効果モンスター 星10/光属性/機械族/攻3300/守2600 (1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、 手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 (2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、 このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 (3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (4):カード1枚のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、 自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。 その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。
EXTRA PACK 2016で登場した光属性・機械族の最上級モンスター。
壊獣共通の3つの効果と、カード1枚のみを対象とする効果を無効にし、カード1枚を破壊する誘発即時効果を持つ。
固有効果は効果無効のカウンター能力。
《海亀壊獣ガメシエル》に比べて、1枚を対象にするカードしか無効にできず範囲が狭い上、必要とする壊獣カウンターの個数も多い。
代わりにステータスが非常に高く戦闘破壊されにくいため、必要な壊獣カウンターさえあれば除去されることは少ないと言える。
あちらと違い除外しないのに加え、発動自体は無効にしていないためカウンターされたカードはフィールドで破壊されて墓地へ送られた扱いとなる。
このため《KYOUTOUウォーターフロント》に壊獣カウンターを貯めやすい。
壊獣デッキ以外では、高いステータスを持つ光属性・機械族を送りつけられる点を活かし、《光霊使いライナ》や《エレクトリック・ワーム》、A・O・Jとコンボする手もある。
壊獣の中では素のステータスが一番高いだけでなく、《光霊使いライナ》と間接的に相性の良い《シャイニング・アブソーブ》を使ってからコントロール奪取すれば、このカードの攻撃力に加え更にダメージを上乗せできる。
《サイバー・リペア・プラント》にも対応するため、耐性持ちモンスターへの対策に使うのも良い。
《臨時ダイヤ》の2つの効果に対応する点を活かして【列車】に採用するのも面白い。
相手フィールドに立たせた場合は処理が少々面倒にはなるが、壊獣カウンターがなければ耐性を発揮できず、《No.77 ザ・セブン・シンズ》で戦闘破壊も可能なのでそこまで問題にならない。
《マシンナーズ・フォートレス》や《転回操車》の手札コストにも使用できるので、直接墓地へ送ること自体は難しくない。
―イラスト関連