*《ヴァンパイア・ベビー/Red-Moon Baby》 [#m90f8637]
*《ヴァンパイア・ベビー/Vampire Baby》 [#top]
 効果モンスター
 星3/闇属性/アンデット族/攻 700/守1000
 このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った場合、
 バトルフェイズ終了時にそのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
 このカードが戦闘によってモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時、
 墓地に存在するそのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 [[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[戦闘破壊]]して[[墓地へ送った>墓地に送った]][[相手]][[モンスター]]を[[《強奪》]]できる[[効果]]を持つ。~
 しかし、条件はこのステータスでの[[戦闘破壊]]と、非常に厳しい。~
 [[戦闘破壊]]して[[墓地へ送った]][[相手]][[モンスター]]を[[自分]][[フィールド]]に[[蘇生]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 この[[攻撃力]]では、奪って[[アドバンテージ]]を得られる[[モンスター]]は非常に少ない。~
 現在は[[《D−HERO ディスクガイ》]]も[[禁止カード]]である。~
 ([[《D−HERO ディスクガイ》]]は、[[裏側守備表示]]で出されたり[[生け贄]]にされたりする場合も多かった)~
 活用の道があるとすれば、[[《月の書》]]等との[[コンボ]]前提で[[リバース効果モンスター]]を奪うことくらいしかできない。~
 このように、単体では機能しにくいため、扱いにくいカードである。
 [[モンスター効果の発動]]に成功すれば[[アドバンテージ]]を稼げるが、そのままの[[攻撃力]]では[[戦闘破壊]]できる[[モンスター]]は非常に少ない。~
 他の[[カード]]で[[攻撃力]]差を補い[[戦闘破壊]]を狙うことになる。~

 おおいに活躍させるのであれば、確実に[[効果]]を成功させかつ[[戦闘]]で活躍できる[[モンスター]]を奪えるように、[[《フォース》]]や[[装備魔法]]を用いる必要がある。~
 [[【装備ビート】]]や[[【ベン・ケイ1キル】]]のような[[装備魔法]]を大量に搭載したデッキなら採用の価値があるかもしれない。~
 他には[[【つまずき】]]での採用も考えられなくはない。~
 昨今の環境を考えた場合、[[攻撃力]]は高いが[[守備力]]の低い[[モンスター]]が多く採用される傾向にある。~
 なので、この[[カード]]を[[装備魔法]]などである程度強化してやれば、[[《つまずき》]]により低[[守備力]]を晒した[[モンスター]]を奪うという道筋が見えてくる。
 [[強化]]なら[[《月鏡の盾》]]、[[相手]]の[[弱体化]]なら[[《魔界の足枷》]]や[[《アヌビスの呪い》]]を使うと良い。~
 [[装備魔法]]と異なり[[《サイクロン》]]などで妨害されない[[《フォース》]]も採用可能。~
 [[ダメージ]]を与えられる[[《ミニマム・ガッツ》]]も相性が良い。~

 また、一応[[《ワイト夫人》]]のサポートを受けられる。
 [[相手]][[ターン]]では低[[攻撃力]]を晒す可能性はあるが、その前に奪った[[モンスター]]と共に各種素材として処理してしまえば問題ない。~
 あるいは、[[《ダーク・オネスト》]]や[[《墓地墓地の恨み》]]などを併用した返り討ちを狙っていると[[相手]]に[[思わせるために>ブラフ]]あえてそのまま残す手もある。~

-[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]して[[墓地に送った]]時に[[効果]]を[[発動]]するカードの開祖である。~
-[[ヴァンパイア]]の一員であり、[[効果]]そのものは[[【ヴァンパイア】]]と[[シナジー]]するのだが、肝心の打点の低さが足を引っ張る。~
[[攻撃力]]が[[強化]]される[[《ヴァンパイア帝国》]]との相性が良いのは確かだが、それでも[[攻撃力]]1200では使い辛い事に変わりはない。~
更に、[[レベル]]3であるが故に[[《ヴァンパイアの幽鬼》]]の[[サーチ]]・[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]のどちらにも対応しておらず、[[【ヴァンパイア】]]においても採用は難しい。~
また、[[汎用性]]の高い[[手札誘発]]の[[妖怪少女]]は更に[[チューナー]]でもあるため差別化に苦しい。~

-[[バトルフェイズ]]終了時に[[戦闘破壊]]したこの[[カード]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しない場合、[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できない。~
--後に[[コントロール奪取]]が戦略に絡む[[ヴァンパイア]][[エクシーズモンスター]]の[[《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》]]が登場したが、こちらとは[[レベル]]が合致しない。~
一応、2体並んだこの[[カード]]に[[《タンホイザーゲート》]]を[[使用]]すれば[[エクシーズ召喚]]が可能となる。~

-英語名は「赤い月の赤ん坊」…。~
子供の死体・ゾンビ・ヴァンパイアは対象年齢にふさわしくない過激な表現にあたるため自主規制したと思われる。~
似たような例に子供の死体を思わせる人形がなくなった[[《ダーク・ネクロフィア》]]があげられる。~
--なお、[[《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》]]と同時に登場した[[上級>上級モンスター]][[ヴァンパイア]]はこの[[カード]]の[[モンスター効果]]と同じ[[効果]]を共通して持っている。~
//ttps://i.gyazo.com/642ec861887e97d9b6afd9e6a626482a.png
すなわち、この[[カード]]の正確な[[テキスト]]は以下のようになる。~
 (1):このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。
 そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《ジャッカルの霊騎士》]]
-[[《エーリアン・マザー》]] 
-[[《ブレイン・クラッシャー》]]
-[[《アルカナフォースVII−THE CHARIOT》]]
-[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]
-[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[戦闘破壊]]したこの[[カード]]が[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在しない場合、[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できない。~
また、「[[バトルフェイズ]]」としか書かれていないので[[相手]][[ターン]]でも[[発動]]できる。~

**収録パック等 [#r19ba05a]
-[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]して[[墓地へ送った]]時に[[効果]]を[[発動]]する[[カード]]の開祖である。~

//-[[《D−HERO ディスクガイ》]]が[[禁止カード]]になる前は、その[[メタカード]]にもなりえた。~

-当初の[[英語名]]は《Red-Moon Baby》であったが、[[Duelist League 16>Duelist League Prize Cards#z22ed23b]]での再録の際に《Vampire Baby》に変更された。~
[[ヴァンパイア]]の[[カテゴリ]]化に合わせての変更だろう。~

--この[[カード]]の[[イラスト]]の背景には赤い月が描かれている。~
旧英語名である《Red-Moon Baby》は、上記の赤い月から名付けられたのだろう。~
ちなみに、後続の[[ヴァンパイア]][[カード]]の中にも、[[イラスト]]に赤い月が描かれている[[カード]]が何枚か存在している。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-V第21話において、遊矢が読んでいた雑誌「Dステップ」の記事中で紹介されていた[[カード]]の1枚。~
低[[ステータス]]が唯一にして最大の欠点として挙げられており、[[《アヌビスの呪い》]]でサポートするよう解説されていた。~

**関連カード [#card]
-[[ヴァンパイア]]

-[[戦闘破壊したモンスターのコントロールを得るモンスター>コントロール奪取#battle]]

//―《ヴァンパイア・ベビー》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]] TB-40
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-035
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP200
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-035
-[[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]] TB-40
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]] SD15-JP008
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP171

**FAQ [#ca71bf8a]
**FAQ [#faq]
Q:[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]にとりますか?~
A:とりません。(08/08/12)

Q:[[モンスター]]2体を[[戦闘破壊]]した場合、その[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]にこの[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]する際に、1体だけを[[特殊召喚]]することは可能ですか?~
A:いいえ、1体だけを[[特殊召喚]]する事はできず、両方[[特殊召喚]]します。(18/02/24)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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