永続魔法（制限カード） フィールド上に表側表示で存在するレベル４以上のモンスターは 全て守備表示になる。
ファラオの遺産で登場した、フィールド上の表側表示モンスターを表側守備表示にする永続魔法。
限定条件は付いているが、アタッカーの多くはレベル４以上であり、多くのモンスターが影響を受ける。
召喚したターンに守備表示になったモンスターは、これを破壊してもターン中に表示形式を変更できない。
《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》《氷帝メビウス》等が召喚時にこのカードを破壊しても、それらは守備表示になる。
守備表示となった後に、これらのモンスター効果が発動するという処理になるのである。
おまけに魔法カードなので、《人造人間−サイコ・ショッカー》《王宮のお触れ》による妨害を受けない。
ただし、《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》や《サイレント・ソードマン ＬＶ５》には突破されてしまうので注意。
また、《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》と違って奇襲性がないので、ロックを仕掛けても除去されやすい。
これが場に存在する限り相手モンスターからの戦闘ダメージを大幅にカットできるので、その間にこちらの場を整えることが出来る。
自分のモンスターの戦闘も抑制されてしまうので、ビートダウンではない勝ち筋を用意するのが基本。
火力で焼き殺す、デッキを失わせる他、《封印されしエクゾディア》や《終焉のカウントダウン》等の特殊な勝利をサポートする。
戦闘で勝利する方法も全くないわけでなく、レベル３以下のローレベルモンスターで攻撃する戦法もあり。
フィニッシャーに《ワイトキング》《カオス・ネクロマンサー》《サクリファイス》を使ったデッキや、【ローレベル】で活躍する。
Ｑ：発動中にレベル４以上のモンスターを攻撃表示で召喚･特殊召喚したり、レベル４以上の守備表示モンスターを攻撃表示にすることはできますか？
Ａ：はい、できます。ただし、直後に強制的に守備表示となります。