の処理について [#u1719060]
Q:[[相手]]の[[デッキ]]に[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]がいない場合、どうなりますか?~
A:[[相手]]の[[デッキ]]に[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]が存在しない場合、[[相手]]はこの[[カードの効果]]によって[[特殊召喚]]できず、[[自分]]が選択した[[モンスター]]との[[戦闘]]は行いません。~
  ただし、[[エンドフェイズ]]にて勝敗の判定は行います。(12/05/10)

Q:この[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]された[[モンスター]]はどちらの[[プレイヤー]]が[[特殊召喚]]した扱いになりますか?~
A:この[[カード]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]から見て「[[相手]]」となります。(15/04/10)

Q:[[《増殖するG》]] の[[効果]]を[[発動]]した[[ターン]]にこの[[カードの効果]]で[[モンスター]]が[[特殊召喚]]された場合、どのタイミングで[[ドロー]]をしますか?~
A:この[[カードの効果]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した時点で、[[チェーンブロック]]を作らずに[[ドロー]]します。(15/04/10)

***[[戦闘]]について [#qd7d371c]
Q:この[[効果]]で[[戦闘]]を行う場合、いずれかの[[モンスター]]を[[攻撃モンスター]]として扱いますか?~
A:[[調整中]]。(20/06/17)~

Q:[[相手]]が[[地縛神]]等、[[攻撃対象]]に選択できない[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した場合、どうなりますか?~
//A:[[バトルフェイズ]]に入るかどうかの時点で[[調整中]](11/11/13)~
A:その場合でもそのまま[[戦闘]]を行います。(15/08/29)

Q:[[効果処理時]]に[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない場合は、どうなりますか?~
A:[[効果処理時]]に[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない場合であっても、[[相手]]は[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]処理を行い、[[エンドフェイズ]]での勝敗判定を行います。(12/05/10)

Q:この[[カードの効果]]で[[戦闘]]を行う時、[[《A・O・J カタストル》]]・[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]・[[《お注射天使リリー》]]等の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:この[[カードの効果]]による[[戦闘]]を行う際に、[[《A・O・J カタストル》]]・[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]・[[《お注射天使リリー》]]等の[[効果]]を[[発動]]する事はできます。(15/04/11)

Q:この[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]された[[《魔導アーマー エグゼ》]]は、[[戦闘]]を行えますか?~
A:いいえ、行えません。(15/04/10)

Q:この[[カードの効果]]で[[自分]]が選んだ[[《因幡之白兎》]]は、[[戦闘]]を行えますか?~
A:はい、[[《因幡之白兎》]]から[[攻撃宣言]]する場合ではないので[[戦闘]]を行えます。(15/04/11)

Q:この[[カードの効果]]で[[戦闘]]を行う時、[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]は、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]の倍になりますか?~
A:はい、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]の倍になります。(15/04/11)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《ラストバトル!》,罠,通常罠,);