*《&ruby(かせき){化石};&ruby(はっくつ){発掘};/Fossil Excavation》 [#top]
 永続罠
 手札を1枚捨てて発動できる。
 自分の墓地の恐竜族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
 このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
 そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
//http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/card-card/20110628/20110628141456.jpg

 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[恐竜族]]専用の[[蘇生]][[カード]]。~

 [[手札コスト]]に加え、[[効果]][[無効]]化の[[デメリット]]が課せられる。~
 [[テキスト]]からは解りづらいが、[[《リビングデッドの呼び声》]]などと同様に、[[発動]]時に[[モンスター]]1体を選択する[[対象をとる(指定する)効果]]である。~

 [[《究極恐獣》]]等、[[最上級モンスター]]を[[特殊召喚]]すればある程度の戦力にはなるため、弱い[[カード]]ではない。~
 しかし、[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[無制限>無制限カード]]、[[《死者蘇生》]]が[[制限>制限カード]]の現在、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が決して得意ではなく、[[手札コスト]]も[[手札]]増強手段が極めて乏しい[[恐竜族]]に4枚以上も[[蘇生]][[カード]]を投入しても使い方は難しい。~

 だが、この[[カード]]のポイントは「[[手札コスト]]として[[捨てた>捨てる]][[恐竜族]][[モンスター]]も[[蘇生]]できる」ところである。~
 つまり、状況によって[[手札]]から[[恐竜族]][[モンスター]]1体を[[効果]]を[[無効]]にして[[特殊召喚]]する[[カード]]としても使えるのである。~
 いきなり[[《超伝導恐獣》]]や[[《究極恐獣》]]を[[特殊召喚]]できれば、奇襲性も高い。~
 [[墓地]]よりも[[手札]]から[[特殊召喚]]した方が効率的な場合が多いので、[[【恐竜族】]]に投入する場合は、[[上級モンスター]]を多めにした方が持ち味を生かせる。~
 [[《化石調査》]]で[[サーチ]]した[[恐竜族]][[モンスター]]も[[特殊召喚]]が可能であり、[[《魂喰いオヴィラプター》]]を経由すれば[[最上級モンスター]]も[[サーチ]]できる。~
 [[手札事故]]防止のために[[《トレード・イン》]]を一緒に入れるといいだろう。~

 [[特殊召喚]]した[[恐竜族]][[モンスター]]の[[効果]]は[[無効]]にされるので[[《ジュラック・インパクト》]]や[[《大進化薬》]]の[[コスト]]、[[エクシーズ素材]]にしてもよい。~
 [[《ジュラック・スピノス》]]は[[トークン]]生成が実質[[デメリット]]になっていたため、それを打ち消して[[アタッカー]]にできる。

 なお、この[[効果]]で[[蘇生]]した[[モンスター]]が[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]は[[無効]]化されない。~
 よって、[[《暗黒プテラ》]]・[[《ベビケラサウルス》]]・[[《ジュラック・ヴェロー》]]を[[蘇生]]・[[破壊]]させれば、[[効果]]を[[発動]]できる。~
 特に[[《暗黒プテラ》]]は[[特殊召喚]]後[[リリース]]する事で[[手札]]に戻り、[[手札コスト]]分を埋めてくれる。~
 が、結局2枚の[[手札]]を消費することに変わりはないので、本当に[[上級モンスター]]を[[特殊召喚]]した場合よりも有効なのか考えて使いたい。~

-《化石発掘》が[[相手]]の[[《サイクロン》]]などで[[破壊]]されてこちらの[[モンスター]]が[[自壊]]する場合は''「[[自分]]の[[カード]]によって[[破壊]]された扱い」''である。~
[[モンスター]]を[[破壊]]しているのは''[[自分]]の《化石発掘》''のため「[[相手]]の[[カード]]によって[[破壊]]された扱い」を[[トリガー]]とする[[効果]]は誘発しない。

-発掘しているのは[[《アイツ》]]と[[《コイツ》]]と[[《ソイツ》]]と[[《ドイツ》]]である。~
彼らには密かにこんな趣味があったのか、はたまた[[トラップの処理中>《トラップ処理班 Aチーム》]]にたまたま発見したのか。~
発掘されているのは[[《ハイパーハンマーヘッド》]]の化石である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの3期EDで、剣山の[[デッキ]]に確認できる。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では剣山が使用する。~
この[[カード]]で[[《究極恐獣》]]を発掘したにも関わらず、「すべての[[モンスター]]に一回ずつ[[攻撃]]できる[[効果]]を持ってるんだドン」と自慢げに説明する。

**関連カード [#card]
-[[《リビングデッドの呼び声》]]

-[[《化石調査》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《アイツ》]]
-[[《コイツ》]]
-[[《ソイツ》]]
-[[《ドイツ》]]
-[[《トラップ処理班 Aチーム》]]

-[[《ハイパーハンマーヘッド》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【恐竜族】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[POWER OF THE DUELIST]] POTD-JP058
-[[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]] SD09-JP036
-[[トーナメントパック2011 Vol.2]] TP18-JP010 
-[[DUELIST EDITION Volume 1]] DE01-JP041

**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]の[[手札コスト]]で[[捨てた>捨てる]][[恐竜族]][[モンスター]]を、この[[カード]]の[[対象]]にとり[[蘇生]]させることは出来ますか?~
A:可能です。

Q:[[恐竜族]]が[[墓地]]に存在しない状態で[[恐竜族]]を[[コスト]]として[[発動]]し、[[コスト]]にした[[恐竜族]]を[[蘇生]]する事は出来ますか?~
A:[[自分]]の[[墓地]]に[[恐竜族]][[モンスター]]存在しない場合、《化石発掘》を[[発動]]することはできません。(08/09/28)

Q:この[[カードの効果]]で[[蘇生]]された[[《ハイパーハンマーヘッド》]]が、[[《風帝ライザー》]]に[[戦闘破壊]]されました。~
  [[《ハイパーハンマーヘッド》]]の[[手札]]に[[戻す]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[《ハイパーハンマーヘッド》]]の[[相手]][[モンスター]]を[[手札]]に[[戻す]][[効果]]が[[発動]]し、[[《風帝ライザー》]]が[[手札]]に戻ります。(09/01/22)

Q:この[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]された[[《超伝導恐獣》]]や[[《ジュラック・アウロ》]]の[[効果]]で、自身を[[リリース]]した場合、[[効果]]は[[無効]]になりますか?~
A:いいえ、その場合この[[カード]]と[[対象]]をとり続ける関係がなくなりますので[[効果]]は[[無効]]になりません。(09/10/09)
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