銀幕(ぎんまく)鏡壁(ミラーウォール)/Mirror Wall》

永続罠
相手の攻撃モンスター全ての攻撃力を半分にする。
自分のスタンバイフェイズ毎に2000のライフポイントを払う。
払わなければ、このカードを破壊する。

 Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した、相手フィールド上の攻撃モンスター全ての攻撃力を半分にする永続罠
 高い維持コストを払えば複数ターンに渡って使うこともできる。

 よく比較される《収縮》との違いは以下の通り。

  1. 効果の適用相手攻撃モンスターにその都度適用されるので《収縮》と違い後続にも対応できる。
  2. 元々の攻撃力?」と「攻撃力」の違い。
  3. 複数ターンに渡って維持して相手攻撃力を削ぐことが出来る。
  4. 罠なので発動に時間がかかり、無力化されやすい
  5. 永続罠なので《サイクロン》を始めとした伏せ除去に弱い。(ただしダメージステップ発動である程度の対処が可能)
  6. 相手モンスター攻撃時、ダメージ計算時以降にしか適用されない。

 【死皇帝の陵墓】では大量のライフ回復手段を組み込んであるため、場合によっては数ターンにわたってこのカードを維持する価値がある。
 相手《死皇帝の陵墓》効果召喚した上級モンスターの反撃を抑え、対抗できるカードを引くまで時間を稼ぐことができる。

 【キュアバーン】では《マジック・キャンセラー》との関係で《収縮》《突進》が使えないため、攻防の要として大活躍する。
 このデッキではライフコストを稼ぐために《生命吸収装置》と併用されることが多い。

 《立ちはだかる強敵》と組み合わせればかなりの反射ダメージが期待できるだろう。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:一度発動した攻撃力半減効果は、このカードをフィールドに維持しなかった場合も残りますか?
A:いいえ、残りません。

Q:攻撃モンスターとは攻撃表示モンスターのことですか?
A:「このカードが発動されている時に攻撃してきたモンスター」の攻撃力を半減させます。
 攻撃表示モンスターでも、攻撃をしなければ攻撃力は半分になりません。

Q:《凶暴化の仮面》を装備した《ジェネティック・ワーウルフ》攻撃力は、いくつになりますか?
A:(2000+1000)÷2=1500となります。

Q:上記の例で、攻撃力1500の《ジェネティック・ワーウルフ》から《凶暴化の仮面》が外れた場合、攻撃力はいくつになりますか?
A:攻撃力を再度計算するため、2000÷2=1000となります。

Q:このカードの効果攻撃力1250になった《デーモンの召喚》《凶暴化の仮面》を装備した場合、攻撃力はいくつになりますか?
A:変動数値の1250に1000を加え、2250になります。
  なお、2250になった後で攻撃を行っても、半分になる効果はすでに適用されているため更なる変化は発生しません。