*《&ruby(リバイアドラゴン){海竜};−ダイダロス/Levia-dragon - Daedalus》 [#w86e62e8]
*《&ruby(リバイアドラゴン){海竜};−ダイダロス/Levia-dragon - Daedalus》 [#top]
 効果モンスター
 星7/水属性/海竜族/攻2600/守1500
 自分フィールド上に存在する「海」を墓地に送る事で、
 このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
 (1):自分フィールドの表側表示の「海」1枚を墓地へ送って発動できる。
 このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。

 [[【水属性】]]の主役にして切り札となりうる[[水属性]][[モンスター]]。~
 [[暗黒の侵略者]]で登場した[[水属性]]・[[海竜族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[《海》]]を[[コスト]]に、自身以外の[[フィールドのカード]]を全て[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~

 単体では大した能力はないが、[[フィールド魔法]]の[[《海》]]または[[《伝説の都 アトランティス》]]との[[コンボ]]が非常に強力。~
 [[《伝説の都 アトランティス》]]の影響下であれば、[[レベル]]6となり[[生け贄]]1体で[[生け贄召喚]]が可能。~
 加えて[[フィールド]]を掃除して[[ダイレクトアタック]]、相手ライフの1/3弱を削りとることが可能な恐怖の[[フィニッシャー]]。~
//海について
 [[《海》]]を[[コスト]]に、全[[フィールド]]を[[リセット]]する[[全体除去]]を持っている。~
 [[《海》]]に関しては、[[《伝説の都 アトランティス》]]や[[《潜海奇襲II》]]、[[《忘却の海底神殿》]]などで代用が可能。~
 特に[[《伝説の都 アトランティス》]]であれば、[[レベル]]6となり[[リリース]]1体で[[アドバンス召喚]]できるようになる。~

 強力な[[全体除去]]能力は、[[《伝説の都 アトランティス》]]と《海竜−ダイダロス》が[[フィールド]]にあれば自分の[[メインフェイズ]]にいつでも発動できる点が心強い。~
 ただ、自分の場も[[破壊]]してしまう点と、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]・[[《我が身を盾に》]]・[[《天罰》]]等で[[無効]]化及び[[破壊]]されてしまう点には注意したい。~
 ちなみに、[[《早すぎた埋葬》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]などで蘇生していた場合は自分もろとも破壊してしまう。~
 [[《アビス・ソルジャー》]]などでうまく克服しておきたい。~
 ([[《リビングデッドの呼び声》]]は、[[《早すぎた埋葬》]]と異なり自身を[[バウンス]]すると[[蘇生]][[モンスター]]も[[破壊]]されるので注意)
//リセット効果について
 [[全体除去]]後は[[《ネクロ・ガードナー》]]等で妨害されなければ、[[直接攻撃]]で2600の[[戦闘ダメージ]]を通すことができる。~
 ただし、[[《神の通告》]]等で[[全体除去]]を[[無効]]にされた場合、この[[カード]]と[[《海》]]を失うことになり、大きな[[ディスアドバンテージ]]を負うことになる。~
 [[自分]][[フィールド]]も巻き込むため、[[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[特殊召喚]]していた場合は自身もろとも[[破壊]]される。~

 [[《冥府の使者ゴーズ》]]より[[攻撃力]]が劣っている事に要注意。~
 しかも2体も[[召喚]]されるので[[《収縮》]][[《炸裂装甲》]]等を使用しても[[冥府の使者カイエントークン]]と相打ちにされてしまう。~
 [[《封印の黄金櫃》]]対策も兼ねて[[《禁止令》]][[《マインドクラッシュ》]]の併用や[[《ライトニング・ボルテックス》]]の大量投入を検討したい。~
 プレイングレベルでの対策として2枚目の[[《伝説の都 アトランティス》]]を[[手札]]に揃えてから洗い流し&[[直接攻撃]]を決める事で対抗も可能。~
 何らかの手段で[[《豪雨の結界像》]]を出してもいいだろう。
 [[《アトランティスの戦士》]]や[[《テラ・フォーミング》]]などで[[《伝説の都 アトランティス》]]を[[サーチ]]して、[[《水の精霊 アクエリア》]]などで[[リリース]]を確保すれば、[[後攻]]1[[ターン]]目からでも[[リセット]][[効果]]を使える。~
//リリース確保のみが目的なら他に選択肢が多く、あえて召喚条件のある水の聖霊アクエリアを上げる必要はないと思います
//特にシナジーのないデビルズサンクチュアリが例となっているのは不自然
 [[《潜海奇襲》]]は[[コスト]]にした[[《海》]]を再[[発動]]しつつ、この[[カード]]を守れるため、次の[[ターン]]に[[効果]]の再[[発動]]が狙えるため相性が良い。~
 変わった所では、[[破壊]][[効果]]に[[モンスター]]を巻き込み[[機皇帝]]を[[特殊召喚]]したり、[[《異次元海溝》]]の[[トリガー]]とするのも一興である。~
 [[《伝説の都 アトランティス》]]が存在する場合に[[《魚群探知機》]]を使えばこの[[カード]]の[[サーチ]]と[[通常モンスター]]の[[リクルート]]を行えるため、そのまま[[アドバンス召喚]]して[[効果]]を使える状況となる。~

 デッキに組み込み場合は、[[《伝説の都 アトランティス》]]を[[サーチ]]できる[[《アトランティスの戦士》]]や、[[特殊召喚]]であるため[[《海竜−ダイダロス》]]の[[生け贄]]要員としてつかえる[[《水の精霊 アクエリア》]]の使用も考慮しよう。~
 [[《アトランティスの戦士》]]を捨て[[《伝説の都 アトランティス》]]を[[サーチ]]、その[[《アトランティスの戦士》]]を[[除外]]し[[《水の精霊 アクエリア》]]を[[召喚]]すれば、速攻で[[《海竜−ダイダロス》]]を召喚する事も可能となる。
-定期的に[[リメイク]][[モンスター]]が登場しており、[[上位種]]や派生[[モンスター]]を合わせると全6種存在する。~
これは他の[[モンスター]]と比べても比較的多い。

-[[《海竜神−ネオダイダロス》]]・[[《コダロス》]]・[[《アビストローム》]]と、類似する[[効果]]を持つこれらと比較して、唯一この[[カード]]だけが「[[破壊]]」を介する[[効果]]になっている。~
[[破壊]][[耐性]]を持つ[[カード]]や[[《スターライト・ロード》]]に弱いのは欠点であるが、逆に[[破壊]]を[[トリガー]]とする[[効果]]との[[コンボ]]が狙える点は利点となる。~

-[[上位種]]である[[《海竜神−ネオダイダロス》]]の「海竜」は「かいりゅう」と読むが、この[[カード]]の「海竜」は「リバイアドラゴン」と読む。~
[[宣言]]の際は注意。~

-[[イラスト]]をよく見ると、二つの頭部が重なったような形状であることがわかる。~
これらの頭部が分かれることによって、[[《海竜神−ネオダイダロス》]]へと進化するのだろう。~

-名前の前半の「&ruby(リバイアドラゴン){海竜};」というのは[[リヴァイアサン>《海竜神》]]に由来すると思われる。~
後半の「ダイダロス」は、1848年に喜望峰近海で[[シーサーペント>海竜族]]を目撃したというイギリスの軍艦「ダイダロス(ディーダラス)号」が由来だろうか。~
--「ダイダロス」の大元の由来はギリシャ神話に登場する名工。~
かの有名な[[クレタ島の迷宮(ラビリュントス)>《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]や[[《ミノタウルス》]]の誕生に繋がる雌牛の模型、[[イカロスの翼>《ゴッドバードアタック》]]を作り出した人物である。~

-原作・アニメにおいて―~
GXに登場した海のオヤジ、アナシスが使用している。~
その[[効果]]で十代の場を壊滅させたのだが…~
そういえば「十代VS影丸」戦の途中、万丈目長作が所持していたのが発覚した。~
しかもこのカードは[[パラレルレア>Parallel]]だという。~
攻撃名は「リヴァイア・ストリーム」。~
アニメGXの「十代vsアナシス」戦において、アナシスが使用。~
[[《伝説の都 アトランティス》]]で[[レベル]]を下げる事で、[[《浅すぎた墓穴》]]によって[[蘇生]]した[[《暗黒大要塞鯱》]]を[[生け贄]]に[[生け贄召喚]]した。~
その[[効果]]で十代の[[フィールド]]を壊滅させ、[[直接攻撃]]によって十代の[[ライフ]]を100まで減らした。~
しかし、次の[[ターン]]に[[《バブル・ショット》]]を装備した[[《E・HERO バブルマン・ネオ》]]の[[効果]]によって[[破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「リヴァイア・ストリーム」、[[破壊]][[効果]]名は「デストラクション・シーベリアル」。~

-神話・伝承において―~
名前の前半の「&ruby(リバイアドラゴン){海竜};」というのはリヴァイアサン(…[[《海竜神》]]参照)に由来すると思われる。~
「ダイダロス」というのはギリシャ神話に登場する名工である。~
かの有名なクレタ島の迷宮(ラビリュントス)(…[[《ミノタウルス》]]参照)やイカロスの翼を作り出した人物である。~
…こんな海の竜と関係の無い人物の名をこのカードが冠している理由は不明である。~
「高潮」などを意味する「タイダル/Tidal」と掛けているのだろうか。
--「十代vs影丸」戦中、万丈目長作が所持しているのが確認できる。~
なお、この[[カード]]の[[レアリティ]]は[[パラレルレア>Parallel]]だという。~

**関連カード [#za674335]
--アニメSEVENSでは[[ラッシュデュエル]]版のこの[[カード]]が登場している。~
[[RUSH:《海竜−ダイダロス》]]を参照。

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスの期間限定イベント「異次元の塔〜水の章〜」では10階、20階のボスとして登場。~
[[プレイヤー]]側はそれまでの[[デュエル]]で引き継いだ[[ライフポイント]](最大4000)で、《海竜−ダイダロス》の8000[[ライフポイント]]を削り切らなければならない。~
「異次元の塔〜風と地の章〜」や「異次元の塔〜闇の章〜」では、異次元からの乱入者としても登場するようになったが、こちらはボスだった時と違い、通常通りの[[ライフポイント]]4000でスタートする。

-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]では[[デッキ]]に1枚しか投入できない「[[レジェンドカード>rushwiki:レジェンドカード]]」として登場している。~
[[RUSH:《海竜−ダイダロス》]]を参照。~

**関連カード [#card]
-[[《海竜神−ネオダイダロス》]]

-[[《海竜神》]]
-[[《海》]]([[カード名を《海》として扱うカード>《海》#aname]])

-[[《伝説の都 アトランティス》]]
-[[《海》]]
―派生[[モンスター]]
-[[リメイク]][[モンスター]]
--[[《メタファイズ・ダイダロス》]]
--[[《ライトレイ ダイダロス》]]
--[[《カオス・ダイダロス》]]

**収録パック等 [#jb62d3dc]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP084 &size(10){[[Ultra]]};
-その他
--[[《コダロス》]]

―類似[[効果]]
-[[《裁きの龍》]]
-[[《終焉の王デミス》]]
-[[《破壊竜ガンドラ》]]

―《海竜−ダイダロス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《大波小波》]]
-[[《ブレイク・ドロー》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【伝説の都 アトランティス】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[暗黒の侵略者]] 307-028 &size(10){[[Super]]};
-[[ストラクチャーデッキ−海竜神の怒り−]] SD4-JP010
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP084 &size(10){[[Ultra]]};
-[[デュエルロワイヤル デッキセットEX ROUND2]] DR02-JPB03 &size(10){[[Normal]],[[Ultra]]};

**FAQ [#ta74c4d4]
Q:~
A:
//**FAQ [#faq]
//Q:[[自分]][[フィールドゾーン]]に[[セット]]された[[《海》]]を、[[発動]][[コスト]]として[[墓地へ送る]]事はできますか?~
//A:いいえ、この[[モンスター効果]]は[[表側表示]]で存在する[[《海》]]を[[墓地へ送る]]事で[[発動]]します。(09/12/11)
//新テキストから読み取れるのでCO

//Q:[[自分]][[フィールド]]に[[表側表示]]の[[《伝説の都 アトランティス》]]と[[《忘却の海底神殿》]]が存在しこの[[カードの効果]]を[[発動]]する場合、これらの[[カード]]を全部[[墓地へ送る]]必要がありますか?~
//A:いいえ、どちらか1枚だけを[[墓地]]へ送って[[発動]]する事ができます。(09/12/16)
//新テキストから読み取れるのでCO

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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