遊戯王カードWiki - 《剣闘獣ラクエル》のバックアップ(No.56)

《剣闘獣(グラディアルビースト)ラクエル/Gladiator Beast Laquari》 †

効果モンスター
星４/炎属性/獣戦士族/攻1800/守 400
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、
このカードの元々の攻撃力は２１００になる。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、
デッキから「剣闘獣ラクエル」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター１体を特殊召喚する。

　GLADIATOR'S ASSAULTで登場した炎属性・獣戦士族の下級モンスター。
　剣闘獣の一体であり、剣闘獣の効果で特殊召喚された場合元々の攻撃力が強化される永続効果を持つ。
　また、《剣闘獣ヘラクレイノス》の融合素材である。

　下級剣闘獣の中では《剣闘獣アンダル》に次ぐ攻撃力を持ち、下級アタッカーとして利用できる。
　他の剣闘獣の効果によって特殊召喚した場合は攻撃力2100となり、大半の下級モンスターに打ち勝てる。
　ただ、【剣闘獣】は剣闘獣融合モンスターや《剣闘獣アウグストル》がアタッカーを担うことが多く下級アタッカーの重要性は低い。

　《剣闘獣ヘラクレイノス》の融合素材である点は重要であり、どのタイプの【剣闘獣】であってもピン差しする価値はあるだろう。
　また、炎属性・獣戦士族であることから、《熱血獣士ウルフバーク》や《炎王の急襲》、各種炎舞にも対応する。

下級モンスターによるビートダウンが多くのデッキの基本戦術だった頃は、【剣闘獣】のメインアタッカーとして重要なカードであった。
その後、《剣闘獣ガイザレス》や《剣闘獣アウグストル》の登場によって一線から退きつつあるのが現状である。
DUELIST EDITION Volume 2では《剣闘獣ベストロウリィ》や《剣闘獣ダリウス》等がRareに昇格するなか、こちらはNormalに降格となっている。

モデルは、投げ縄で相手の動きを封じて戦った剣闘士「ラクエリィ」だろう。
英語名はまさにそのままである。
また、モチーフとなっている動物は恐らく虎だろう。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vのアカデミア内でのサバイバル・デュエルにてBBが使用。
BBの正体が分かる前は体の大部分が黒い影になっていたが、特徴的な炎の輪がはっきり確認できる。
ライフが2000になっていたアカデミア生のテッドを直接攻撃１回で倒したので、攻撃力を上げていたと思われる。
「遊矢＆権現坂vsBB」戦にて先攻１ターン目に召喚され、遊矢のターンに《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》に攻撃されるが、永続罠《剣闘獣の勲傷(メダリオン・オブ・グラディアルビースト)》の効果で戦闘破壊を免れた。
そのバトルフェイズ終了時に効果を発動し、デッキに戻って《剣闘獣セクトル》をリクルートした。
その後、ジャックとサンダースが乱入した後に発動した永続罠《剣闘獣の強襲城(グラディアルビースト・アサルト・フォート)》の効果で永続魔法《剣闘獣の砦(グラディアルビースト・フォート)》扱いとなった永続罠《剣闘獣の雄心(ウィルトゥース・オブ・グラディアルビースト)》の下に重ねるためデッキから取り出される。
バーン効果を発動するために１度デッキに戻されたが、その後再度デッキから取り出され下に重ねられる。
続くジャックのターンに《剣闘獣の強襲城》が破壊されたことで墓地に置かれるが、直後に発動された永続魔法《剣闘獣の大砦(グラディアルビースト・グレート・フォートレス)》によって出来た砦の中に収納される。
次の遊矢のターンで《剣闘獣の大砦》の効果で特殊召喚され《ＥＭオッドアイズ・ユニコーン》と戦闘を行うも、最終的には速攻魔法《ＥＭガード・ダンス》の効果でコントロールが入れ替わった後に通常魔法《ＥＭペンデュラム・アート＆クリーン》の効果で破壊された。

コナミのゲーム作品において―
遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONではシーズン9(2009/01/16)の制限改訂において、《剣闘獣ベストロウリィ》・《剣闘獣ガイザレス》と共に制限カードに指定されている。
それにより《剣闘獣ヘラクレイノス》を出すのが困難になってしまっていた。
その後、遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORにリニューアル以降も【剣闘獣】は使われ続けたが、このカードに規制をかける意味はないと判断されたためかシーズン16では準制限カードに制限緩和され、シーズン18では遂に制限解除に至った。