《賢者の宝石/Sage's Stone》 †
通常魔法
自分フィールド上に「ブラック・マジシャン・ガール」が
表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから、「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。
遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神 付属カードで登場した通常魔法。
《ブラック・マジシャン・ガール》専用の《ブラック・マジシャン》召喚サポートカード。
ライフコストの代わりに使いやすさを犠牲にした《黒魔術のカーテン》といったところ。
発動に上級モンスターが必要となり、投入比率を意識して調整する必要がある。
しかし、1ターンで最上級モンスターを特殊召喚できるのは十分に強力である。
性質上、上級モンスターと最上級モンスターが同時に揃うことになるのは十分に強力。
さらに《黒魔術のカーテン》のような誓約効果もないため、追い打ちをかけやすい。
《ブラック・マジシャン》から《黒・魔・導》等につなげることができるため、コンボ性の高いカードであり、ポテンシャルの高いカードである。
上手く発動して展開すれば、かなりの破壊力を見込めるカードである。
《マジシャンズ・サークル》などを活用していけば発動の機会も増えるだろう。
- エラッタされたテキストには「デッキから『、』」と不要な読点がつけられている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナル「乃亜編」における「杏子vsBIG2(《ペンギン・ナイトメア》)」戦において登場。
彼女が俳優になりたいと思っているミュージカルの台本にもなったカードで、その縁でふとデッキに入れていた。
この時はなんとデッキに存在しない《ブラック・マジシャン》を特殊召喚出来るというとんでもない効果だった。
(厳密にはこのカードを《ブラック・マジシャン》として扱う効果ではあったが)
劇場版では実物のものに修正され、闇遊戯が使用している。
- 「杏子vsBIG2」戦が放送された時期は、ちょうど映画「ハリー・ポッターと賢者の石」が公開されていた時期だった。
作中に登場したミュージカル「ブラック・マジシャン・ガールと賢者の宝石」のタイトルから考えても、その影響を受けていると思われる。
また、その時期は遊戯王以外にもいろんなアニメで「賢者の石」に関するネタが使われていた。
- 神話・伝承において―
賢者の宝石(=賢者の石)とは、中世ヨーロッパの錬金術師が、鉛などの卑金属を貴金属(特に金)に変える際の触媒となると考えた霊薬である。
アニメGXでもこれを元ネタとする《賢者の石 サバティエル》というカードが登場した。
影丸との戦いで使用後は消滅するという、小説版「機械仕掛けの巨人」に登場した《未知の卵》のような存在でもあった。
この石の別名、もしくはこれによって生成される万能薬をエリクサーと呼ぶ。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果処理のタイミングで《ブラック・マジシャン・ガール》が不在の場合、どうなりますか?
A:不発にはなりません。《万華鏡−華麗なる分身−》とは処理が異なるので注意してください。