*《&ruby(リバイアサン){海竜神};》 [#top]
 通常モンスター
 星5/水属性/海竜族/攻1800/守1500
 海の主と呼ばれる海のドラゴン。
 津波をおこして全てを飲み込む。

 [[BOOSTER6]]で登場した[[水属性]]・[[海竜族]]の[[上級モンスター]]。~
 初期に登場した数少ない[[海竜族]][[モンスター]]の1体。~

 初期の[[カード]]ゆえにか、やはり力不足なのは否めないだろう。~
 同じ第1期の[[《スパイクシードラ》]]の[[上位互換]]とはいえ、第3期には[[レベル]]が1つ下がった[[《暗黒の海竜兵》]]が登場している。~
 また、同条件の[[海竜族]]にはより[[攻撃力]]が高く[[効果モンスター]]の[[《神竜アクアバザル》]]が存在する。~

 以上により、梶木の[[ファンデッキ]]でもなければ採用の余地はないと言っていい。~
 既に[[絶版]]であり、梶木のファンは大事にしておいた方がよいだろう。

-[[《暗黒の海竜兵》]]と[[レベル]]以外の[[ステータス]]が全て同じ。~
あちらは[[レベル]]4なので[[リリース]]なしで[[通常召喚]]でき、ほとんど[[上位互換]]と言える。~
こちらは[[《召喚師のスキル》]]や[[《古のルール》]]、[[《海竜神の怒り》]]に対応しているが、それを踏まえても使い勝手が悪い。~

//-[[《サイボーグ・バス》]]・[[《水陸の帝王》]]とは[[種族]]以外の[[ステータス]]が全て同じ。~

//-恐らく、名前から[[《海竜−ダイダロス》]]・[[《海竜神−ネオダイダロス》]]はこれの[[リメイク]]に近いと思われる。~

-「リバイアサン(Leviathan)」とは、旧約聖書に登場する海の怪物である。~
名前には「とぐろを巻く者」という意味があり、「[[レヴィアタン>《魔轟神レヴュアタン》]]」とも呼ばれる。~
陸の獣([[ベヒーモス>《百獣王 ベヒーモス》]])と対を成すとされる。~
硬い鱗を持つ巨大な蛇に近い姿をしており、鼻からは煙を、口からは火を吐く。~
元々は神によって作られた神聖な生物という性格が強かったが、中世以降は[[キリスト>《光帝クライス》]]教の影響によって[[悪魔>悪魔族]]として扱われることが多くなった。~
-また、メソポタミア神話において神々の母ティアマトが産み出した最初の女神ラハムとも言われている。~


-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」の「遊戯vs梶木」戦において梶木が使用した、彼の切り札。~
原作では[[効果モンスター]]であり、その[[効果]]で遊戯の[[フィールド]]のほとんどを[[海>《海》]]で侵食し、[[モンスターの召喚]]を封じた。~
しかし、遊戯の[[発動]]していた[[《魔性の月》]]の[[効果]]で侵食[[効果]]が増強されていた事に気づかずに[[フィールド]]の奥深くまで攻め込んでしまったため、[[《魔性の月》]]が[[破壊>《ムーン・スクレイパー》]]されて侵食が減少した際、他の[[モンスター]]共々陸地に打ち上げられた形になってしまった。~
最後は、他の打ち上げられた[[モンスター]]もろとも[[《カース・オブ・ドラゴン》]]に焼き殺された。~
[[効果]]名は「[[海竜神の怒り>《海竜神の怒り》]]」。~

--原作では、[[攻撃]]と同時に大津波を起こし、[[フィールド]]を「[[海>《海》]]」で侵食する特殊能力を持っていた。~
---王国ルールでは、「[[海エリア>《海》]]」に対応していない[[モンスター]]は「[[海エリア>《海》]]」に[[召喚]]できなかった。~
遊戯の[[手札]]には「[[海エリア>《海》]]」に対応する[[モンスター]]がいなかったため、[[召喚]]封じに等しい[[効果]]となっていた。~

---既に[[効果モンスター]]の存在する時期に[[OCG]]化されたのだが、原作と違い[[通常モンスター]]になってしまった。~

---[[《海竜神の怒り》]]はこの能力を再現する[[効果]]となっている。~

--王国編で海馬のジュラルミンケースに入っていた[[カード]]の内の1枚。~
「バトルシティ編」では「城之内vs梶木」戦での梶木のアンティ[[カード]]になっていた。~
また、ダーツがその身を[[生け贄]]に[[召喚]]する為のオレイカルコスの神の名前が「巨大竜・リヴァイアサン」であった。~
//http://www.yugioh.com/cards/grand-dragon-leviathan

--原作・東映版アニメ・バンダイ版[[カードダス]]ではなめくじのような姿であったが、OCG化に際し大きくデザインが変更されている。~
//「東映版」の方が記述ページが多く、また劇場版も存在するため片方へ統一

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズでは「[[フィールド]]を(永続的に)[[《海》]]に変える」[[効果]]を持っていた。~
DM4では遊戯版のみが使える[[カード]]で、[[フィールド魔法]]を使用できない遊戯版にとっては貴重な[[カード]]である。~
単に[[相手]]の得意地形を崩すだけでなく、主力の[[《ベヒゴン》]]・[[《舌魚》]]の[[強化]]、[[《ディスク・マジシャン》]]の[[弱体化]]、この[[カード]]自身も[[強化]]されるなど[[デッキ]]構築次第ではいいこと尽くめである。

--モンスターカプセルGBにおいては、「オーシャントルネード」という[[フィールド]]全体を[[攻撃]]できる技を持っている。~
独自の攻撃演出が用意されているなど、妙に優遇されている。~

--[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]では、対戦[[相手]]として登場。~
使用[[デッキ]]は[[【伝説の都 アトランティス】]]。

--フォルスバウンドキングダムにも登場。対地砲・対空砲に迎撃されない水上型[[モンスター]]であり、[[フィールド]]での移動速度は極端に遅い。~
海峡マップでは帝国側は鈍足なこの[[モンスター]]を先頭に進軍させてくるため、この[[モンスター]]より足の速い[[《カース・オブ・ドラゴン》]]などの後続の[[モンスター]]が行き詰まってしまう。~
[[攻撃]]名は「アクア・ブレス」。[[《アクア・ドラゴン》]]・[[《海の竜王》]]・[[《シーザリオン》]]と同じ技名である。~
スペシャル技名は「ダイダル・ウェーブ」。[[《オクトバーサー》]]と同じ技名である。~
潮を意味する英語は「タイダル」であるが、[[《海竜−ダイダロス》]]といった[[モンスター]]の存在も考えると誤植ではなく意識してつけられた可能性もある。~

--この[[カード]]は[[TCG]]では[[海外未発売カード]]であるが、[[遊戯王オンライン]]等では《Kairyu-Shin》の[[英語名]]が与えられている。~
//ttp://yugioh.wikia.com/wiki/Kairyu-Shin
何故か日本語名のルビではなく、漢字の直読みになっている。~
また、[[TCG]]では発売されていないにも関わらずフィギュア化されている。~

**関連カード [#card]
-[[《虚空海竜リヴァイエール》]]
-[[《トライエッジ・リヴァイア》]]
-[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]
-[[《魔轟神レヴュアタン》]]
-[[《海竜−ダイダロス》]]
-[[《海竜神−ネオダイダロス》]]

-[[《海竜神の加護》]]

―[[色違い]][[モンスター]]
-[[《ヨルムンガルド》]]

―《海竜神》の姿が見られる[[カード]]
-[[《海竜神の怒り》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER6]]
-[[Booster R3]] B3-07
-[[Booster Chronicle]] BC-48
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-100
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