*《銀幕の&ruby(ミラーウォール){鏡壁};/Mirror Wall》 [#y21d9d91]
 永続罠
 相手の攻撃モンスター全ての攻撃力を半分にする。
 自分のスタンバイフェイズ毎に2000のライフポイントを払う。
 払わなければ、このカードを破壊する。

 [[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]全てに[[《収縮》]]に近い[[効果]]を与える[[永続罠]]。~
 [[永続罠]]だが、維持[[コスト]]の高さのために[[通常罠]]的な運用が基本となる。~
~
 よく比較対照にされる[[《収縮》]]との違いは以下の通り。~
+罠なので[[発動]]に時間がかかり、無力化されやすい
+[[永続罠]]なので[[《サイクロン》]]を始めとした[[伏せ除去]]に弱い。(ただし[[ダメージステップ]][[発動]]である程度対処可能)~
+[[相手]][[モンスター]]全員にかかるので[[《収縮》]]と違い後続にも対応できる。~
+その気になれば維持も可能であり最後の一押しのラッシュに活用可能。~
+「[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]」と「[[攻撃力]]」の違い。~
+[[攻撃]]時に使用できない。
+[[攻撃]]時にしか使用できない。

 [[【死皇帝の陵墓】]]では大量の[[ライフ回復]]手段を組み込んであるため、場合によっては数[[ターン]]にわたってこのカードを維持する価値がある。~
 [[相手]]が[[《死皇帝の陵墓》]]の[[効果]]で[[召喚]]した[[上級モンスター]]の反撃を抑え、対抗できるカードを引くまで時間を稼ぐことができる。

 [[【キュアバーン】]]では[[《マジック・キャンセラー》]]との関係で[[《収縮》]]・[[《突進》]]が使えないため、攻防の要として大活躍する。~
 この[[デッキ]]では[[ライフコスト]]を稼ぐために[[《生命吸収装置》]]と併用されることが多い。

-「[[攻撃モンスター]]」と書いてあることに注意。~
[[表側表示]]で存在しても、[[メインフェイズ]]など、普段は[[相手]]の[[攻撃力]]を変化させることはない。~
[[バトルフェイズ]]の[[攻撃宣言]]をして[[バトルステップ]]に入った[[相手]][[モンスター]]のみに適用される。~
一度適用された[[モンスター]]の[[攻撃力]]を半分にされた[[効果]]は、《銀幕の鏡壁》が存在する限り続く。~
ただしこれは『[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在し続ける場合』であり、[[裏側守備表示]]になったりした場合はキャンセルされる。~
また[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない。~

-半分にする[[効果]]は重複しない。~
既にこの[[効果]]で[[攻撃力]]が半分になっている[[モンスター]]は、2度目の[[攻撃]]をしたとしてもさらに半分(元々の4分の1)になったりはしない。~
また、《銀幕の鏡壁》が2枚あったとしても[[攻撃力]]は元々の4分の1になったりはしない。

-原作・アニメにおいて―~
「決闘王国編」において、準決勝戦「闇遊戯vs孔雀舞]戦で孔雀舞が使用。~
初手で[[召喚]]された[[《暗黒騎士ガイア》]]は、この[[カードの効果]]により[[《ハーピィ・レディ》]]に一蹴される。~
その後、[[《カタパルト・タートル》]]によって[[破壊]]されるまで場に留まり続け、遊戯の主力[[モンスター]]をことごとく潰していった。~
ちなみに、舞がこのカードに託した本当の意味は「自分と向き合え」とのこと。~
なお、原作においては維持[[コスト]]が存在しない、極めて[[レアリティ]]の高いカードであったらしい。~
その後、アニメの「バトルシティ編」において、「闇マリクvs孔雀舞」戦で登場。~
[[《仮面魔獣デス・ガーディウス》]]を返り討ちにするものの、[[《罠はずし》]]によって[[破壊]]された。

**関連カード [#oe55c791]
-[[《邪神ドレッド・ルート》]]

-[[《収縮》]]

-[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]]

**収録パック等 [#hc4ac406]
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP078
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-104 &size(10){[[Rare]]};
-[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]] CA-16 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#l2e40a79]
Q:一度[[発動]]した[[攻撃力]]半減[[効果]]は、このカードを[[フィールド]]に維持しなかった場合も残りますか?~
A:いいえ、残りません。~

Q:[[攻撃モンスター]]とは[[攻撃表示]][[モンスター]]のことですか?~
A:「このカードが[[発動]]されている時に[[攻撃]]してきた[[モンスター]]」の[[攻撃力]]を半減させます。~
 [[攻撃表示]]の[[モンスター]]でも、[[攻撃]]をしなければ[[攻撃力]]は半分になりません。

Q:[[《凶暴化の仮面》]]を装備した[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]の[[攻撃力]]は、いくつになりますか?~
A:(2000+1000)÷2=1500となります。

Q:上記の例で、[[攻撃力]]1500の[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]から[[《凶暴化の仮面》]]が外れた場合、[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:[[攻撃力]]を再度計算するため、2000÷2=1000となります。

Q:この[[カードの効果]]で[[攻撃力]]1250になった[[《デーモンの召喚》]]に[[《凶暴化の仮面》]]を装備した場合、[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:変動数値の1250に1000を加え、2250になります。~
  なお、2250になった後で[[攻撃]]を行っても、半分になる[[効果]]はすでに適用されているため更なる変化は発生しません。