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 チューナー・効果モンスター
 星3/地属性/アンデット族/攻   0/守1800
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
 このカードを手札から捨てて発動できる。
 その発動を無効にする。
 ●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果
 ●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
 ●墓地からカードを除外する効果
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[FLAMES OF DESTRUCTION]]で登場した[[地属性]]・[[アンデット族]]の[[下級モンスター]]の[[チューナー]]。~
 [[墓地]]から[[カード]]を[[加える]]・[[特殊召喚]]する・[[除外]]する[[効果]]を[[無効]]にする[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[手札誘発]]で[[相手]]の[[墓地]]利用を封じる[[カード]]には[[《D.D.クロウ》]]も存在する。~
 しかし、こちらは[[《D.D.クロウ》]]で対応できない以下のような[[カード]]に対応でき、用途が広い。~
 [[手札誘発]]で[[相手]]の[[墓地]]利用を封じる[[カード]]には[[《D.D.クロウ》]]や[[《スカル・マイスター》]]も存在する。~
 こちらは以下のような[[メリット]]がある。~
//[[《D.D.クロウ》]]で対応できないってのを残すなら墓地利用を封じる役割はDDクロウと似てるよねって前置きしないと
>
-[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]などの対象を指定しない[[蘇生]]を妨害できる。~
-[[《SPYRAL−ザ・ダブルヘリックス》]]や[[PSYフレーム]]ギアなど[[蘇生]]か[[リクルート]]のどちらかを選ぶ[[効果]]による[[リクルート]]を妨害できる。~
-[[《サルベージ》]]や[[《ソウル・チャージ》]]などの複数の[[カード]]に影響を及ぼす場合に全てを止められる。~
-[[《SPYRAL−ザ・ダブルヘリックス》]]や[[PSYフレームギア]]など[[蘇生]]か[[リクルート]]のどちらかを選ぶ[[効果]]による[[リクルート]]を妨害できる。~
-[[《サルベージ》]]や[[《真炎の爆発》]]などの複数の[[カード]]に影響を及ぼす場合に全てを止められる。~
-[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]など[[墓地]]を含めた複数の場所に及ぶ[[効果]]を完全に止められる。~
-[[《D.D.クロウ》]]や[[《転生の予言》]]などの「[[墓地]]に干渉して[[サルベージ]]や[[蘇生]]の妨害を行う[[カード]]」も防げる。~
-[[《D.D.クロウ》]]や[[《墓穴の指名者》]]などの「[[墓地]]に干渉して[[サルベージ]]や[[蘇生]]の妨害を行う[[カード]]」も防げる。~
-「[[発動]]を[[無効]]にする[[効果]]」なので[[ダメージステップ]]でも[[発動]]できる。~
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 ただし、[[墓地]]から[[除外]]して[[発動]]する[[効果]]や[[墓地]][[除外]][[コスト]]へは対応できない。~
 [[1ターンに1度]]しか[[発動]]できないのもマイナス。~
 また、[[《D.D.クロウ》]]のような「[[相手]]の[[墓地]]に干渉して[[墓地]]利用を封じる[[カード]]」と違って[[相手]]の[[墓地]]に[[カード]]は残るため、後続の[[カード]]に[[墓地]]利用されてしまう点は欠点と言える。~
//対応できない→対応してもって何?

 [[アンデット族]]故に[[蘇生]]手段も多いため、[[墓地へ送られた]]後の活用方法も多い。~
 [[チューナー]]なので[[シンクロ召喚]]や[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]に繋げるのも容易にできる。~
 [[チューナー]]なので[[シンクロ召喚]]に繋げることもできる。~
//[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]の[[リンク召喚]]に繋げる事もできる。~
// 一方で用途の似た[[《D.D.クロウ》]]は[[《LL−リサイト・スターリング》]]による[[サーチ]]に対応する。~
//書くならDDクロウ側であり、LLの採用率を考慮すれば特記するほどでもない
//リサイト・スターリングってSPYRALじゃ採用率高かったしデッキによるんじゃね
//SPYRALじゃ採用率高かったの事実だし特記するほどの事だけどリサイト・スターリングとの相性はDDクロウ側にある。
 現在では[[墓地]]を本格的に活用する[[デッキ]]相手には[[メタカード]]が[[《D.D.クロウ》]]だけでは足りないといった事態もあり得るため、双方合わせて採用してもよい。~
 現在では[[墓地]]を本格的に活用する[[デッキ]]相手には[[メタカード]]が[[《D.D.クロウ》]]や[[《スカル・マイスター》]]だけでは足りないといった事態もあり得るため、[[環境]]に合わせて採用するとよい。~
 採用率の高い[[《墓穴の指名者》]]を[[無効]]にできるという利点もあるが、この[[カード]]も[[《墓穴の指名者》]]に[[無効]]にされる可能性があるので注意。~

 なお、[[《灰流うらら》]]同様に[[無効]]にするだけで[[破壊]]まではしない。~
 そのため、[[発動]][[コスト]]がない[[モンスター効果]]や[[永続カード]]に対して無闇に[[発動]]すると、1枚分の[[ディスアドバンテージ]]を負う点には注意。~
 ただし、こちらは[[《灰流うらら》]]と違い[[ダメージステップ]]中でも[[発動]]可能なため、対応できる状況に関してはあちらより広い場合もある。~
 (こちらは「発動を無効」にする[[効果]]、あちらは「効果を無効」にする[[効果]]なのが[[ダメージステップ]]での処理に関する違いの原因である。)~

-[[テキスト]]を読めばわかるが、[[墓地]]に関連する全ての[[効果]]を[[無効]]にできるわけではなく、微妙な穴がある。~
-[[テキスト]]を読めばわかるが、[[墓地]]の[[カード]]を動かす全ての[[効果]]を[[無効]]にできるわけではなく、微妙な穴がある。~
特に遊戯王[[OCG]]の基本ルールとして「[[コストと効果]]」は厳密に区別され、「[[墓地]]から[[カード]]を[[除外]]する''コスト''」には対応できない。~
その他以下の例があるので、間違いの無いようにしたい。
--[[特殊召喚]]以外の[[墓地]]から[[カード]]を[[セット]]する[[効果]]([[炎星]]・[[《ブービートラップE》]]等)

--[[墓地]]の[[カード]]を装備する[[効果]]([[聖剣]]・[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]等)
--条件に当てはまる[[効果]]を持たない[[墓地]]で[[発動]]した[[効果]]([[《ダンディライオン》]]・[[《ベビケラサウルス》]]等)

--条件に当てはまる[[効果]]を持たない[[墓地]]の[[カード]]を対象とする[[効果]]([[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]・[[《The tyrant NEPTUNE》]]等)

-「〇〇を含む[[効果]]」について~
該当の処理を行うかが、その[[カード]]の[[効果]][[発動]]時に未確定であっても、この[[カード]]を[[発動]]し、[[無効]]にできる。~
ただし、該当の処理を行わないことを[[効果]][[発動]]時までの間に選択している場合は、[[発動]]できない。~
--条件に当てはまる[[効果]]を持たない[[墓地]]の[[カード]]を[[対象]]とする[[効果]]([[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]・[[《The tyrant NEPTUNE》]]等)
--[[召喚条件]]による[[チェーンブロック]]を作らない[[墓地]]からの[[特殊召喚]]及び[[墓地]]の[[カード]]の移動([[インフェルノイド]]・[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]等)
//エクゾディオスがいるので、除外とは書きませんでした
--[[墓地]]の[[カード]]を[[エクシーズ素材]]にする[[効果]]([[《エクシーズ・スライドルフィン》]]・[[《陽炎獣 ヒュドラー》]]によって[[エクシーズモンスター]]が得た[[効果]]等)
--[[条件による特殊召喚]]で[[墓地]]から自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]([[《暗黒界の龍神 グラファ》]]等)~
--その他[[発動]]しない[[効果]]([[分類されない効果]]によるもの)[[《フレッシュマドルチェ・シスタルト》]]等)~
-「○○を含む[[効果]]」について~
該当の処理を行うかが、その[[カード]]の[[効果発動時]]に未確定であっても、この[[カード]]を[[発動]]し、[[無効]]にできる。~
ただし、該当の処理を行わないことを[[効果発動時]]までの間に選択している場合は、[[発動]]できない。~
例:[[《森の番人グリーン・バブーン》]]を[[手札]]から[[特殊召喚]]する場合は[[発動]]できない。~
詳しくは、[[《王宮の弾圧》]]のページを参照。~

-[[カード名]]は、「屋敷」と「&ruby(ざしきわらし){座敷童子};」を掛けたものだろう。~
-以下、具体例。
--[[《混源龍レヴィオニア》]]の(1)の[[効果]]には、[[光属性]]3体を[[除外]]して[[特殊召喚]]し[[発動]]した場合のみ[[チェーン]]できる。
--[[《インフェルノイド・リリス》]]の(2)の[[効果]]には、[[《インフェルノイド・リリス》]]の[[効果]]が[[墓地]]で[[発動]]した[[効果]]に[[チェーン]]している場合のみ[[チェーン]]できる。
--[[《小法師ヒダルマー》]]の(3)の[[効果]]には、[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]に[[発動]]している場合のみ[[チェーン]]できる。
--[[《ドラゴン・アイス》]]の[[効果]]には、[[《ドラゴン・アイス》]]を捨てて[[発動]]している場合のみ[[チェーン]]できる。
--[[《トリックスターバンド・ギタースイート》]]の(3)の[[効果]]には、[[墓地]]の[[モンスター]]の有無に関係なく[[チェーン]]可能。
--[[《塊斬機ダランベルシアン》]]の(2)の[[効果]]には、[[チェーン]]可能。
--[[《氷結界の鏡》]][[《サモン・ダイス》]]には、[[チェーン]]可能。
--[[《埋葬されし生け贄》]]には、[[チェーン]]不可能。

-この[[カード]]と[[《灰流うらら》]]の両方が[[手札]]にある時に、両方に対応する[[効果]]が[[発動]]した時にどちらを使用するか、よく考えたい。~
上述のとおり、[[《灰流うらら》]]とは異なり[[発動]]自体を[[無効]]にする為、[[《アームズ・ホール》]]等の[[誓約効果]]を持つ[[効果]]に対してこの[[カード]]を使用すると、その[[誓約効果]]が[[適用]]されない。~
一方、[[《灰流うらら》]]を使用した場合は[[効果]]のみを[[無効]]にし、[[発動]]自体には成功している為、[[誓約効果]]が[[適用]]される。~
同様に、[[《灰流うらら》]]では引っかからない[[《魔女の一撃》]]の条件をこちらは満たしてしまう。~
逆に、[[《力天使ヴァルキリア》]]、[[《天空聖騎士アークパーシアス》]]の[[誘発効果]]を[[発動]]できるのはあちらには無い[[メリット]]である。~

-[[カード名]]は、「屋敷」と「&ruby(ざしきわらし){座敷童子};」のもじりであろう。~
「座敷童子」とは、日本に伝わる精霊のような存在であり座敷や蔵に住み着くとされる。~
「人に悪戯を働く」・「見た者には幸運が訪れる」・「家に富をもたらす」など様々な伝承がある。~
--[[カード名]]や[[イラスト]]、[[ステータス]]や[[メタ]][[効果]]を持つなどの共通点から、[[《幽鬼うさぎ》]]と同列のシリーズであると思われる。~
ただし、先に出ていた3種とは異なり、季節に関する単語が含まれておらず、洋装であるといった相違点がみられる。~
「人に悪戯を働く」・「見た者には幸運が訪れる」・「家に富をもたらす」など様々な伝承が各地域である。~

-[[カード名]]・[[イラスト]]・[[ステータス]]・[[手札誘発]][[効果]]などに類似性が見られる[[妖怪少女]]の1枚。~
ただし、同シリーズの他の[[カード]]とは異なり、直接的に季節に関係する言葉や要素は見られない。~
『や''しき''わらし』という[[カード名]]に『四季』そのものが含まれている、とやや強引に解釈することができなくもない。~
また、他はすべて「既存の5文字の単語と一致した[[カード名]]で、漢字の部分が当て字(読みは2文字)」だが、この[[カード]]だけは「既存の6文字の単語をもじった[[カード名]]で、漢字は一般的な読み方(読みは3文字)」と、総じてやや相違点が目立つ。~
--このためか、「MONSTER ART BOX」の紹介文では発売時点で登場している5枚の[[カード]]の中でこの[[カード]]のみ紹介されていない。~
ジャンプフェスタ2020や週刊少年ジャンプにおける[[RARITY COLLECTION−PREMIUM GOLD EDITION−]]の宣伝時には、他の[[カード]]と同様に[[妖怪少女]]の1体として紹介されている。~

--和風ではなく洋装なのは同シリーズで初めてである(翌年に登場した[[《儚無みずき》]]も洋装を引き継いでいる)。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~
-コナミのゲーム作品において―~
クロスデュエルにおいては以下のオリジナルの[[フレイバー・テキスト]]が存在する。~
 月明かり差し込む閑な館に居着く妖女。
 今なお離れずにいるその姿を目にした者に訪れるのは幸か不幸か・・・


**関連カード [#card]
―同[[レベル]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]の[[手札誘発]][[効果]]を持つ[[チューナー]]については[[《幽鬼うさぎ》>《幽鬼うさぎ》#card]]を参照。
-[[妖怪少女]]

//―[[イラスト]]関連
-[[「モンスターを特殊召喚する効果を含む効果」の発動を無効にする効果を持つカード>発動したカードの効果による特殊召喚#hatsudou]]

//―《屋敷わらし》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[FLAMES OF DESTRUCTION]] FLOD-JP033 &size(10){[[Super]],[[Secret]]};
-[[20thシークレットレア SPECIAL PACK>プロモカード#specialpack20thCP]] 20CP-JPS09 &size(10){[[20th Secret>Secret#SE20th]]};
-[[RARITY COLLECTION−PREMIUM GOLD EDITION−]] RC03-JP012 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]],[[Collectors]],[[Premium Gold>Gold]]};
-[[PRISMATIC ART COLLECTION]] PAC1-JP017 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Prismatic Secret>Secret#PS]]};
-[[ストラクチャーデッキ−宝玉の伝説−]] SD44-JP015
-[[RARITY COLLECTION −QUARTER CENTURY EDITION−]] RC04-JP012 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]],[[Collectors]],[[Secret]],[[Ex-Secret>Secret#ES]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
Q:[[《真源の帝王》]]の(2)の[[効果]]に[[チェーン]]してこの[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(18/08/06)

Q:[[自分]][[フィールド]]の正規の[[融合素材]]で[[融合召喚]]された[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]を[[対象]]に[[相手]]が[[《融合解除》]]を[[発動]]した場合、[[自分]]は《屋敷わらし》の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
  (※[[《融合解除》]]の[[効果]]では[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]の[[融合素材]]に用いた[[モンスター]]は[[蘇生]]できない事は確定している)~
A:[[《融合解除》]]は『●[[墓地]]から[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]』を含んでいます。~
  従って、ご質問の場合、[[《融合解除》]]の[[発動]]に[[チェーン]]して《屋敷わらし》の[[効果]]を[[発動]]できます。(24/01/05)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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