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 通常魔法
 (1):自分フィールドに「ブラック・マジシャン・ガール」が存在する場合に発動できる。
 手札・デッキから「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。

 [[遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神 付属カード>ゲーム付属カード#DM8]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[《ブラック・マジシャン・ガール》]]が存在する場合に[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。
 [[自分]][[フィールド]]に[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]が存在する場合に[[手札]]・[[デッキ]]から[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

 1[[ターン]]で[[上級モンスター]]と[[最上級モンスター]]を同時に並べられるのは強力。~
 [[1ターンに1度]]の制限や[[《黒魔術のカーテン》]]の様な[[誓約効果]]もないため、連続で展開できれば高い制圧力が見込める。~
 [[《黒・爆・裂・破・魔・導》]]の[[発動条件]]も満たせる。~
 [[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]するだけなら[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]にも対応する[[《融合派兵》]]や[[《マジシャンズ・ソウルズ》]]で十分である。~
 こちらは[[1ターンに1度]]の制限はないので、それらで[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を出した後に[[発動]]し、[[《黒・爆・裂・破・魔・導》]]の[[発動条件]]を満たすといった動きは狙える。~
 もっとも、先にそれらで[[《ブラック・マジシャン》]]を出し、[[《師弟の絆》]]を使うことでも[[発動条件]]は満たせる。~

 しかし[[発動条件]]に[[上級モンスター]]、[[特殊召喚]]先に[[最上級モンスター]]を必要とするため、投入比率を意識しなければ[[事故]]要因になってしまう。~
 このため[[蘇生]]などを駆使して[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を円滑に[[特殊召喚]]できる構築を心がけたい。~
 総[[攻撃力]]は下がるが[[《E・HERO プリズマー》]]で[[カード名]]をコピーする手もある。~
 なお、[[《魔導召喚士 テンペル》]]は[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を[[リクルート]]できても、[[誓約効果]]によりこの[[カード]]を続けて[[発動]]できない。~

-[[カード名]]は[[賢者の石>《賢者の石−サバティエル》]]をモチーフにしていると考えられる。~
賢者の石とは、中世ヨーロッパの錬金術師が、鉛などの卑金属を貴金属(特に金)に変える際の触媒となると考えた霊薬である。~
この石の別名、もしくはこれによって生成される万能薬を[[エリクサー>《E・HERO エリクシーラー》]]と呼ぶ。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「杏子vsビッグ2(大瀧)」戦において杏子が使用。~
彼女が俳優を志すきっかけとなったミュージカルのタイトルでもある[[カード]]で、その縁でふと[[デッキ]]に入れていた。~
この時はこの[[カード]]を[[《ブラック・マジシャン》]]として扱う[[効果]]だった。~
劇場版『光のピラミッド』では実物のものに修正され、闇遊戯が使用している。~
[[デュエル]]終盤、追い詰められた状況で[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]のデッキマスター能力「ソウル・サークル」によって[[手札]]に加えられ、後述の[[効果]]で[[《ブラック・マジシャン》]]となり見事逆転勝利を飾った。~

--劇場版『超融合!〜時空を越えた絆〜』では、[[自分]][[フィールド]]に[[《ブラック・マジシャン》]]が存在する場合に[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]できる、この[[カード]]と逆の[[効果]]を持った[[魔法カード]]《師弟の絆》が登場している。~
ただしこちらは[[守備表示]]で[[特殊召喚]]と、[[表示形式]]が決まっている。~
--アニメでの[[効果]]は[[発動]][[ターン]]のみ、この[[カード]]を[[《ブラック・マジシャン》]]扱いとして[[特殊召喚]]する[[効果]]であり、[[イラスト]]も異なっていた。~
この際、後方で[[デュエル]]を見ていた遊戯の[[デッキ]]から[[《ブラック・マジシャン》]]が現れるという演出がなされていた。~

--アニメDMの世界には「ブラック・マジシャンガール 賢者の宝石」というタイトルのミュージカルがあるらしい。~
中学生の時に杏子はこの作品を見て女優になりたいと思うようになり、その縁もあって[[デッキ]]構築の際に半ば思い付きで投入していた。~

---なお、このエピソードに従うと数年前の時点で[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]が有名な存在であったことになり、「バトルシティ編」でのパンドラの台詞とやや辻褄が合わない。~

---「ブラック・マジシャンガール 賢者の宝石」というタイトルは該当エピソードの放送当時に大人気だった映画『ハリーポッターと賢者の石』が元ネタと思われる。~

--劇場版『光のピラミッド』では[[OCG]]仕様になったものを「闇遊戯vs海馬」戦で闇遊戯が使用している。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスにおいては杏子のドロップ報酬として獲得でき、専用ボイスも存在する。~
また、期間限定イベント「タッグデュエルトーナメント」ではNORMALで[[プレイヤー]]と[[タッグ>タッグデュエル]]となる闇遊戯が、この[[カード]]を[[手札]]に出現させるスキル「黒魔術師の援護」を使用する。~
[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]が[[フィールド]]に居ればスキルが発動するため、専用ボイスと共に[[《ブラック・マジシャン》]]を即座に呼び出してくれる。~

**関連カード [#card]
-[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]
-[[《ブラック・マジシャン》]]

-[[《師弟の絆》]]

-[[《万華鏡−華麗なる分身−》]]

-[[《賢者の石−サバティエル》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神 付属カード>ゲーム付属カード#DM8]] GB8-003 &size(10){[[Secret]]};
-[[トーナメントパック2009 Vol.1]] TP09-JP011
-[[アドバンスド・トーナメントパック2014 Vol.1]] AT05-JP007
-[[決闘者の栄光−記憶の断片− side:武藤遊戯]] 15AX-JPM41  &size(10){[[N-Parallel]],[[Secret]]};
-[[決闘者の栄光−記憶の断片− side:武藤遊戯]] 15AX-JPM41 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]],[[Secret]]};
-[[遊戯王デュエルリンクス レジェンドデッキガイド 闇遊戯VS海馬瀬人 付属カード>書籍付属カード#LINKS]] LG01-JP014 

**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]処理のタイミングで[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]が不在の場合、どうなりますか?~
A:[[不発]]にはならず、[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]できます。~
//[[《万華鏡−華麗なる分身−》]]とは処理が異なるので注意してください。~
A:[[不発]]にはならず、[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]できます。(17/06/02)~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=5758

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